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  • 公開日:2026.2.16
  • 更新日:2026.2.16

【猫のリンパ腫】治療費用はどれくらい?抗ガン剤費用や治療法も解説

【猫のリンパ腫】治療費用はどれくらい?抗ガン剤費用や治療法も解説

【PR】この記事には広告を含みます

猫のリンパ腫の症状・原因から抗がん剤治療の内容や治療費、予防法、ペット保険の選び方までを獣医療情報をもとにわかりやすく解説します。

この記事の要約はこちら

・猫のリンパ腫は猫に多い悪性腫瘍で、全身性の病気のため抗がん剤治療が主流
・抗がん剤治療は完治目的ではなく、延命とQOL維持が目的で、1クール約30~50万円かかる
・症状や発生部位は多様で、体重減少は多くのリンパ腫に共通する重要なサイン
・原因にはFeLV・FIV感染やたばこの副流煙などがあり、ワクチンや完全室内飼いで予防が可能
・長期治療になるため、通院補償が手厚いペット保険への加入が費用面での備えとして有効

猫のリンパ腫の抗がん剤治療費用は、状態にもよりますが1クール30~50万円程度が必要になります。

リンパ腫は猫の腫瘍の中で最も多く、全身性の疾患のため抗がん剤治療が主流になります。

動物医療の発達もあって、近年猫の寿命も延びてきています。

家族になった猫ちゃんと長く一緒に過ごせることは幸せです。

一方で、猫もヒトと同様に長生きをすれば病気のリスクもあがってきます。

猫の死因の一位は「がん」ですが、今回はその中の一つ猫のリンパ腫のお話です。

この記事では、
・猫のリンパ腫の症状と原因
・猫のリンパ腫の治療と治療費
・猫のリンパ腫を予防するために飼い主のできること

について解説します。

この記事の目次

「リンパ腫」とは

リンパ腫とは、白血球の一部であるリンパ球が腫瘍性に増殖するがんの一種です。

リンパ球は血管やリンパ管を通って全身を巡っているので、一カ所で発見されると、すでに全身に広がっていることが懸念されます。

猫のリンパ腫の主流は抗がん剤治療ですが、治療の目的は完治を目指すのではなく延命と猫のQOLの低下を防ぐことです。

猫のリンパ腫はどんな病気?

リンパ腫は、猫に発生する腫瘍の三分の一を占め、完治することはない死亡率の高い病気です。

リンパ腫という言葉には「悪性」という意味が込められており、良性腫瘍ではありません。

ここで少し、リンパについて説明します。

リンパの正体は何?

リンパ球は主に骨髄で作られる血液成分の一つです。

リンパの正体
血液の成分 ・赤血球
・白血球
・血小板
・血漿
白血球の成分 ・好中球
・リンパ球
・単球
・好酸球
・好塩基球
リンパ球の成分 ・B型リンパ球
・T型リンパ球
・ナチュラルキラー細胞
B型リンパ球 ・T型リンパ球
・ナチュラルキラー細胞

リンパ球は白血球の成分の一つで免疫機能を担っています。

リンパ球は血液の流れに乗って全身を巡ります。

血液は隅々の細胞に栄養を届けるために毛細血管から浸みだし、その後再吸収されますが血管の中に戻れなくなったものがリンパ液(血漿・リンパ球)です。

リンパ液は、血管に沿うように全身に張り巡らされたリンパ管(血管より細く柔らかい)に吸収されるという仕組みになっています。

リンパ管にはいくつかのポイント(リンパ節)が存在しており、異物などが侵入すると攻撃をするために近くのリンパ液がリンパ節に集まります。

体の表面を触ってわかりやすい比較的大きなリンパ節は顎(下顎リンパ節)、喉の下・首の付け根あたり(浅頚リンパ節)、脇(腋窩リンパ節)、足の付け根(鼠経リンパ節)、膝(膝窩リンパ節)です。

