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  • 公開日:2026.2.3
  • 更新日:2026.2.3

【犬の誤飲】症状が出るまでの時間は何日?どんな症状が出る?

【犬の誤飲】症状が出るまでの時間は何日?どんな症状が出る?

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犬の誤飲・誤食は命に関わる危険な事故です。症状が出るまでの時間、危険な物、治療法や費用、予防策までを獣医療の観点からわかりやすく解説します。

この記事の要約はこちら

・犬の誤飲/誤食は身近に起こりやすく、放置すると腸閉塞や中毒など命に関わる危険がある。
・誤飲した物や量によって、数分〜数日後に症状が出ることがあり、無症状でも油断は禁物。
・ネギ類、チョコレート、キシリトール、薬、紐状の物、尖った物などは特に危険性が高い。
・治療には催吐処置/内視鏡/開腹手術が行われ、費用は数千円〜十数万円以上かかることもある。
・環境整備やしつけで予防できる事故が多く、万一に備えてペット保険への早期加入も有効。

「あっ!飲み込んじゃった!」
犬が異物を飲み込んでヒヤッとした経験はありませんか?

犬の誤飲は治療が後手に回ると犬にとっても、飼い主さんにとっても厄介なことになってしまいます。
この記事では、

・犬が誤飲した時の症状と治療法
・犬が誤飲した時に症状が出るまでの時間
・犬が誤飲しやすいもの、危険な物
・犬が誤飲しないために気をつけること

について解説します。

最後までお読みいただければ、「犬の誤飲・誤食」の症状や発症するまでの時間、危険な物がわかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。

この記事の目次

誤飲とは

誤飲とは、犬や猫によく見られる事故の一つで、本来食べてはいけないものを食べてしまうことを言います。

小さくて無害なものなら翌日には便に交じって排泄されるでしょう。

しかし、中毒性のもの、大きなものや紐状のもの、先と尖ったものなどは早期に対処しないと命に係ることもあるので注意が必要です。

犬の誤飲・誤食とは?

家庭飼育犬における誤飲発生の実態に関する分析によると犬や猫の誤飲・誤食事故は年間20万件発生していると推測されています。

犬(特に子犬)は、食べてよいものと悪い物の区別がつきません。

匂いに釣られて食べたり、遊んでいて飲み込んでしまうこともあります。

誤飲・誤食をしやすいのはどんな犬?

誤飲・誤食は犬種や年齢を問わず起こり得る事故ですが、アニコム損害保険株式会社「アニコム家庭どうぶつ白書2025」によると、消化器疾患(誤飲・誤食を含む大分類)の請求割合は0歳で42.9%と最も高く、子犬期は特に注意が必要な時期であることが分かっています。

犬の消化器疾患(誤飲・誤食を含む大分類)の請求割合
0歳 42.9%
1歳 31.8%
2歳 20.7%
3歳 24.9%
4歳 28.1%

参考:アニコム損害保険株式会社「アニコム家庭どうぶつ白書2025」
※本データは「誤飲・誤食」に限定したものではなく、消化器疾患全体(誤飲・誤食・胃腸炎などを含む)の統計です

子犬は好奇心が強く、何でも口に入れて確認しようとするため、誤飲・誤食のリスクが高くなりがちです。

一方で、1歳以降は一度割合が下がるものの、10歳で24.9%、12歳で28.1%と再び上昇しており、成犬やシニア犬であっても油断はできません。

特に、食欲旺盛・食いしん坊・活発な性格の犬は年齢に関係なく注意が必要です。

ミニチュア・ダックスフンドやチワワ、トイプードル、ビーグル、パピヨンなどが誤飲・誤食をしやすい犬種として挙げられることもありますが、実際には犬種よりも性格や生活環境の影響が大きく、慎重で臆病な犬は同じ条件でも誤飲しにくい傾向があります。

参考:アニコム損害保険株式会社「アニコム家庭どうぶつ白書2025」

誤飲・誤食って、子犬だけの話じゃないんだね。成犬やシニア犬でも起こるなら、正直ちょっと不安かも…
マネモちゃん
マネモちゃん
マネモ先生
マネモ先生
誤飲は年齢や犬種よりも、性格や生活環境で突然起きることが多くて、治療費が高額になるケースも。
だから予防と同時に、いざという時の備えを考えておくのが大切だよ。
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犬が誤飲・誤食をしたらすぐに動物病院へ相談する

犬が誤飲・誤食したときは「これくらい大丈夫」「これ、食べても大丈夫でしょう」などと自己判断をしないで動物病院に相談しましょう。

犬が異物を誤飲した場合心配なことは以下の通りです。

・食道/胃/腸の閉塞
・誤飲したもので内臓が損傷する
・成分による中毒

目の前で食べるのを見た!

