この記事の要約はこちら
・保険がわからない原因は「種類の多さ」「専門用語の難しさ」「公的保障との違いの理解不足」にある。
・自分のライフプランやリスクを整理し、必要な保障額・期間を明確にすることが保険選びの第一歩。
・保険には掛け捨て型と貯蓄型があり、目的や家計状況に応じて選ぶ必要がある。
・生命保険・医療保険・がん保険・就業不能保険・介護保険など、ライフステージごとに必要な保障は異なる。
・定期的な見直しと専門家への相談を活用することで、無駄なく最適な保険を維持できる。
「保険に入りたいけれど、選び方がわからない…」と悩む方は少なくありません。
生命保険や医療保険などは種類が多く、専門用語も難しいため、何を選んだらよいか迷ってしまうのは当然です。
営業担当者の提案をそのまま受け入れてしまい、「本当に自分に必要なのかな?」と後から不安になる人もいます。
しかし、保険の基本的な仕組みや種類を理解し、自分のライフプランに沿って必要な保障を考えることで、無駄のない最適なプランを選ぶことができます。
本記事では、初心者がつまずきやすいポイントを整理しながら、失敗しない保険の選び方をわかりやすく解説します。
納得のいく契約につなげるための第一歩として、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
保険の選び方がわからない理由は?
保険選びで悩んでしまう原因にはさまざまなものがあります。
まずはその理由を整理してみましょう。
・専門用語や内容が難しい
・必要な保障額・期間の判断ができない
・営業トークや広告で情報が偏る
・公的保障との違いが分かりにくい
保険の種類が多すぎて混乱する
保険がわからないと感じる最大の原因の一つは、商品数が多く複雑化しているためです。
生命保険には、死亡保険、医療保険・がん保険・介護保険など、多くの種類の保険があります。
さらに、複数の保障を組み合わせたパッケージ商品もあり、「結局どれが自分に必要なのか分からない」と感じる人も少なくありません。
本来は、それぞれの保険がカバーするリスクや目的に合わせて、ライフステージに応じて選ぶのが理想です。
しかし、種類が細かく分かれすぎていて、一覧で比較するだけでも大変なのが現状です。
まずは、大きな分類(生命保険・損害保険・医療やがんなどの第三分野)を理解し、自分の生活や将来に関わるリスクに絞り込むことが、混乱を避けて賢く保険を選ぶ第一歩になります。
専門用語や内容が難しい
保険には「特約」「解約返戻金」「責任開始日」など、日常生活ではあまり耳にしない専門用語が多く使われています。
さらに、契約時に説明される保障内容や支払条件も複雑で、「よく分からないまま話を聞いている」という人も少なくありません。
専門用語や仕組みに慣れていないと、同じような保険料でも会社ごとに保障範囲がどう違うのか判断するのは難しくなります。
だからこそ、基本的な用語に少しずつ慣れながら、疑問点はそのままにせず調べたり質問したりすることが大切です。
不安が残るときは、専門家に相談することで迷いを減らしていくと、納得のいく選択につながります。
必要な保障額・期間の判断ができない
保険は、自分や家族に万一のことが起きたときの経済的リスクを補う仕組みですが、「いくらの保障を」「どのくらいの期間」備えるべきか判断するのは簡単ではありません。
ライフステージによって生活費や貯蓄額が変わるため、余計に迷いやすいのです。
たとえば「収入を補う保障が必要か」「子どもの教育費を優先すべきか」など、家庭の状況によって考えるべきポイントはさまざまです。
そのため、将来の家族構成やライフプランを整理することで、必要な保障額や期間のイメージがつかみやすくなるでしょう。
また、保険は長期契約が多いため、加入時だけでなく定期的に見直すことで、常に自分に合った保障を維持できます。
営業トークや広告で情報が偏る
保険の広告や営業トークは、どうしても自社商品のメリットを強調する傾向があります。
そのため、他社の商品と同じ条件で比較できず、「お得そうに見えるから」「おすすめと言われたから」といった理由で選んでしまうケースも少なくありません。
しかし、その結果として実際の生活ニーズに合わない保険に加入してしまい、思ったほど役に立たない…ということもあるでしょう。