リンパ節が腫れるとコリコリとした動く塊が触れます。

リンパ節の役割

・リンパ管内のウイルスや異物をせき止めて戦う~リンパ節が腫れる
・皮膚から入ってきた細菌・リンパ管内にある不要物のろ過

リンパ球は、リンパ節のほかにも胸腺・消化器・皮膚などにも多く存在しています。

リンパ腫は特定のタイプのリンパ球が癌化して増殖し、炎症に関係なくリンパ節が腫れてしこりを作ったり、皮膚や内臓などに病変が生じます。

リンパ腫は、日ごろからリンパ球の集まっているリンパ節・胸腺・消化器・皮膚などに多く見られます。

リンパ腫にはさまざまなタイプがありますが、猫に多いのは消化器型(胃腸に腫瘤ができる)、鼻腔型(鼻の中がリンパ腫の塊で埋め尽くされるタイプ)です。

タイプごとに治療法が異なり、多くのバリエーションがあります。

リンパ腫はヒトでは完治できる病気ですが、動物ではまだその域に達していないのが現状です。

猫のリンパ腫の原因は?

リンパ腫に限らず「がん」は遺伝子に傷がつくことで発症しますが、さまざまな要因が関係しています。

例えばウイルス感染・放射線や紫外線・ある種の薬剤・ホルモン・炎症性疾患・加齢など、複数の因子が関係しあって発症します。

その中でも猫のリンパ腫の発症に深く関係しているものは以下の3つです。

これらは発生要因であることが統計的に証明されています。

猫のリンパ腫の原因
・猫白血病ウイルス(FeLV)
・猫エイズウイルス(FIV)
・たばこの副流煙

猫白血病ウイルス(FeLV)

猫白血病ウイルス(FeLV)は、持続感染している猫の20%に発症。

発症率はFeLV陰性猫の60倍と言われている。

猫エイズウイルス(FIV)

猫エイズウイルス(FIV)は、免疫機能が低下しているため発症しやすい。

発症率はFIV陰性猫の5倍。

たばこの副流煙

たばこの副流煙は、副流煙を浴びていない猫に対して発症率は2.4倍。

猫のリンパ腫の症状・治療法は?

猫のリンパ腫は発生部位によって症状や治療法も異なります。

猫のリンパ腫の検査と診断

様子がおかしいと動物病院を受診すると獣医師は「症状を聞いて」「兆候をとらえて」「病気を疑うなら検査」をします。

猫のリンパ腫・検査

STEP1~5は、治療開始前に行う検査です。

治療を開始すると⑥⑦を常にチェックしながら治療をすすめていきます。

④採取した検体の組織検査をすることで治療の方針を決定します。

STEP1,
問診・触診:飼い主さんより状況を聞く(「いつから」「どうなったのか」など)
触診:しこり、目、舌、歯茎の色、体温、呼吸数など


STEP2,
血液検査
治療前に体の状態を調べるため


STEP3,
画像診断
脾臓・肺・腸の様子を調べるために画像診断(レントゲン エコー)など


STEP4,
(確定診断のための)
針生検 組織診


STEP5,
画像診断
リンパ腫がどこまで広がっているか 目的にあった方法で画像診断


STEP6,
(抗がん剤副作用チェックのため)血液検査


STEP7,
(治療効果確認のための)画像診断

検査結果からわかること

組織検査の結果次のようなことが判明します。

  • 悪性度(低悪性度・中間悪性度・高悪性度)
  • 免疫学的分類(T細胞性リンパ腫・B細胞性リンパ腫)

悪性度は低い方が良好で、免疫学的分類ではB細胞性リンパ球の方が一般的には良好とされています。

発生部位によって分けられる

リンパ腫の発生部位による分類と症状~主なもの

  平均年齢 症状
前縦隔型 3~5 胸にしこりができる、
胸水、嚥下困難、呼吸困難、咳、など
消化器型 10~12 胃や腸にしこりができる、
嘔吐、下痢、食欲、不振、体重減少
多中心型 1~4 体の表面のリンパ節が腫れる、
元気消失、体重減少、症状ないこともある
多中心型 腎臓 7.5 沈鬱、体重減少、多飲多尿、
中枢神経系を侵すこともある
皮膚 10~12 強い痒み、脱毛、皮膚の硬化、
潰瘍、丘疹など
鼻腔 9~12 鼻の中のリンパ節が腫れ、
鼻汁、鼻出血、呼吸困難、顔面変形

