学資保険
  • 公開日:2024.10.10
  • 更新日:2025.11.13

子供2人の学資保険★メリット・デメリットや契約する際の注意点とは?

子供2人の学資保険★メリット・デメリットや契約する際の注意点とは?

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子供2人の学資保険に関する情報をご紹介します。学資保険は子供の教育資金確保として多くの方が加入している保険です。しかし、柔軟性のなさや元本割れのリスクなどもあるため、各家庭の収支に合った選択が求められます。メリット・デメリットをきちんと理解し、ライフプランの設計を明確にした上で、加入を検討することがポイントです。

この記事の要約はこちら

・学資保険の主な目的は子供の教育費を計画的に準備すること
・学資保険には約6割の家庭が加入している
・子供2人で学資保険に加入すると兄弟割引が使える商品もある
・子供2人を学資保険に加入させることで経済的な負担は上がる
・計画的な貯蓄のためにライフプランの作成が必要になる

子供の教育費用の確保は、親にとって大きな課題の一つです。

文部科学省の調査では、幼稚園から高校まで公立で進学したとしても、子供一人で約160万円の教育費がかかり、大学進学の場合はさらに費用はUPします。

学資保険は貯蓄と保障を兼ね備えた教育費用の準備手段ですが、メリット・デメリットを理解した上で、加入を検討することが必要です。

子供が2人いる場合、学資保険はどうするべきなのか悩むことも多いはず。

この記事では子供2人を学資保険に加入させる場合の注意点などをご紹介します。

学資保険の基礎知識

『学資保険は子供のための保険』ということは知っていても、どんな特徴を持った保険なのかわからないという人は少なくありません。

学資保険とはどんな保険なのか、特徴や必要性などについてご紹介します。

学資保険とは?

学資保険とは、生命保険会社が販売している子供の学費を貯めるための保険です。

契約時に定めた保険料を払い込むことで、子供が一定の年齢になったときに、『祝い金』『満期金』という名目でまとまった額の給付金を受け取ることができます。

また、契約者(親など)が万が一死亡や高度障害になった場合、それ以降の保険料が免除されるという特約が付いている商品がほとんどです。

生命保険料控除の対象となることが多いため、保険料を支払うことで所得税や住民税の軽減を図ることもできます。

学資保険は、保険の保障機能も備えていますが、運用利率や契約内容をよく確認することが重要なポイントです。

学資保険の目的

学資保険の主な目的は、子供の教育費を計画的に準備することです。

1. 教育資金の確保

子供が小学校、中学校、高校、そして大学と進学するにあたって、学費や関連する費用が必要です。

学資保険は、子供の教育にかかる費用を計画的に貯蓄し、進学時にまとまったお金を受け取ることを目的としています。

2. 教育資金の負担軽減

子供の進学にはまとまった資金が必要です。

学資保険を活用することで、毎月保険料を支払うことで将来の資金を少しずつ貯めていくため、急な出費を避け、家庭の経済的負担を分散することができます。

3. 親の万が一の際の保障

学資保険には、親(契約者)が死亡したり、高度障害になった場合、それ以降の保険料の支払いが免除される特約がついている商品が多いです。

この特約により、親に万が一のことがあっても、子供の教育資金が確保される目的もあります。

学資保険の目的は、子供の将来の教育費を確実に準備し、家族の経済的負担を軽減することにあります。

また、親に万が一のことがあった場合でも、子供が安心して進学できるような仕組みを提供することも重要な目的の一つです。

なぜ学資保険が必要なのか

学資保険の必要性は、子供の教育費を計画的に準備し、家庭の経済的負担を軽減する点にあります。

特に大学進学や私立学校への進学では多額の費用が必要となり、まとまった資金を急に用意するのは困難であることがほとんどです。

学資保険は毎月の保険料支払いによって資金を長期的に積み立てることができ、子供の進学時期に確実に給付金を受け取ることが可能なため、貯蓄に苦手意識のある人でも計画的に教育資金を準備することができます

また、親が万が一の事態に見舞われた場合でも、保険料が免除される特約があり、教育資金を保障する仕組みも整っています。

一定の教育資金を確保するためには、学資保険を活用することが求められるといえるでしょう。

学資保険に加入している人の割合は?