だからこそ、複数の情報を参考に、中立的な視点を持つことが大切です。
自分の課題に合った保障を軸に考え、そのうえでコストと保障内容のバランスを見極めることが、後悔のない選択につながるでしょう。
公的保障との違いが分かりにくい
日本には健康保険や厚生年金などの公的保障があり、病気やケガ、老後の生活をある程度カバーできる仕組みがあります。
とはいえ、給付額や対象範囲には限界があるため、「公的保障でどこまでカバーされて、民間保険はどこから必要なのか」が分かりにくく、保険選びを複雑に感じる人も少なくありません。
公的保障は基本的な部分を支える役割があり、民間保険は自分の状況に合わせて不足分を補えるのが強みです。
まずは「公的保障でどれだけカバーされるのか」を把握し、その上で足りない部分を民間保険で補うという考え方をすると、整理しやすくなるでしょう。
保険とは?基本な役割と仕組み
保険はお金を出し合ってリスクに備える仕組みですが、公的保障や民間保険など、種類や役割の違いは様々です。
まずは、保険の役割と仕組みについて、基本的な情報をおさらいしていきましょう。
公的保障と民間保険の違い
公的保障は、国が運営しており、健康保険や年金など、多くの人が加入している基本的な制度です。
収入や就業状況に応じて保険料が決まり、医療費の一部負担や老後の年金といった最低限の保障を提供してくれます。
一方、民間保険は、自分の希望やライフプランに合わせて自由に加入できるもので、公的保障だけではカバーしきれない部分を補う役割があり、入院費や先進医療、万一の死亡保障などを追加して備えられるのが一般的です。
まずは公的保障の範囲を把握し、その不足分を民間保険で補うのが賢い選び方です。
もし判断が難しいと感じる場合は、専門家に相談して自分に合った追加保障を見極めると安心です。
生命保険の保険料の計算方法は?
生命保険の保険料は、加入時の年齢・性別・健康状態に加え、選ぶ保障内容や保険期間によって決まります。
一般的に、若くて健康なほど保険料は安くなり、保障を手厚くすればその分高くなります。
また、保険の仕組みによっても違いがありますが、掛け捨て型(定期型)は保険料が比較的安い一方、満期を迎えても戻ってくるお金はありません。
貯蓄型(終身型)は保険料が高めですが、解約返戻金を受け取れる可能性があり、将来の資産形成にもつながります。
保険を選ぶときは「月々の負担」だけでなく、「将来の収支バランス」や「どの時点で保障が必要か」を含めて検討することが大切です。
・保障内容と保険期間
・掛け捨て型か貯蓄型か
年齢/性別/健康状態
生命保険の保険料は、保険会社が持つ統計データをもとに年齢・性別・健康状態などで区分されます。
一般的に、若い人ほど死亡率が低いため、保険料は安くなる傾向があります。
また、性別によっても差があり、同じ年齢でも男女で保険料が異なることがあります。
たとえば、女性の方が死亡率が低いとされるため、保険料が安くなるケースもあります。
ただし、この差は商品や保険会社によって異なります。
さらに、持病や生活習慣など健康状態によっては保険料が割増になる場合もあるため、加入時の健康診断や告知は正確に行うことが大切です。
これらの情報は、自分に最適な保険を選ぶ手がかりになるでしょう。
保障内容と保険期間
保険料は「どこまで保障するか」と「どのくらいの期間保障するか」で大きく変わります。
たとえば、死亡保障や医療保障を手厚くすればその分保険料は上がり、保障を絞れば負担は軽くなります。
また、保険期間を一生涯とする終身保険は、長く安心を確保できる一方、保険料は定期保険より高めです。
逆に、一定期間だけを対象にする定期保険は、子どもの教育費がかかる時期など、特定のライフステージに重点的に備えるのに向いています。
保険は一度入れば終わりではなく、必要な時期や家族構成の変化に合わせて見直すことが大切です。
自分のライフプランに沿って、保障内容と期間を調整していきましょう。
掛け捨て型か貯蓄型か
保険には大きく分けて「掛け捨て型(定期型)」と「貯蓄型(終身型)」があります。
掛け捨て型は一定期間の保障に特化しており、期間が終わると保障はなくなり、満期金も基本的にありません。
その分、保険料が割安で、大きなリスクに短期的に備えたい人に向いています。