多くのリンパ腫で共通する症状は「体重減少」です。

これは「癌悪液質」と言い癌における症状の一つです。

悪疫質とは
癌細胞が周囲の細胞の正常な活動を妨げ栄養摂取も阻害するため、結果として体力を消耗し体を衰弱させます。
このことが「体重減少」の原因となります。

治療法

リンパ腫の治療には化学療法(抗がん剤治療)・外科療法・放射線療法がありますが、リンパ腫は全身性の疾患のため、化学療法が中心です。

一部のリンパ腫では外科療法を行ったり、鼻腔型では放射線療法が選択されます。

猫のリンパ腫を治療する理由は・・・

リンパ腫は全身性の癌で根治はできません。

通院や検査が続くと費用負担も大きくなるため、ペット保険アドバイザーのLINEからできる無料診断で、今の備えを確認しておくのもひとつの方法です。
マネモちゃん
マネモちゃん

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治療を始める前に知っておきたいこと

【抗がん剤治療とは?概要】
・抗がん剤治療は寛解を目指す延命治療
・多くは半年以内に再発
・再度抗がん剤治療をするが効き目は落ちる

【選択肢として考えること】
・治療をするか・しないか
・ステロイドのみを使用して緩和治療をするか
・抗がん剤治療をするか

【知っておきたいこと】
・抗がん剤治療の目標とする期間は約半年(ワンクール)
・治療費は50万円程度かかる
・計画している治療は最後までやる(症状が軽減しても続ける)
・よくなっても(寛解)その期間はわからない

完治することはない猫のリンパ腫ですが、寛解(かんかい)すると見違えるように元気になって従来の生活を取り戻せることがほとんどです。

また、猫のリンパ腫には抗がん剤治療が効果的で症状の改善が高確率で認められますが、その期間がどれだけ続くかはわかりません。

短いと数週間、1年以上元気に暮らせる子ももちろんいます。

予後に関して言うならば猫は犬に比べて厳しい状況と言えるでしょう。

どのような方法を選択するかは、上記のことを踏まえて飼い主さんが判断するしかありません。

猫のリンパ腫治療

治療法はリンパ腫の種類によって異なります。ここでは最も一般的な治療法例について説明します。

全身性の抗がん剤による治療になりますが、使用する薬の種類や投与頻度などの計画書(マニュアル化されたもの)を「プロトコール」と呼びます。

主な抗がん剤

ステロイドホルモン(プレドニゾロン)
抗がん剤ではなく免疫を抑えたり炎症を鎮める薬。
リンパ腫はこの薬剤によく反応するので抗がん剤として使用。
効果は長期に続かないので、初期もしくは他の抗がん剤が使用できないとき、緩和ケアにも使用される。

L-アスパラギナーゼ(ロイナーゼ)
リンパ腫の細胞が必要とする栄養素を分解する酵素薬。
リンパ腫以外の細胞には無毒なので副作用はなし。
効果は長続きしない。
治療の初期など、弱った体力を回復させる時期に使用。