飲み込んだ!

食べているかもしれない・・・。

気付いたら特に症状が出ていなくても、まず専門家に相談をしましょう。

【誤飲・誤食の時の報告事項】
・犬種 体重 年齢
・なにを
・いつ
・どれくらい食べたか

受診する場合はとにかく食べた物の手掛かりになるようなものを探して持参しましょう(空袋、成分の表示部分、写メなど)。

正確な情報が診断の大きな手掛かりになります。

誤飲・誤食の事故はいつ発生するかわかりません。

夜間・休日診療を行っている病院を平素から探しておきましょう。

かかりつけの動物病院に聞いておくこともお忘れなく。

【夜間・休日診療病院の探し方)アドバイス(24時間対応)
・各都道府県の獣医師会で確認しておく

食道、胃、腸の閉塞とは?

異物を飲み込んだ場合、危険なのは食道や消化管内に詰まってしまうことです。

【食道閉塞】

詰まりやすいもの:鳥の骨、焼き鳥の串、大きなボールやおもちゃ、慌てて飲み込んだジャーキーやガムなど

症状:部屋の中を歩き回る、落ち着かない、大量の涎、吐くしぐさをするが吐けない

※大きなものが食道に詰まると気道を圧迫して呼吸困難になる場合がある

【胃閉塞】

胃から十二指腸への移行部(胃の幽門部)は狭くなっており、出口がふさがれてしまうと次のような症状が出る

症状:激しい嘔吐、胃部膨満、黒色便、吐血、腎機能障害

尖ったものが胃に穴を開け、肺や肝臓を損傷する危険性あり

【腸閉塞】

初期症状:嘔吐、腹痛、便秘

進行すると腸管の壊死・腹膜炎・敗血症などを併発し、死に至ることもある。

線状異物(糸、ひも、ストッキングなど)は致死率が高い

動物病院での処置と治療費の例

誤飲・誤食の場合、動物病院で「何時・何を・どれくらい食べたか」冷静に、正確に伝えられるように事前にメモなどにまとめておくとよいでしょう。

【動物病院での検査・処置】
犬の状況を踏まえて必要な検査・処置が行われます。

検査:血液検査・エコー・レントゲン 内視鏡検査 など
処置:催吐処置・内視鏡による摘出・ 開腹手術・胃洗浄・ 点滴・活性炭などの吸着剤処方など

①催吐処置(異物が胃の中にある場合)

  • 使用薬剤:トラネキサム酸(トランサミン)が主流
  • 投与方法:静脈注射
  • 効果:10分以内に80%は嘔吐
  • 対応時間:誤飲後なるべく早く、1時間以内(物により胃に留まっている時間は異なる)
  • NG:大きなもの(吐き出す際に食道に詰まる) 尖ったもの・鋭利な物