一方、貯蓄型は長く契約を続けることで解約返戻金や満期保険金を受け取れる可能性があり、保障と同時に資産形成の役割も果たします。
ただし、掛け捨て型に比べて保険料は割高です。
どちらを選ぶかは「必要な保障」と「家計の予算」によって変わります。
まずは保険の目的をはっきりさせることで、自分に合ったタイプを見極めやすくなり、失敗を防ぐことができます。
| 掛け捨て型(定期型) | 貯蓄型(終身型) | |
| 保険料 | 割安で加入しやすい | 高めで負担が大きい |
| 保障期間 | 一定期間のみ(満期で終了) | 一生涯続く(終身保障) |
| 満期金・返戻金 | 基本的になし | 解約返戻金や満期保険金あり |
| 目的 | 短期間の大きなリスクに備える | 保障+資産形成を兼ねる |
保険料は若いほど安く、保障を広げたり期間を長くすると高くなります。
あなたの家計やライフプランに合った保障を一緒に整理してくれるので、迷いがぐっと減ります!
保険の主な種類を知ろう
保険には目的や対象となるリスク別にさまざまな種類があります。
死亡保障をメインとするものや、医療費や介護に対応するもの、あるいは老後資金を確保するものなど多岐にわたります。
まずは代表的な保険商品がどのような役割を持っているのかを知り、自分に必要なタイプを見極めることが重要です。
複数の保険を組み合わせることで、家族の将来まで幅広く備えることも可能になります。
自分のライフステージや家計状況に合った保険を選ぶために、下記のような代表的な保険の特徴を把握しておきましょう。
・死亡保険(生命保険)
・医療保険
・がん保険
・就業不能保険(所得補償保険)
・介護保険
・学資保険
・個人年金保険
・こども保険
死亡保険(生命保険)
死亡保険は、被保険者が亡くなったときに保険金が支払われる保険です。
主に「一定期間のみ保障する定期保険」と「一生涯続く終身保険」に分かれます。
家族の生活費や住宅ローンなど、遺された家族の経済的負担を軽くすることが大きな目的です。
特に子育て期やローン返済中の家庭では重要性が高くなるため、大きな保障を低コストで準備したいなら定期型、一生涯の安心を確保したいなら終身型、といったようにライフステージや家計に合わせて選ぶのがポイントです。
医療保険
医療保険は、入院や手術などの医療費に対して給付金が支払われる保険です。
日本の公的医療保険と組み合わせることで、高額な治療費の自己負担を大きく減らすことができます。
病気やケガの内容によって給付の対象や金額は異なるため、どの範囲まで備えたいかを明確にしておくことが大切です。
また、特約を付けることで先進医療の費用などもカバーできる場合があり、医療費による家計の負担を抑える有効な手段となります。
医療保険については、こちらの記事で解説をしています。
医療保険に入らないと後悔する?加入前に知っておきたい必要性や加入率を解説
がん保険
がん保険は、がんと診断されたときに治療費や入院費などを保障する保険です。
がんは治療が長期化することも多いため、医療費だけでなく治療中の収入減をカバーできる点が大きな特徴です。
商品によっては「診断一時金」「通院保障」「先進医療特約」など保障される内容が異なるため、複数の保険を比較して自分に合うものを選ぶことが重要になります。
がんに限定した保障ではありますが、公的医療保険だけではまかないきれない部分をしっかり補ってくれるため、安心のために検討する人が多い代表的な保険となっています。
がん保険については、こちらの記事で解説をしています。
がん保険は本当にいらない?後悔しないための判断基準をプロが徹底解説
就業不能保険(所得補償保険)
就業不能保険は、病気やケガで長期間働けなくなったときに収入を保障してくれる保険です。
急に給与が途絶えるリスクに備えられるため、生活の安定を守る有効な手段となります。
特に自営業者やフリーランスの方は、会社員のように傷病手当金がないため、この保険に加入しておくことで業務ができない期間の生活資金を確保しやすくなります。
加入するときは、「どのくらいの期間補償が続くのか」「支給が始まるまでの条件はどうか」などをしっかり確認しておくと安心です。
就業不能保険については、こちらの記事で解説をしています。
就業不能保険はいらないといわれる5つの理由|必要な人・不要な人の特徴は?