ドキソルビシン(アドリアシン)
リンパ腫に対して最も強力な抗がん剤。
頻度は高くないが、嘔吐・下痢・白血球減少などがみられる。
1時間ほどかけて注射

ビンクリスチン(オンコビン)
リンパ腫に対して中程度の効果がある抗がん剤 注射薬

サイクロフォスアミド(エンドキサン)
リンパ腫に対して弱い効果のある抗がん剤
注射・内服 通院が大変な場合内服することも可

その他にもいろいろな抗がん剤があり、通常2つ以上の抗がん剤を組み合わせ(多剤併用療法)治療効果をあげます。治療にはいくつかのプロトコールがあります。

最も標準的に使用されているのがウィスコンシン大学(UW-Madison)プロトコールと呼ばれるものです。

ビンクリスチン L-アスパラキナーゼ プレドニゾロン ドキソルビシン サイくロフォスアミド 治療期間6カ月

はじめの2カ月は毎週、その後の4カ月は2週に1回の治療を行う、ワンクール6カ月のものが多く、その後はリンパ腫の再燃がみられるまで無治療で経過観察をします。

通常は治療終了後3~4カ月で再燃がみられ、治療が再開されます。

リンパ腫治療の流れ

リンパ腫の治療は「導入」「維持」「再導入」「レスキュー」という時期があります。

以下の段階を踏まえながら、病気と闘う力が落ちてきます。

STEP1,
導入期
治療をしてよくなる


STEP2,
維持期
無治療で1カ月に1回状態をチェックしながら過ごす(元気)


STEP3,
維持期
この期間がだんだん短くなってくる


STEP4,
レスキュー
再燃を繰り返し、だんだん薬も効かなくなり他の薬剤を使用

抗がん剤の副作用

抗がん剤は増殖の盛んな細胞に作用するため、増殖の盛んな正常な細胞にもダメージを与えます。

活発な増殖を繰り返す細胞は骨髄、消化管粘膜、口の中の粘膜、毛根などがあげられます。

・骨髄:白血球や血小板の減少(感染しやすくなる、一週間から10日で症状が出る)
・消化管粘膜:嘔吐、下痢(治療当日から2日目くらいで症状が出る)
・口の中の粘膜:口内炎
・毛根:脱毛(猫ではヒゲが抜ける程度)

副作用は個体差があり、また抗がん剤の中でも出やすいものとそうでないものがあります。

のリンパ腫における抗がん剤治療は完治を目指すものではなく、生活の質を維持するために行います

副作用で消耗してしまうのは目的にかなっていません。

動物の抗がん剤はヒトのものより副作用は緩やかで、副作用のために入院する猫は1割以下です(抗がん剤はヒトの治療と同じものを使用する場合と、犬や猫用に開発された抗がん剤があります)。

なるべく猫が苦痛を感じないような治療法を選択します。

また、抗がん剤治療ではなく、ステロイドを使用した緩和ケアを選択するのも一つの方法です。

長い期間の延命は期待できませんが、一時的には症状が改善されます。

薬の値段も抗がん剤に比べると安価です。

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猫のリンパ腫になりやすい猫種ってあるの?

猫種に限って言えばシャム猫、シャム系の猫がリンパ腫にかかりやすいと言われています。

海外の研究によると、シャムネコのリンパ腫は「前縦隔型」が多く、このタイプは3歳から5歳と発症年齢が低いため何らかの遺伝的要因によるものではないかと考えられています。

猫のリンパ腫の治療費はどのくらい?

アニコム損保の調査によると、猫のリンパ腫の平均年間通院回数は2回程度で、通院1回あたりの平均単価は9,612円程度でした。
また、リンパ腫の猫の年間における診療費の平均は年間14万1518円であったという集計もあります。

上記の例はあくまでも統計的なデータであり、実際に治療を受けるとなると少々異なるかもしれません。

例えば「はとりの動物病院」の場合では、高悪性度のリンパ腫(週1回の抗がん剤治療がメイン)1カ月の治療費用は10万円程度、低悪性度のリンパ腫の場合(抗がん剤の内服治療がメイン)は1カ月5万円程度が必要だそうです。

また実際にリンパ腫治療を受けて最初の寛解に入った14歳のねこちゃん「ナナト君」の場合、「半年間で通院29回、抗がん剤治療16回」。

ワンクールを終えて、実際の治療費は最初に獣医師から言われた金額・50万円程度だったそうです。

参考
猫との暮らし大百科:【獣医師監修】猫のリンパ腫って、どんな病気?治療法は?
はとりの動物病院

治療費例(内訳)

抗がん剤治療を行う日の料金は大体下記位の金額になったと記載されています。

治療費例
初期診断費用 3万〜10万円程度
抗がん剤治療 1回あたり5,000〜15,000円
1クール(数か月)20万〜50万円程度
放射線治療 1クール60万〜80万円程度
ステロイド治療のみ 数千円〜数万円程度
再検査/支持療法 症例により変動