インターネットアンケートサービス「gooリサーチ」が実施したアンケートによると、10歳未満の子供がいる家庭の学資保険加入率は以下のように報告されています。

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参考:学資保険に関する調査|NTTコム リサーチより筆者作成

約6割の家庭が学資保険に加入しており、『加入していない』と回答した人も「学費のために貯金をしている」「必要だとは思うが保険料を支払うのが困難」など、教育費用の準備に対する関心度の高さは同じという結果でした。

また『加入している』と回答した人の8割は、「必要性を感じて加入した」との報告も。

子どもの教育資金に関して、早い段階から準備している人が多いことがわかります。

子供2人で学資保険に加入するメリット

子供が2人いる場合、確実に教育資金を確保するためには、2人とも学資保険に入ることがベストです。

貯金で賄えれば問題はありませんが、なかなか難しいのが現状。

子供2人で学資保険に入るメリットを紹介しますので、ぜひ検討の際の参考にしてください。

子供2人で学資保険に入るメリット

・割引のある商品もある
・万が一の事態にも備えられる
・税制上の優遇措置がある
・計画的に積立ができる

 

割引のある商品もある

子供2人で学資保険に加入するメリットとして注目したいのは、兄弟姉妹で加入すると保険料が割り引かれる商品があるということです。

保険会社や保険商品によって割引率は異なりますが、保障額が変わらずに保険料が割り引かれるということは、返戻率がUPする結果になります。

兄弟姉妹の加入による割引がない商品もあり、割引には条件があることがほとんどです。

学資保険を扱う保険会社に確認してみましょう。

万が一の事態にも備えられる

学資保険の必要性でも述べた『万が一の事態』とは、契約者(親など)の死亡や高度障害になった場合などです。

学資保険は、契約者が死亡・高度障害になった場合、保険料の支払いが免除され、契約時に定めた金額を子供が受け取ることができます

学資保険は保障と貯蓄を兼ね備えた保険商品のため、教育資金確保の手段としては非常にメリットが大きいといえるでしょう。

税制上の優遇措置がある

学資保険の保険料は、生命保険料控除の対象のため、税制上の優遇措置が得られます。

子供2人分の学資保険に加入することで、控除額が増え、節税効果が大きくなることも。

また、受け取り金額においても一時所得控除の対象となります。

銀行などの預貯金では得られない節税効果のあるメリットを持っているのが、学資保険なのです。

計画的に積立ができる

学資保険のメリットには、計画的に積立ができることも挙げられます。

学資保険は定期的に決まった額を支払うため、無理なく貯蓄ができ、銀行の預金のように引き出すこともできません。

『貯蓄が苦手』という方には、強制力を持った学資保険はメリットの大きい手段の一つです。

子供2人を学資保険に加入させるデメリット

学資保険が必要なことはわかっていても、子供2人を加入させることにデメリットはないのでしょうか?

メリットだけではなく、デメリットがあることも理解した上で、加入を検討してください。

子供2人を学資保険に加入させるデメリット

・費用の負担が大きくなる
・元本割れする可能性がある
・柔軟性が低い

 

費用の負担が大きくなる

学資保険に子供2人を加入させる最大のデメリットは、費用の負担が大きくなることです。

加入する年齢にもよりますが、0歳で加入した場合の保険料の相場は約1万円。

これは満期保険金を大学進学時の費用として、200~250万円に設定した場合の金額です。

保険金を増額したり、加入する年齢が高くなったりすれば、負担はさらに増大します。

学資保険は短期間ではなく、長期間払い続けることを前提とした商品のため、費用的な負担が大きくなることを理解しておきましょう。

元本割れする可能性がある

学資保険の元本割れは大きなデメリットです。

元本割れとは、支払った保険料総額よりも受け取る満期金や給付金が少なくなるリスクのことです。

特に低金利の時代では、返戻率が100%を下回ることがあり、貯蓄効果が期待できないことがあります。

また、契約を途中で解約すると、解約返戻金が払込保険料を大幅に下回り、損失を被る可能性が高くなります

学資保険は計画的に長期間運用しない限り、元本割れのリスクが避けられない点に注意が必要です。

柔軟性が低い

学資保険には柔軟性が低いというデメリットもあります。

契約時に受け取り時期や金額が固定されるため、急な教育費の変動や、他の目的に資金を使いたい場合でも対応できません。

また、契約期間中に保険料の支払い額や期間を変更することが難しく、家計に予期せぬ変化があった場合でも見直しが困難になります。

子供2人分の保険料負担が、家庭の収支に大きな影響を及ぼすというデメリットが考えられるでしょう。

学資保険のお悩みについては、保険のプロに相談をし進めることをお勧めします。

学資保険の相談でお得なキャンペーンを展開している保険相談サービスをまとめた記事も参考にしてみてください。
関連記事:学資保険の相談でプレゼントがもらえる?おすすめのキャンペーン一覧

