この記事の要約はこちら
・個人年金保険の基礎知識
・20代で保険に加入するメリットは多い
・貯金の苦手な人・老後資金をしっかりと貯めたい人・フリーランスの人は個人年金保険の加入がおすすめ
・20代の人におすすめの個人年金保険
将来の安定を築くためには、早めの準備が不可欠です。
20代の皆さんの中には「まだ大丈夫」「もう少し年齢を重ねてから」と思われる方も多いでしょう。
しかし未来への安心を手に入れるためには、一歩前向きに踏み出すことがポイントといえます。
個人年金保険は未来の安定を叶える保険です。
20代という若い世代から早めに準備を行うことで、個人年金保険のメリットを多く享受できます。
この記事では、20代の方々に向けて、魅力的な個人年金保険の選び方をご紹介します。
この記事の目次
個人年金保険とは?加入率はどのくらい?
個人年金保険とは、豊かな老後を送るために個人が自主的に加入する貯蓄型保険の一つです。
一定年齢まで保険料を払い込み、60歳や65歳などのタイミングで年金を受け取ります。
個人年金保険は主に老後に受け取るための給付を目的としていますが、私的年金の一種であり、国民年金や厚生年金などの公的保険を補完するものです。
20代で個人年金保険に加入している人は男性で11.5%、女性で9.5%です。
2割前後の人が加入している30〜60代と比べて低い割合にとどまっています。
出典:生命保険文化センター「2022年度 生活保障に関する調査」
20代で個人年金保険に加入するメリットとは?
20代の方にとって『年金』という言葉は遠い将来に必要になるものという認識が強いかもしれません。
しかし個人年金保険には、他の生命保険に加入するのと同じくらいのメリットがあります。
20代で個人年金保険に加入するメリットを4つご紹介しましょう。
・保険料の負担が減る
・返戻率が高くなる
・節税効果が大きくなりやすい
・老後に備えることができる
保険料の負担が減る
個人年金保険に20代で加入すれば、保険料の負担が減ります。
一般的に生命保険は加入時の年齢で保険料が決まるからです。
20代で加入した場合と40代で加入した場合では、20代のときの方が保険料が安くなります。
20代は大学を卒業し、就職をしたばかりという人も多く、収入がそれほど多くないということもあるでしょう。
しかし無理のない範囲で20代で加入しておくことで、将来的な保険料の負担は軽減されることになります。
返戻率が高くなる
20代で個人年金保険に加入するメリットの一つとして、返戻率が高くなることも挙げられます。
返戻率とは、自分が支払った保険料に対して受け取るお金の割合のことです。
返戻率は保険契約の期間や解約時期によって異なりますが、一般的には保険契約の初期段階では返戻率が低くなっており、保険契約が長期間継続していくと返戻率は上昇していく傾向があります。
返戻率は100%以上であれば、支払った金額プラスアルファが支払われますが、100%を下回ってしまうと支払った金額より下回る、元本割れという状態になってしまいます。
返戻率は契約期間が長ければ高くなる傾向があるので、個人年金保険のような貯蓄型の保険の場合は20代という若い世代のうちに加入しておくことがおすすめです。
節税効果が大きくなりやすい
個人年金保険に20代のうちから加入すれば、生命保険料控除による節税効果も大きくなりやすいでしょう。
生命保険料控除とは、1年間に支払った保険料に応じて、所得から一定額の控除を受けられる制度です。
所得が減ることによって所得税や住民税の負担を軽減する効果があります。
会社員の場合は年末調整で、自営業やフリーランスの方は、確定申告の際に生命保険料控除の手続きを行います。
生命保険料控除(新制度)には3種類があり、死亡保険や医療保険と個人年金保険は基本的に控除枠が別です。
所得税は最大4万円(3つの枠合計で12万円)、住民税は最大2.8万円(3つの枠合計で7万円)の控除を受けられます。
1年だけで見ればそれほど大きな控除額ではないかもしれません。
しかし、保険は10年以上の長期間継続することが多いため、長い目で見れば節税額も大きくなるでしょう。
老後に備えることができる
個人年金保険の目的ともいえる『老後への備えができる』というメリットは、公的年金に不安を持つ若い世代の方にとって大きな意味を持ちます。
個人年金保険は国民年金や厚生年金とは別に個人で準備をするものです。
年金制度や社会の変化に不安を感じる20代の方々にとって、個人年金保険は将来の経済的な不安を軽減する手段となります。
また個人年金保険は死亡時にも支払われるため、20代の若いうちから加入しておけば万が一のことがあったときに残された家族により多くのお金を確保することができることもメリットの一つです。
20代で個人年金保険に加入するデメリットはある?
個人年金保険のような貯蓄型の保険の場合は、若い世代で加入することに大きなメリットがあります。
しかしその反面、デメリットが存在することも知っておかなければいけません。
20代で個人年金保険へ加入することで生じるデメリットとは、どのようなことが考えられるのでしょうか?