介護保険
介護保険は、高齢化が進むなかで注目されている保険で、公的介護保険だけではまかないきれない自己負担分や不足分を補うために利用されます。
要介護状態になったときに備えられて、介護サービス費用に充てられる「一時金タイプ」や「年金タイプ」などの商品があります。
長期間にわたって必要になる介護費用を補完してくれるため、老後の備えの一つとして需要が高まっています。
ただし、加入年齢が高くなるほど保険料も上がりやすいため、早めに検討しておくことで保険料を抑えられるメリットがあります。
介護保険については、こちらの記事で解説をしています。
民間の介護保険はなぜ必要?公的介護保険だけでは何が足りないの?
学資保険
学資保険は、子どもの教育費を計画的に準備するための保険です。
満期や進学時に給付金を受け取れる仕組みになっており、貯金感覚で積み立てられるため、多くの家庭で利用されています。
保険料の払込期間や給付金の受取時期は選べますが、受取額は払込総額や保険会社の運用状況によって異なります。
そのため、返戻率だけに注目するのではなく、子どもの進学時期や必要となる学費のタイミングに合わせてプランを選ぶことが大切です。
学資保険については、こちらの記事で解説をしています。
学資保険の選び方は?学資保険に加入するメリット・デメリットも解説!
個人年金保険
個人年金保険は、老後の生活資金を準備するために積み立てていく保険です。
多くの商品が「個人年金保険料控除」の対象となり、節税しながら資産形成ができる点がメリットです。
一定の年齢や期間から年金形式で受け取れるため、公的年金だけでは不安を感じる人にとって、安定した収入源となります。
ただし、途中で解約すると返戻金が大幅に減ってしまう場合があるため、無理のない範囲で長期的に続けられる資金計画を立てておくことが大切です。
個人年金保険については、こちらの記事で解説をしています。
個人年金保険はいつ入るのがベスト?何歳から入れる?加入前の疑問を一挙解決!
こども保険
こども保険は、学資保険に似た仕組みを持ちながら、子どものけがや病気に対する医療保障を組み合わせられる総合型の商品もある保険です。
子どもの成長に応じて必要な保障内容は変わるため、保険料は無理のない範囲で設定することが大切です。
また、契約内容によっては進学や成長の節目に祝い金が受け取れるタイプもあり、教育費や生活費のサポートとして活用できます。
保険を選ぶときの5つの基本ステップ
保険は、手当たり次第に保険商品を見比べるよりも、ステップを踏んで自分に必要な保険を絞り込む方法が有効です。
保険加入を検討する際の基本的なステップについて解説します。
・ステップ1:保険加入の目的を明確にする
・ステップ2:必要な保障内容を把握する
・ステップ3:必要な保障額・保障期間を確認する
・ステップ4:保障ごとに掛け捨て型か貯蓄型かを選ぶ
・ステップ5:保険会各社の複数商品を比較する
ステップ1:保険加入の目的を明確にする
まずは「なぜ保険に入りたいのか」をはっきりさせることが大切です。
死亡時の家族のための保障がほしいのか、医療費の負担を抑えたいのかといったように、目的によって選ぶ保険が大きく変わります。
漠然とした不安だけでは、具体的に必要な保険が定まらないため、ライフステージや家族構成、将来の働き方など自分に関係する要素を一度洗い出すと、保険の見極めがしやすくなります。
保険料も家計の出費となるため、優先度の高いリスクに絞ってカバーしていくのがおすすめです。
ステップ2:必要な保障内容を把握する
保険ごとにカバーできる範囲が異なるため、目的に合った保障内容を把握しましょう。
具体的にどんなリスクを保障してくれるのかが明確になれば、不要なオプションや特約を避け、無駄な保険料支出を抑えられます。
公的保障で間に合う部分は積極的に利用し、不足分を民間保険で補うのが最も効率的といえるでしょう。
家族に必要な保障と、自分個人に必要な保障とのバランスを考慮することも重要です。
ステップ3:必要な保障額・保障期間を確認する
自分がどのくらいの期間どんなリスクに備えたいのかを明確にすることで、商品の絞り込みがスムーズになります。
例えば、子どもが独立するまでの期間だけ保障を手厚くしたいのか、それとも老後までずっと保障を用意したいのかなどを決めましょう。