その他、3%過酸化水素(オキシドール)を1~2ml/㎏をスポイドなどを使用して飲ませる方法があります。

オキシドールが胃酸に反応して多量に酸素ガスが発生し、それに誘発されて嘔吐します。

刺激が強く粘膜にダメージを与えるのが欠点です。

②内視鏡による摘出

全身麻酔下で、胃の中にあるものを内視鏡を使って取り出します。大きなものは開腹手術を行います。

③開腹手術

内視鏡でも取り出せないもの、すでに腸に移動しているものは開腹手術を行います。

治療費の目安

急いで動物病院に駆け込んだとき、やはり治療費のことが気になるでしょう。

ここでざっくりとした治療費をご紹介します。

動物病院の治療費は地域や動物病院によって大きく異なるので参考程度に見てください。

・催吐処置:数千円(5000円~2万円)
・内視鏡による摘出:数万円(5万円前後)
・開腹手術:10万円前後(12~15万円)~

誤飲事故はいつ起こるかわかりません。

夜間や休日の救急病院での対応になると倍くらいの費用がかかる場合が多いようです。

犬の誤飲・誤食が疑われる症状

誤飲・誤食は無症状のことも多いのですが、無症状は「大丈夫」ということにはつながりません。

症状は出なくても便に誤物が排せつされるまでは安心できないので注意深く観察しましょう。

出てこない場合は念のため動物病院で相談しましょう。

また、誤飲・誤食をしていることに気づかないこともあるでしょう。

吐いているけれど原因がわからない場合、以下のような症状はないかチェックしてみましょう。

誤飲・誤食でよく見られる症状
嘔吐
下痢
流延
食欲不振
元気消失
落ち着かない

異物を誤飲した場合、中毒性物質で消化管の通過障害でも共通する症状です。

ほかの疾患でもよく見られる症状です。

中毒の場合

誤飲した物によって症状・症状の出る時間は異なりますが、比較的早い段階(数分から数時間以内)に重篤な症状が出ることがあります。

中毒の場合
神経症状(意識障害・痙攣、震えなど)
呼吸器症状(呼吸が早くなる・息苦しそうなど)
消化器症状(潰瘍・出血など)
循環器症状(血圧・不整脈・頻脈など)

消化管閉塞の場合
徐々に痛みが強くなる
痛みによる震え
嘔吐が激しくなる
呼吸が荒くなる
便秘など

食べ物が排泄されるまでの時間

多くは翌日には排泄されます。

STEP.1 口
口にしたものは4~5秒で胃に到達します。


STEP.2 喉


STEP.3 食堂


STEP.4 胃
胃の中に停滞する時間は約30分~2時間


STEP.5 小腸(十二指腸・空腸・回腸)
小腸での消化に1時間かかります。


STEP.6 大腸(盲腸・結腸)
大腸に送り込まれゆっくりと水分やミネラル分を吸収。

12時間から48時間で排泄される。

症状が出るまでの時間

食べたものやその後の経過によって異なりますので、断言はできません。

しかし、中毒性のあるものの多くは食後まもなく嘔吐します。

嘔吐しない場合(体内に残っている場合)、早いもので数分、遅くても数時間、希に数日後に症状が出始めます。

また、食道や消化管の閉塞の場合は、数分から数十分で症状が出始めます。

胃の出口(幽門部)の閉塞の場合は、水分や食物、胃液などの通過障害が起こり、誤飲から2~3時間後に嘔吐などの症状がみられます。

腸閉塞にまで至った場合、早くても2~3時間、さらに奥に入った場合は4~5時間で症状が出始めます。
完全に詰まってしまうのは2~3日後が多いです。

放置しておくと腸が壊死して腹膜炎や敗血症を起こして死亡することもあるので、早期の対応が必要です。
※腸閉塞の場合、まえぶれもなく重篤な症状が出ることはありません。

嘔吐や腹痛の症状がだんだん強くなっていきます。

誤飲・誤食って、症状が出ないこともあるんだ…。
吐いてないなら大丈夫って思いがちだけど、そうでもないんだね。
マネモちゃん
マネモちゃん
マネモ先生
マネモ先生
誤飲・誤食は、最初は軽い症状でも後から悪化することがあるよ。
少しでも嘔吐や元気消失が続くなら、早めに動物病院へ。
治療費が心配な人は、ペット保険で備えるのも一つの方法だね。
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犬が誤飲・誤食しやすい物は?

私たちの身近にあって、犬が誤飲・誤食しやすいものはどんなものでしょうか?

どのような健康被害がでるのかまで解説します。

中毒性のある物

犬にとって害のある物はかなり多く私たちの想像も及ばないものもあります。

ここでは犬にとって中毒成分を含む身近にあるいくつかを紹介します。

いずれも中毒を起こすか否かは個体差があり、少量でも強く反応する場合と、大量でも症状の出ないことがあります。

【ネギ類全般(玉ネギ、ニラ、ニンニクなど)】
・有害物質:アリルプロピルジスルファイド
・作用:有害物質が赤血球の膜を酸化させることによる溶血
・症状:貧血、食欲不振、元気消失、頻呼吸、血尿
・中毒量:15~30g/㎏
小型犬は玉ねぎ半玉。乾燥/加熱調理をしたものも危険
・発症時間:数時間~数日後
3~4日は様子観察必要