参考:ひとみ動物病院

抗がん剤治療を行う際は、その日の体調や全身状態を確認したうえで治療が進められます。

白血球数が低下しているなど、体調が万全でない場合は、当日の抗がん剤投与を見送ることもあります。

そのため、治療前には血液検査や画像検査などを行い、体への負担や副作用のリスクを慎重に判断しながら進めていくことが一般的です。

また、リンパ腫は再燃(再発)するケースも多く、再燃した場合には同様の検査や治療を繰り返す必要が出てくることもあります。

治療期間が長期化することで、通院回数や検査回数が増え、結果として治療費の総額が大きくなる可能性もある点は理解しておきましょう。

猫のリンパ腫の予防法はある?

猫のリンパ腫は猫白血病ウイルス感染症(FeLV)や猫エイズウイルスに感染している猫に発症しやすいというデータがあります。

これらはワクチン接種で予防できる疾患です。

きちんとワクチン接種は行いましょう。

日本ではFeLVウイルスを保有している猫は3~5%、週1回以上外に出る猫では12.2%という統計もあります。

リンパ腫の発生状況をみるとFeLVウイルス保有猫は、保有していない猫の60倍の発生頻度です。

猫エイズ(FIV)は混合ワクチンではなくて単独のものですが、獣医師と相談しながら接種に努めましょう。

猫白血病も、猫エイズも感染すると完治することはありません。

また、外出の機会が多くなるとそれだけ感染のリスクも上がってきます。

完全室内飼がおすすめです。

たばこの副流煙が悪影響を及ぼすという統計もあり、愛煙家の飼い主さんは注意しましょう。

また、日ごろからコミュニケーションの意味も込めて猫の体に触ることになれさせておきましょう。

リンパ腫の場所が体の表面であれば触ることによって早期発見ができます。

日ごろのチェックが早期発見のキーポイントです。

猫のリンパ腫に対応しているペット保険の選び方

猫のリンパ腫の治療費は、多くのペット保険で補償の対象になっています。

しかし、加入前に既に診断を受けたことがある場合は補償の対象外になる、あるいは加入自体が難しくなる場合があるため、重要事項説明書や約款を確認することが必要です。

ここでは猫のリンパ腫・猫に合ったペット保険の選び方について解説します。

全てのペット保険で補償の対象外である去勢の費用等の項目は除き、あくまで保険会社・プランで差別化になるポイントに絞って解説します。

他サイトのようなランキング形式ではなく、あくまで猫目線で解説していきます。

猫のペット保険加入の選び方のポイント
①猫のなりやすい病気が補償されるか確認(歯周病・尿結石など)
②加入後に発症した先天性、遺伝性疾患が補償されるか
③慢性疾患の備えられる通院補償付きのペット保険
④更新時に追加条件がつかない(特定のけが、病気が補償の対象外になるなど)

 

①猫のなりやすい病気が補償されるか確認(歯周病・尿結石など)

ペット保険は、保険会社やプランによって補償される病気・補償対象外となる項目が大きく異なります。

なかには、猫がかかりやすい歯周病を含む歯科治療全般を補償対象外としているペット保険もあるため、加入前に補償内容をしっかり確認しておくことが重要です。

②加入後に発症した先天性、遺伝性疾患が補償されるか

全てのペット保険で加入前に発症している先天性、遺伝性疾患は基本的には補償の対象外となってしまいますが、加入後に発症した先天性、遺伝性疾患を補償するかどうかは保険会社によって異なります。