生命保険の場合、残された家族が困らないようにするための生活費や教育費などを考慮して、必要保障額を算出します。
医療保険なら、想定される入院や手術にかかるコストをベースに検討します。
必要保障期間や額はライフステージによって変わるため、定期的に見直しを行うようにすれば、いつまでも無駄なく安心を確保できるでしょう。
ステップ4:保障ごとに掛け捨て型か貯蓄型かを選ぶ
保険の支払い方針を決める上でも「掛け捨て型」と「貯蓄型」の違いは大きな要素です。
リスクが増える一定期間だけ保障を手厚くしたいなら掛け捨て型が適切です。
一方、将来受け取れるお金を確保しつつ長期間保障を確保したいなら、貯蓄型を選択するメリットがあります。
ただし、貯蓄型は保険料が高くなるので、家計の負担とのバランスが大切です。
必要な保障をそれぞれの型で選んで組み合わせることも可能なので、柔軟に検討してみましょう。
ステップ5:保険会各社の複数商品を比較する
目的や必要な保障額、型が決まったら、保険会社ごとに商品を比較し、それぞれのメリット・デメリットを見極めましょう。
特約の有無、保険料の支払方法、返戻率など、チェックすべきポイントは多岐にわたります。
同じ保障内容でも、保険会社が違えば保険料やサービス内容は大きく異なるため、複数社を比較することで自分に合った条件を見つけやすくなります。
商品比較はサイトや保険ショップ、ファイナンシャルプランナーへの相談など、さまざまな方法で行えます。
いずれにせよ、一括でまとめて比較するのがおすすめです。
保険を比較する際のチェックポイントは?
自分のライフプランや予算に合った保険を選ぶためには、以下のチェックポイントを押さえておくと、複数の商品を比較する際に分かりやすく整理できます。
・保障内容と保障範囲
・保険料と返戻率
・保険期間と保険料支払期間
・特約の有無や内容
保障内容と保障範囲
保険を選ぶとき、まずは自分が備えたいリスクにしっかり対応しているかを確認しましょう。
たとえば同じ医療保険でも、設定によって、入院日額や手術給付金の金額には大きな差が出ます。
また、生活スタイルや家計の状況に合った保障範囲であるかどうかも大切な判断基準です。
必要以上に特約をつけたり、実際には使わない保障を増やしたりすると、その分保険料が高くなってしまいます。
具体的なシーンを思い浮かべながら「この保険で自分や家族を守れるか」を確認することが、後悔しない保険選びにつながります。
保険料と返戻率
保険を選ぶときは、月々の保険料が家計に無理なく収まるかをまず確認しましょう。
特に貯蓄型の保険では、解約返戻金や満期保険金の返戻率も重要なポイントです。
将来、途中で解約する可能性があるなら「その時点でどのくらい戻ってくるのか」を把握しておくと安心です。
保険料は年齢・性別・健康状態によって変わるため、見直しや乗り換えをする際に金額がどう変化するかも意識しておく必要があります。
また、保障期間の長さと保険料の総支払額を確認することで、「どこまで保険にコストをかけるか」の判断がしやすくなります。
保険期間と保険料支払期間
保険期間は、自分や家族にとって必要なリスクに備えるために設定するものです。
たとえば、子どもが独立した後には大きな死亡保障が不要になるケースも多いため、必要以上に長期の契約を続けていないか確認することが大切です。
あわせて、保険料の支払期間も重要なポイントです。
たとえば「60歳までに保険料を払い終えて、その後は一生涯保障が続くタイプ」などもあり、老後の家計負担を軽くすることができます。
家計プランや定年退職のタイミングに合わせて保険料支払期間を選ぶことで、無理のない支払い計画を立てることができ、将来の安心につながります。
特約の有無や内容
特約とは、保険に追加できるオプションのようなもので、先進医療特約や三大疾病特約など、さまざまな種類があります。
自分が備えたいリスクをしっかりカバーできるかどうか、特約の内容をよく確認することが大切です。
ただし、不要な特約をつけすぎると保険料が上がってしまいますし、逆に必要な特約がなければ肝心なときに十分な保障が受けられないこともあります。
保険は自由にカスタマイズできるからこそ、あいまいに選ばず、特約ごとに「費用に見合った効果があるか」を見極めながら検討するのがおすすめです。