【チョコレート、カフェイン】
・有害物質:テオブロミン、カフェイン
・作用:犬は成分の代謝速度が遅く、体内に長く残るため中毒症状を呈する
・症状:嘔吐、下痢、多飲その後多尿、興奮、振戦、頻脈、不整脈、昏睡等
・中毒量:致死量100~200㎎/㎏、小型犬はブラックチョコ約105g、ミルクチョコ約222g
中毒症状はブラックチョコ19g、ミルクチョコ44g。 高カカオチョコは要注意
・発症時間:2~12時間、24時間は要注意

【キシリトール】
・有害物質:キシリトール
・作用:急速なインスリン分泌の促進
・症状:低血糖、肝臓障害(活動低下・嘔吐・下痢・黄疸)等
・中毒量:100㎎/㎏で低血糖、
500㎎/㎏で急性肝不全になるといわれています
・発症時間:早ければ30分~1時間で低血糖の症状
数時間~2日以内に肝臓障害の発症

※人工甘味料・虫歯原因菌の力を弱めるので歯磨き剤にも使用されています。

【不凍液・保冷剤(特に冷凍しても柔らかいタイプの保冷剤)】
・有害物質:エチレングリコール
・作用:摂取すると腸管で急速に吸収され症状が出る、
甘いので犬が好む味。
・症状:30分~12時間で神経症状の発症
12~24時間で呼吸器・循環器症状に変化
24~72時間で急性重症腎障害発症の可能性
・中毒量:致死量3キロ、小型犬60g、30gで中毒症状の発症
・発症時間:初期症状は30分~12時間で神経症状の発症
(ふらつき・立てないなど)

【タバコ(ニコチン中毒)】
・有害物質:ニコチン
・作用:脳神経に作用
・症状:急性胃腸障害(嘔吐・下痢など)
神経症状(興奮 痙攣 意識消失など)
・中毒量:1㎎/㎏で重症化、
10㎎/㎏で致死量と言われている(正確な量は不明)
・発症時間:すぐに嘔吐、下痢、流延などの症状がでる

【人間の薬】
・非ステロイド系消炎鎮痛剤(嘔吐・下痢・腹痛・血が止まらない)
・イブプロフェン(イブなど)
・アスピリン(バファリンなど)
・ロキソプロフェン(ロキソニンなど)
・アセトアミノフェン(PL顆粒、エスタックゴールドなど)

犬用の薬は、約8割ほど人用の薬を使用していますが、犬が服用すると危険な薬もあります。
特に身近で注意したいのが解熱鎮痛剤や風邪薬です。
ご家族が病院で処方されている薬はさらに厳重な管理が必要です。
薬の誤飲は死に至ることもあります。