・物価の変動に対応できない
・自由にお金の出し入れができない
物価の変動に対応できない
20代で個人年金保険に加入すると、物価の変動に対応ができないというデメリットが考えられます。
近年の物価上昇で感じる方も多いと思いますが、果たして現在と30年以上先の物価が同じかと問われれば、決してYESではありません。
20代で十分な準備をしたと思っていても、実際に年金を受け取る年齢になったときには、金額が足りないということが起こる可能性があります。
20代で個人年金保険に加入した場合は、定期的に保険の見直しを行いましょう。
『入りっぱなし』という状態にならないよう、加入時から心得ておいてください。
自由にお金の出し入れができない
個人年金保険は現金とは異なり、自由にお金の出し入れをすることができません。
20代・30代・40代はライフスタイルの変化も大きく、結婚・出産・転職・介護など、手元の資金がショートしてしまう可能性もあります。
そんなときに預金であれば引き出して利用することができますが、個人年金保険の場合は現金のような流動性がないことがデメリットです。
途中解約をしてしまった場合、解約返戻金は支払われますが、多くのケースで支払った保険料よりも低い金額になってしまいます。
20代で支払える保険料がこれからもずっと払い続けていける無理のない金額か、長い契約期間を保つために加入時に十分な検討が必要です。
個人年金保険がおすすめの20代の特徴
20代で個人年金保険に加入することにはメリット・デメリット双方が存在します。
そんな中でも『こんな人は個人年金保険に加入すべき!』という人はどんな人なのでしょうか?
4つのタイプをご紹介しますので、該当する方はぜひ個人年金保険への加入を検討してみてください。
・老後の資金をしっかり貯めたい人
・資産運用や投資の知識がない人
・フリーランスの人
貯金が苦手な人
『手元にあるお金はすぐに使ってしまう』『毎月お金が足りなくなる』という人は貯金ができない、もしくは貯金が苦手な傾向があります。
貯金ができない人こそ、将来のために個人年金保険に加入することがおすすめです。
個人年金保険は貯蓄型の保険なので、毎月決まった金額を自動的に貯めていく習慣を作ることができます。
自分でお金を残すことができなくても、必然的に引き落とされる設定にしておけば、保険料分が確保されるからです。
また個人年金保険の保険料は、保険会社が運用をしてるので、金融系に弱く投資などが苦手という人でも安心できます。
『就職してこれから貯金をしていこう!』と検討している方は、選択肢の一つとして個人年金保険がおすすめです。
老後資金をしっかり貯めたい人
記憶に新しい老後2,000万円問題など、これからの老後は公的年金の充実度も下がり、自己責任の部分が大きくなるといわれています。
20代でも自分の老後を考え、資金をしっかりと貯めておきたいという人には、個人年金保険がおすすめです。
個人年金保険はそもそも老後に向けた資産形成を目的とする金融商品です。
個人年金保険には種類があるため、自分の目的に合った商品を選ぶことができます。
公的年金では心もとないと感じている方、老後の資金は自分で準備をしておきたいという方は、個人年金保険で受けるメリットを最大限活かすことができるでしょう。
資産運用や投資の知識がない人
資産運用や投資の知識がない人は、個人年金保険で資産形成することをおすすめします。
資産運用や投資に関する知識に不安を抱えている人が、いきなり株や投資信託を始めたとしても、うまく運用ができるという保証はありません。
個人年金保険の運用は保険会社が行うため、自分自身がリスクを冒してまで運用や投資を行う必要がないのです。
個人年金保険は保険という名の金融商品です。
知識や自信はないけれど、しっかりと資産を形成したいという方には、個人年金保険は非常におすすめの商品といえるでしょう。
フリーランスの人
働き方が多様化している現在では、フリーランスという形で収入を得ている方も少なくありません。
しかしフリーランスの場合、公的な年金制度や企業の退職金制度に頼ることが難しくなるため、独自で将来の老後の収入を確保することが必要です。
フリーランスは自己責任で収入を得るため、収入の安定性には不安があるといえます。
個人年金保険は積み立てた資金が運用されるため、将来の資産形成や投資につながる可能性が出てくるでしょう。
フリーランスの人が個人年金保険に加入することで、老後の収入を確保し、経済的な安定を図るだけでなく、税制優遇の恩恵を受けたり、将来の不安を軽減するための手段として活用できます。
フリーランスが考えたい保険については、こちらの記事で解説をしています。
個人事業主・フリーランスにおすすめの保険は? 必要性も詳しく解説
20代におすすめ!個人年金保険の選び方
将来のために資産形成を始めたいと考えている20代にとって、個人年金保険は有力な選択肢の一つですが、商品によって特徴は大きく異なります。