そんなときは、無料の保険相談で専門家に整理してもらうのがおすすめです。
あなたのライフプランに合わせて、必要な保障だけを分かりやすく教えてくれるので、ムダなく安心できる保険選びができますよ。
ライフステージ別おすすめ保険
ライフステージによって必要となる保障内容は大きく異なります。
各ステージごとにおすすめの保険を確認していきましょう。
・先取り貯金と預金口座の使い分け
・固定費の見直しと浪費削減
・NISA/投資信託などの長期運用を検討する
・ライフプランを考慮した保険の見直し
20代:独身のうちは医療保障を中心に検討
20代で独身の場合、万一のときに家族の生活費を支える必要性は低いため、高額な死亡保障は必ずしも必要ではありません。
その代わりに、病気やケガで働けなくなったときの収入減に備えられる医療保険や就業不能保険を中心に考えるのがおすすめです。
若いうちは保険料が割安で加入しやすく、将来結婚や出産などで家族構成が変わったときにも見直しやすいというメリットがあります。
また、貯蓄や投資を優先したい方であれば、最低限の医療保障にとどめ、その分を資産形成に回すという選択も合理的です。
関連記事
20代の保険料平均はいくら?月々の相場とおすすめの保険を解説!
30代:家族ができたら万が一の備えを充実
30代で結婚や出産を経て家族が増えると、万一のときの遺族の生活費や子どもの教育費を確保することが重要です。
そのため、この時期は死亡保険や収入保障保険をしっかり備えるのが基本です。
まずは必要な保障額を試算し、それに見合った保険を選びましょう。
さらに、自分が病気やケガで働けなくなるリスクに備えて、医療保険やがん保険も検討しておくと安心です。
ただし、この年代は住宅購入や子育てで支出が増えやすいため、保険料のかけすぎには十分に注意しましょう。
大きな保障が必要な時期と期間を見極め、掛け捨て型の定期型保険をうまく活用してコストを抑える工夫をするとよいでしょう。
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30代は生命保険に毎月いくら払ってる?適正な保険料を決めるためのポイントをわかりやすく解説
40〜50代:老後資金と働けなくなるリスクへの備え
40代以降になると、子どもの成長や独立に伴い必要な保障額が変化し、同時に老後資金の準備も意識する時期に入ります。
まだ住宅ローンや教育費が残っている場合は、死亡保障や収入保障保険を見直すことが重要です。
また、この年代からは自分自身の医療費や介護リスクに備える必要性も高まります。
医療保険を充実させたり、介護保険の加入を検討したりする人も増えてきます。
さらに、資産形成を兼ねた貯蓄型保険を取り入れる場合は、家計に無理のない範囲で保険料を設定することが大切です。
老後の安定と現在の生活のバランスを意識しながら、計画的に備えるようにしましょう。
関連記事
40代で保険に入っていないのはやばい?40代の保険加入の必要性やメリット・デメリットを解説
50代に生命保険はいらないって本当?医療費・死亡原因から考える必要性
60代以降:医療・介護保障を重視
60代を迎えると定年退職や年金生活が始まり、収入が大きく減るため、特に医療費や介護費用への備えが重要になります。
年齢を重ねるほど新規加入の条件が厳しくなる場合もあるため、早めの準備が安心につながります。
死亡保障については、家族構成や残された家族の生活状況によって必要性が変わります。
高額な保障を続けるよりも、実際に必要な分に絞って調整することが賢明です。
また、将来的に介護が必要になったときに備えて資金を確保したり、医療保険に介護関連の特約を追加したりすることで、家族の負担を軽減できます。
ライフスタイル別おすすめ保険
独身や子育て世代、老後の準備などライフスタイルに合わせて必要な保険は異なります。
同じ年齢でも、独身なのか子育て中なのか、あるいは早めにリタイアを考えているのかなどで、求める保険はまったく変わってきます。
ここでは代表的なライフスタイルごとに、主な目的や注意点、そしておすすめの保険を紹介します。
独身・子どもなし
独身で子どもがいない場合は、生活を支える家族がいないため、高額な死亡保険よりも自分自身が病気やケガをしたときの備えを優先するのが一般的です。