犬や子どものおもちゃ/小さなボール(スーパーボール)など

これらは最も一般的な誤飲・誤食の対象となるものです。

噛んで遊んでいるうちについうっかり飲み込んでしまいます。

犬のおもちゃやガムなどは、口に入らない大きめのものを使用しましょう。

小さなものなら便と一緒に排泄されるのですが、思わぬ大きさのものを飲み込んでしまうことがあるので注意が必要です。

また口にしているものを飼い主さんが取ろうとすると飲み込んでしまうことがよくあります。

犬にとって飼い主さんと物を取り合うのは遊びの一環。

取り上げられまいと飲み込んでしまうケースです。

先がとがる危険性があるもの

下記のような先の尖る危険性のあるものは要注意です。

木や竹串など先がとがっているものは小さくても消化管を傷つけやすく思わぬ状況に陥ることが多々あります。

先がとがる危険性があるもの例
・骨
・竹串(特に焼き鳥の串)
・アイスの棒
・爪楊枝
・ヘアピン
・ネジ
・クギ
・画鋲
・マチ針
・薬のアルミ包装シート

おやつとして与えるような仔牛などの小さな骨あばら骨(~10㎝程度)なども噛まずに飲み込んでしまうことがあります。

もしものことを考えながら食べ物を与えるようにしましょう。

ティッシュ・布・コットン(綿)・ひも・ビニール

布やティッシュなどの紙類も大きさや量によっては消化管に詰まりやすいものの一つです。

特に、犬の異物誤飲で最も死亡率の高いのが「線状異物」と呼ばれる紐状のものです。

線状異物は腸の中で移動する際に常に腸壁に擦れているため腸管を傷つけてしまいます。

また異物の一部がどこかに引っかかっていると、腸が引っ張られ、アコーディオンカーテン上に折りたたまれることで「腸閉塞」をおこします。

お尻か何かひも状のものが出ている場合、決して引っ張らないでください。

腸を縛ることにもなりかねません。

散歩中の「石」の拾い食い

砂利や石を口にするワンちゃんも珍しくないようです。

小さなものや少しであれば自然に便と一緒に排泄されることもあります。

少量であれば様子観察ということもあるでしょう。

誤飲・誤食をする犬は何度も同じことを繰り返す傾向にあるようです。

既にしたことがある場合は注意しましょう。

乾燥剤・保冷剤・ボタン電池

乾燥剤の中にもいくつかの種類がありますが、注意すべきは「海苔」や「おせんべい」の袋の中に入っている生石灰(酸化カルシウム)です。

濡れると発熱するので消化管がやけどをすることもあります。

その他成分は無害であっても包装材が腸閉塞を起こす危険性もあります。

保冷剤(エチレングリコール)はとても危険な物質なので特に注意しましょう。

夏の保冷対策として使用しがちですが、管理には十分注意しましょう。

電池類(ボタン電池)は小さくて飲み込みやすく、アルカリ電池は消化器の潰瘍や神経症状を起こすことがあります。

洗剤・ゴキブリ駆除剤・殺鼠剤など

殺虫剤や農薬、洗剤などにも注意しましょう。

市販のゴキブリ駆除剤は含有量が微量であり、硬いカバーに覆われており、また強い苦み成分も配合してあるのですが、丸のみをしてしまうと大変です。

お庭にナメクジ駆除剤を置いている場合、成分のメタアルデヒドは少量でも呼吸障害や神経障害などの症状を呈します。

甘い香りがするので、つられて誤飲する可能性もあります。

犬の生活空間にこのようなものを置かないようにしましょう。

観葉植物/花

ご家庭で花を飾ったり、栽培されている方も多いと思います。

鉢植えの花をひっくり返して悪戯をされないように気をつけましょう。

下記に犬にとって有害な植物をご紹介します。

犬に有害な植物例
・チューリップ
・アサガオ
・キキョウ
・クリスマスローズ
・シクラメン
・沈丁花
・スイセン
・パンジー
・ポインセチア
・ユリ
・シャクナゲ
・ソテツ
・フジ
・ポトス
・アジサイ など
※ユリは食べると急性腎不全を起こすこともあるので特に注意が必要です。

いかがだったでしょうか。

犬にとって危険な物は身の回りにたくさんあります。

アニコム損保保険株式会社が行った「犬の異物誤飲に関するアンケート」によると、請求例の数から見ると

  • プラスチック
  • 人間の薬
  • チョコレート

とプラスチックが最も多いことがわかります。

プラスチック製品はとても多いので、日々注意することが大切です。

愛犬が誤飲・誤食した時にはどう対処する?

では、実際に愛犬が誤飲する現場を見たら、どうすればよいのでしょうか?

小さなものであれば、うんちが出るか見守る

うんちと一緒に出るかどうかは誤飲した物やその大きさによって異なります。

3~4日は注意深く観察しましょう。

自己判断をしないで、一度動物病院で相談することをお勧めします。

無理矢理吐かせるのはNG

「知恵袋」などで検索すると、オキシドールの使用や食塩水を飲ませるなどの情報が目に入ります。

しかし、聞きかじりの情報でこれらの処置を行うのは危険です。

大きいものであれば嘔吐するとき、食道に詰まってしまうことも考えられます。

実施するのなら、事前に専門家の指導をきちんと受けておきましょう。

犬の誤飲・誤食を予防するためにできることは?

犬が誤飲・誤食を起こした時によく聞く飼い主さんの言い分を見てみましょう。

  • ちょっと目を離したすきに・・・。
  • うちの子は変なものを食べるはずがない
  • 取ろうとしたら飲み込んでしまった
  • 留守の間に
  • 散歩中に
  • まさかこんなものを食べるなんて
  • ちゃんとしまっておいたのに
  • これって食べたらいけないの?
  • 子供が落としたものを食べてしまって

などなど。一つ一つの言い分にうなずける部分もあります。

しかし、飼い主さんの注意や気配りで誤飲事故の多くは防げるものなのです。

下記を参考にして1つずつ注意していきましょう。

1|危険なものは犬の手が届かないところに置く

環境整備の徹底を!

犬の居住空間に危険なものは置かないようにしましょう。

そして、散らかさない、使ったもの・脱いだものは元に戻すことを忘れずに!