猫種によっては、なりやすい遺伝性疾患があります。

例えばスコティッシュフォールドでは 骨軟骨異形成症という遺伝性疾患が存在します。

こちらも併せて公式HP内の「保険金をお支払いできない事例」や保険約款・重要事項説明書を確認し、加入後に発症した先天性疾患が補償されるかしっかり確認しましょう。

③慢性疾患の備えられる通院補償付きのペット保険

猫のリンパ腫は完治することはなく、長期に渡って複数回の治療が必要になる疾患です。

また猫がなりやすい「尿結石」は症状が重い場合、外科手術を伴う高額治療が必要になる傷病です。

そのため、猫には「通院・手術・入院を補償するフルカバー型のペット保険」に加入することがおすすめです。

しかし、猫は腎臓病等の慢性疾患になりやすいのに対し、そこまで手術の可能性は高くありません。

そのため猫にはフルカバー型の中でも通院補償が他社より手厚いペット保険に加入することをおすすめします。

例えば、猫の新ランキング1位である腎不全の場合、通院だけでも下記の治療費がかかります。

通院治療費

  • 年間平均診療費:272,598円
  • 平均診療単価:9,329円
  • 年間平均通院回数:15.2回

参考
アニコム損保「家庭どうぶつ白書2019」
猫との暮らしとお金「猫が慢性腎臓病になったときにかかる費用はどれくらい?」
(あくまでも統計による平均なので一つの参考資料として見てください)

ペット保険の中で一番人気である補償割合70%

通院・手術・入院を補償するフルカバー型の保険では、

通院補償が「年間20~22日:1日あたり10,000~14,000円:年間最大20万~30万円」で設定されていることが多いです。

④更新時に追加条件がつかない(特定のけが、病気が補償の対象外になるなど)

ほとんどのペット保険が一年契約となっており、契約を毎年更新していくことで終身の補償となっています。

つまり、ペット保険に加入すると毎年契約更新の審査があります。

中には「前年度にかかった傷病や慢性疾患」等の、特に治る見込みが少ない、再発の可能性が高い慢性疾患を、更新の際に「来年度から補償の対象外とします。」と条件を付け加えてくる保険会社があります。

もちろん中には「更新の際に条件を付け加えることはありません」といった記載をしているペット保険もあります。

猫のリンパ腫は完治することが無く、一生の付き合いが必要な病気です。

加入を検討しているペット保険会社の「更新時の対応」についても必ず確認することをおすすめします。

しかも、「更新時の対応」については、どのペット保険であっても公式HPや保険約款の目立たないところにあったりするので結構見落とします。

公式HPの「よくある質問:更新について」「保険金をお支払いできない事例」等のページで記載されていることが多いので、必ず一度は確認することをおすすめします。

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ペット保険の加入は早めに!7~8歳までの加入がおすすめ

ほとんどのペット保険は、加入前に発症している病気(既往症)や先天性疾患は補償対象外です。

そのため、病気になってから加入を検討しても手遅れになる可能性があります。

また、ペット保険によっては

・加入後に発覚した先天性疾患も補償の対象外
・慢性疾患になると更新ができない

 

なんてケースも。

さらに、新規加入の年齢制限もあり、7~10歳で多くのペット保険が受付を締め切ります。

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よくある質問

猫のFeLVのワクチン接種はいつ受ければよいのでしょうか?

ワクチン接種をするなら混合ワクチンが効率的です。

他の疾患のワクチンも一度で済ませることができます。

基本的には母猫からの移行抗体がきれてくる生後2~3カ月以降に3~4週間の間をあけて2~3回の接種を行います。

その後は年1回、定期的に予ワクチン接種をうけましょう。

リンパ腫の場合、治療しないと余命はどのくらいでしょうか?

リンパ腫にも高悪性度のものと低悪性度のものが存在します。

進行度合いを示すステージや悪性度によっても大きく異なり、一概には言えませんが、高悪性度の場合余命は1~2カ月でしょう。

【猫のリンパ腫・治療費】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・猫のリンパ腫の症状と原因
・猫のリンパ腫の治療と治療費

ついて解説してきました。

大切なご家庭の猫ちゃんが突然「リンパ腫です」と言われたら、飼い主さんは衝撃は大きいでしょう。

猫のリンパ腫は完治することのない厳しい病気です。

治療をどうとらえるかは飼い主さんの判断にかかっています。

大切なねこちゃんがどうすればいつもの猫ちゃんらしく日々を送れるか、かかりつけの先生の力も借りながら考えていきましょう。

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