特に、長期入院や就業不能による収入減は大きなリスクとなるため、医療保険や就業不能保険で手厚く保障を確保しておくと安心です。
就業不能保険によって働けない期間の収入を補い、医療保険で入院・手術費をカバーすることで、家計が急に立ち行かなくなるリスクを減らせます。
さらに、先進医療特約をつければ治療の選択肢を広げることもできるでしょう。
また、結婚や子育てが始まる前の段階では、保険に過度な負担をかけず、貯蓄や投資に資金を回すのも合理的な選択です。
独身期における保険の基本は「医療保障」「就業不能保障」「葬儀費用程度の最低限の死亡保障」であり、無理のない範囲で必要最低限の保険を組み合わせることが、将来の自由度を守るポイントになります。
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子育て世代
子育て世代では、配偶者や子どもがいるため、万が一の際に家族が生活に困らないように死亡保障をしっかり確保することが重要です。
被保険者が亡くなった際に毎月あるいは毎年保険金が支払われる収入保障保険や、一定期間だけ大きな保障を確保できる定期死亡保険を活用して、子どもが小さい間の経済的リスクに備えるとよいでしょう。
さらに、医療保険やがん保険に加入しておけば、病気やケガで働けなくなった場合でも医療費や収入減をカバーでき、家計への負担を軽減できます。
また、教育費は想像以上に大きな支出となるため、学資保険や貯蓄を活用して計画的に備える必要があります。
ただし、保険料をかけすぎて家計全体を圧迫しないよう、生活費や教育費など必要最低限の支出をカバーできる範囲でバランスを取ることが大切です。
老後準備世代
老後準備世代では、子どもが独立した後や40〜50代に差しかかる頃から、医療費や介護費用といった新たなリスクに備えることが重要になります。
死亡保障については、これまでほど大きな額が必要なくなるケースも多いため、保障内容を見直すことで保険料を削減できる可能性があります。
また、老後の年金生活に備えて、個人年金保険や積立型保険の活用も有効です。
ただし、高齢になってから新たに加入する場合は、保険料が高額になりやすく、健康状態や既往症によっては契約が難しい場合もあるため、できるだけ早めに検討することが望ましいでしょう。
保険料が家計に理なく支払える範囲に収まるかを常に確認しながら、計画的に備えるこが大切です。
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保険選びに迷ったら専門家に相談
自分の状況に合った保険を知るには、ファイナンシャルプランナー(FP)や保険ショップでの無料相談も有効です。
相談時には、自分の家族構成や収入、将来の希望などをできるだけ具体的に伝えると、自分で調べるよりはるかに効率良く、的確なアドバイスを受けられます。
無料相談サービスのメリット
保険代理店や保険ショップの無料相談では、複数の保険会社の商品を一度に比較できるケースが多いでしょう。
個々の保険会社の窓口に行く手間を省きながら、多角的な検討ができるのは大きなメリットです。
担当者によっては家計全般のアドバイスをしてくれることもあるため、保険料の適正化や将来設計の見直しなど、幅広い視点でサポートを受けられます。
インターネットで商品の情報収集をすることも有効ですが、気になる疑問点をその場で質問できるという対面・オンライン相談の利便性は大いに活用できます。
保険の見直しポイントと専門家に相談するメリット
加入中の保険が本当に自分のニーズや家族状況に合っているかどうか、定期的に確認することが大切です。
特にライフステージが変わった際には、大幅な見直しが必要になるケースもあります。
専門家に相談すれば、不要な保障が含まれていないか、あるいは逆に不足している保障がないかを客観的に診断してもらえます。
数多くの保険商品を経験している専門家の知見を活用することで、わからない部分を解消しつつ、最適なプランを組み立てやすくなるのが最大のメリットです。
よくある質問(FAQ)
初めて保険を検討する人が抱きがちな疑問や、よくある質問をまとめました。
保険選びの参考にしてください。
そもそも生命保険は必要?必要なら何歳から入るべき?