学資保険に子供2人加入するときの注意点

子供2人の学資保険加入を検討するときには、事前に注意したいポイントを押さえておく必要があります。

加入しても途中解約することになれば、元本割れなどの大きなリスクを背負うことになります。

3つの注意点をご紹介しますので、チェックしてみてください。

学資保険に子供2人加入するときの注意点
・保険料の負担をシミュレーションする
・契約内容を慎重に選ぶ
・他の教育資金準備手段と比較する

 

保険料の負担を事前にシミュレーションする

子供2人を学資保険に加入させるときは、保険料の負担を事前にシミュレーションすることが大切です。

ちなみに、文部科学省が発表した学習費総額は下記のように報告されています。

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出典: 令和3年度子供の学習費調査の結果について|文部科学省

上記の教育費を参考に、学資保険の保険料を支払って収支のバランスを取れるかどうか、保険金額はいくらにすれば良いのか、などを他の支出などと合わせて検証してみましょう。

子供2人分の学資保険に加入すれば保険料が2倍になるため、家計に無理のない範囲で計画を立てることが重要です。

契約内容を慎重に選ぶ

学資保険に子供2人を加入させるときは、契約内容を慎重に選びましょう。

学資保険といっても複数の保険会社が商品を販売しているため、それぞれ特徴や内容が異なります

近年では見積りが一括でできるサイトなどもありますが、保険に関して詳しくなければ見極めることは難しいものです。

自分たちの条件をまず明確にした上で、どの商品が適しているのかを検討して選択することが重要になります。

他の教育資金準備手段と比較する

学資保険以外の教育資金を準備する手段があることも理解し、比較してみることもポイントです。

学資保険以外の主な教育資金の準備手段をご紹介します。

教育資金の準備手段 概要・特徴
積立型の投資信託 ・毎月一定額を積み立てながら運用する方法。
・長期間の運用によって利回りが期待でき、学資保険よりも高いリターンを得られる可能性がある。
・リスクはあるが、分散投資でリスクを抑えることが可能。
つみたてNISA ・日本の投資信託を対象とした個人向けの節税制度。
・特定の条件下で投資による利益が非課税となり、所得税および住民税の非課税期間がある。
・長期間にわたる資産形成を考える人におすすめ。
定期預金 ・金利は低いが、確実に元本を守りながら貯蓄できる。
・教育資金が必要な時期に合わせて満期を設定できるので計画的。
財形貯蓄制度 ・返戻率の高い保険に加入し、それを教育資金として使う方法。
・保険の種類によっては、一定の年数で解約することで学資保険よりも高い返戻金を得られる場合がある。
生命保険の活用 ・返戻率の高い保険に加入し、それを教育資金として使う方法。
・保険の種類によっては、一定の年数で解約することで学資保険よりも高い返戻金を得られる場合がある。
個人型確定拠出年金
(iDeCo)
・親自身が老後資金を効率よく貯めるためにiDeCoを活用し、その分を教育費に充てることも可能。
・iDeCoは所得控除や運用益非課税といった税制優遇があり、節約できた分を教育費に回すこともできる。

教育資金の準備にはさまざまな方法があります。

各家庭の状況に合った手段を選択し、無理のない資金計画を立てられるようにしましょう。

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子供2人の学資保険・迷ったときはどうする?

子供2人の学資保険をどうするか…迷ったときの方法は2つです。

子供2人の学資保険・迷ったときはどうする?
・自分で勉強してみる
・ファイナンシャルプランナーに相談する

 

まずは、自分で勉強をしてみること。

子供にかかる費用を捻出するためには、お金に関する勉強をすることも重要です。

学資保険の契約内容の比較や、将来のライフプランの設計ができれば、自分達に合った方法が見つかります。

ただ、自分ではなかなか勉強が難しいという場合の方が多いかもしれません。

そんなときは、お金のプロであるファイナンシャルプランナーに相談することをおすすめします。

ファイナンシャルプランナーというと『保険だけ』というイメージが強いかもしれませんが、彼らはお金に関する専門家です。

保険以外にもライフプランの設計など、お金全般の相談が可能なので、各家庭に合った準備方法を一緒に見つけ出してくれます。

早い段階で専門家にアドバイスをもらうことで、将来的に安心することができるでしょう。

まとめ

学資保険は加入しておくことがベストですが、さまざまな理由で途中解約をするケースがあることも事実です。

教育資金の準備方法は複数あるため、自分たちで判断ができないという場合は、金融の専門家であるファイナンシャルプランナーに相談してみましょう。

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