犬はほつれた物を引っ張るのが大好きです。

カーペットのほつれなど無いように注意しましょう。

2|フタ付きゴミ箱を使う

犬にとって興味をそそるごみ箱は蓋つきのものを使用!

ひっくり返っても大丈夫なようにきちんと留められるものに。

立ち上がってごそごそしているとひっくり返ってしまう場合もあります。

3|目が届かない時はサークルに入れる

目の届かないとき、忙しいときなど犬はサークルで休憩時間です。

ストレスをためこまないように、あとしっかり遊んであげましょう。

4|ひとり遊びをさせない

何かひとりで遊んでいる、と思ったらソックスをかじっていたなどということもあります。

部屋に物が散らばっている時の一人遊びは厳禁です。

5|飼い主のコマンドでくわえた物を離すトレーニングをしておく

犬が咥えているものを取り上げようとすると取られまいと飲み込んでしまうことがありますが、犬にとっては遊びの一環なのです。

こんな時は冷静を装って「ちょうだい」といって渡してもらえるトレーニングをしておきましょう。

渡したら何かいいことがある、ほめてもらえる、ご褒美がある、という経験の積み重ねをするトレーニングしておくと有効です。

決して慌てないで、いつも通り「ちょうだい」で、渡してもらうのがベスト。

6|犬がストレスを感じていないか生活を見直す

犬にとって飼い主さんに構ってもらえないことは大きなストレスです。

さみしさを紛らすために物をかじったりする機会がふえてきます。

犬が楽しくストレスなく暮らせるよう配慮しましょう。

とくに行楽シーズンやお出かけ時は犬の誤飲・誤食に注意!

行楽シーズンに外に連れ出すときは特に注意が必要です。

人が多い場所ではごみが散乱しやすく、犬が興味を持つものもたくさんあります。

拾い食いの絶好のチャンスです。

BBQやお客さんの来るときも要注意です。

お客さんが、ついつい骨付きの肉を犬に与えてしまうこともあります。

飼い主さんが常にワンちゃんの行動を観察できない場合、連れ出さないのが賢明でしょう。

犬の誤飲の治療費はペット保険で補償される?

犬の誤飲の治療費は基本的にほとんどのペット保険で補償されます。

しかし必ず保険約款や重要事項説明書は確認するようにしましょう。

誤飲による治療費だけを考えると、「手術・入院に特化したプラン」でもそこまで問題はありません。

しかし、日常使いができるという点や、心理的にも動物病院に行きやすくなるという点で「通院・入院・手術を補償するフルカバー型のペット保険」をおすすめしています。

誤飲の手術費用は平均値で約13万円、高い場合20万円近くかかることもあるため、フルカバー型のペット保険の中でも、誤飲が心配な方は、一回当たりの手術の補償限度額に注目することをおすすめします。

マネモ先生
マネモ先生
犬の誤飲治療は、基本的に多くのペット保険で補償されるよ。
ただし約款の確認は必須。
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ペット保険の加入は早めに!7~8歳までの加入がおすすめ

ほとんどのペット保険は、加入前に発症している病気(既往症)や先天性疾患は補償対象外です。

そのため、病気になってから加入を検討しても手遅れになる可能性があります。

また、ペット保険によっては

・加入後に発覚した先天性疾患も補償の対象外
・慢性疾患になると更新ができない

 

なんてケースも。

さらに、新規加入の年齢制限もあり、7~10歳で多くのペット保険が受付を締め切ります。

ペット保険の選択肢を広げるためにも、健康なうちに遅くとも7~8歳までに加入を検討しましょう

まとめ

犬の誤飲・誤食は、子犬だけでなく成犬やシニア犬でも突然起こる事故です。

小さな異物であれば自然に排泄されることもありますが、中毒性のある物や消化管に詰まる異物の場合、緊急処置や手術が必要になるケースも少なくありません。

特に、夜間や休日の救急対応、内視鏡・開腹手術などが必要になると、治療費が10万円以上かかることも珍しくないのが現実です。

こうした万が一に備えるためには、「誤飲が起きたとき、どこまで補償されるか」を具体的に把握しておくことが重要です。

ペット保険に加入していても、補償範囲や限度額は保険会社・プランによって大きく異なります。

ペット保険比較アドバイザーの公式LINEでは、愛犬の年齢や体格、生活環境に合った補償が分かる無料の適正診断に加え、

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誤飲事故はいつ起こるか分かりません。

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