生命保険は、万が一のときに残された家族の生活を支えるためには重要な仕組みです。
結婚や出産など家族が増えた段階で加入を検討する人が多いですが、若いうちに加入すると保険料が安いというメリットもあります。
ただ、独身で家族を養わない人には、必ずしも高額な生命保険が必要とは限らないため、ライフステージごとに必要な保障額を踏まえて、保険加入の適切な時期を判断するようにしましょう。
年齢や相談タイミングに正解はありませんが、将来のリスクや家族構成の変化を見据えて早めに準備するのが安心です。
掛け捨て型と貯蓄型、どちらが効率が良い?
「効率が良い」の判断基準は、その人が保険に何を求めるかによって変わります。
できるだけ低コストで大きなリスクにだけ備えたいなら、掛け捨て型が向いています。
将来の資産形成を兼ねたいなら貯蓄型が選択肢になりますが、保険料が高くなるため、他の投資商品との比較も有効です。
自分の優先順位を明確にし、支払える保険料と得られる保障を天秤にかけて検討するのがおすすめです。
初めての保険、どんな保険を検討したらよい?
初めて保険を検討する場合でも、まずは自分が負担に感じるリスクを洗い出すことが重要です。
たとえば、働けなくなったときの収入減が怖いなら就業不能保険、医療費の支出が不安なら医療保険が候補になります。
死亡保障は家族構成によって重要度が変わるので、必要性に応じて定期型・終身型を選択しましょう。
迷う場合は医療保険や定期型の死亡保険など、基本的なリスクに対応できる保険を中心に比較し、少額から始めるのも一つの方法と言えるでしょう。
ネット保険と対面保険、どんな違いがある?
ネット保険は人件費や店舗費用を抑えている場合が多いため、保険料が安めに設定されている商品が目立ちます。
一方、対面保険は担当者から直接説明を受けられるため、わからないことをその場で解消しやすい利点があります。
ネット保険の場合、手軽に申し込みができる反面、条件を自分でしっかり確認しないと、保障の抜けや自分に合わない保証を選んでしまうリスクもあるでしょう。
不安があれば対面相談を選び、ある程度知識があるならネット保険で比べてみるなど、状況によって使い分けるのがおすすめです。
保険を見直す必要はある?
保険は長期契約が多いからといって、一度加入したら一生そのままでいいというわけではありません。
ライフステージの変化、家族構成や収入の増減などに応じて、保障内容が合わなくなることもあります。
また、見直しによって保険料を抑えたり、逆に必要な保障を手厚くできたりすることもあるため、保険ショップやファイナンシャルプランナーに相談し、アドバイスを受けるのもよいでしょう。
定期的に契約内容を確認し、時期を見て必要に応じて更新や切り替えを行うことを習慣化することが大切です。
まとめ
保険はライフプランや家族構成などにより必要な保障が大きく異なります。
まずは目的をはっきりさせ、自分に合った保険をしっかりと選ぶことが重要です。
自分のライフステージやリスクを明確にしたうえで、保険の種類や保障額、保険期間などをニーズに合わせて絞り込むことが大切です。
自分ではよく分からないという人は、専門家への相談や無料サービスの活用をうまく取り入れて、自分や家族の大切な将来を守るための保険を賢く選択するとよいでしょう。
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