自分にぴったりの保険を見つけるためにも以下のポイントを押さえておきましょう。
・運用方法で選ぶ
・運用通貨で選ぶ
・年金の支払い期間で選ぶ
・保険料の払い込み方法で選ぶ
運用方法で選ぶ
個人年金保険の運用方法には、大きく分けて「定額型」と「変額型」の2種類があります。将来の受け取り額が大きく変わるため、ご自身の資産運用に対する考え方に合わせて選びましょう。
「定額個人年金保険」は契約時に将来受け取れる年金額が確定しているタイプです。
「将来のために着実に資産を準備したい」「元本割れのリスクは避けたい」といった安定志向の方におすすめです。
ただし、インフレ(物価上昇)が起こると、お金の価値が実質的に目減りしてしまう可能性がある点には注意する必要があります。
「変額個人年金保険」は払い込んだ保険料を、契約者自身が選んだ投資信託など(特別勘定)で運用するタイプです。
運用実績によって将来受け取る年金額が変動するため、積極的に資産を増やしたい方や、インフレに強い資産形成を目指したい方に向いています。
一方で、運用がうまくいかなかった場合は、払い込んだ保険料の総額を下回る「元本割れ」するリスクもあります。
ある程度のリスクを許容できる方向けの選択肢といえるでしょう。
運用通貨で選ぶ
保険料をどの国の通貨で運用するかも重要な選択ポイントです。
「円建て」の個人年金保険は、保険料の払い込みから年金の受け取りまで、すべて日本円で行います。
為替レートの変動を気にする必要がないため、資産価値が変動するリスクを抑えられ、将来の計画が立てやすいのが魅力です。
「為替のことはよくわからない」「まずは安定的に始めたい」という方には、安心感のある円建てが適しています。
一方、「外貨建て」の個人年金保険は、米ドルやユーロといった日本円以外の通貨で資産を運用します。
一般的に日本円よりも金利が高い傾向にあるため、円建てよりも大きなリターンを狙える可能性があります。
ただし、年金を受け取る際の為替レートによっては、円に換算したときに資産が目減りするリスクがあります。また、円と外貨を交換する際には為替手数料がかかることも覚えておきましょう。
年金の支払い期間で選ぶ
年金をいつまで、どのように受け取るかは、老後のライフプランに直結します。主な受け取り期間には「確定年金」「有期年金」「終身年金」の3種類があります。
「確定年金」は、10年や15年など契約時に定めた一定期間、生死にかかわらず年金が受け取れるタイプです。
万が一、受取期間中に亡くなった場合は、残りの期間分の年金、またはそれに相当する一時金が遺族に支払われるため、遺族への保障も兼ね備えています。
「有期年金」も、一定期間にわたって年金を受け取る点は確定年金と同じですが、被保険者が生存している間のみ支払われる点が異なります。
受取期間中に亡くなった場合、その時点で年金の支払いは終了となります。その分、他のタイプに比べて保険料が割安な傾向にあるのが特徴です。
「終身年金」は、その名の通り、被保険者が亡くなるまで一生涯にわたって年金を受け取れるタイプです。
保険料は他のタイプより割高になる傾向があり、早期に亡くなった場合は払い込んだ保険料総額より受取総額が少なくなる可能性もあります。
保険料の払い込み方法で選ぶ
保険料の払い込み方によって、一度に必要な資金額や総支払額が変わってきます。ご自身の資金計画に合わせて選びましょう。
最も一般的なのは、毎月や毎年など定期的に保険料を支払っていく「定額払い」です。
一度に大きな資金を用意する必要がなく、家計への負担を抑えながらコツコツと準備できるため、多くの20代にとって始めやすい方法といえるでしょう。
契約時に保険期間全体の保険料を一括で支払う方法が「一時払い」です。
定額払いに比べて総支払額が割安になるメリットがありますが、まとまった資金が必要になります。また、生命保険料控除が適用されるのは支払った初年度のみとなる点にも注意が必要です。
「全期前納払い」は、保険料の全額を契約時に保険会社に預け、そこから保険会社が毎年の保険料に充当していく方式です。
一時払いと同様にまとまった資金が必要ですが、毎年保険料を支払っている扱いになるため、生命保険料控除を毎年受けられるのが大きなメリットです。
まとめ
個人年金保険は、20代で加入することに大きなメリットがあります。
ただし個人年金保険には複数の商品があり、特徴や条件も異なるため、自分の収入や就業状態に合わせた商品を選ぶことが重要です。
自分では保険のことがよくわからない…という方には、保険のプロに相談が出来る保険相談サービスを活用しましょう。
最後に、おすすめの保険相談サービスを3つ紹介いたします。
マネーキャリア

画像出典:マネーキャリア
マネーキャリアは、登録しているFPがFP資格取得率100%です。
また家計の相談を始め、保険にのみならず最近話題のNISAから住宅ローンといったことまで、お金の不安に関してなんでも相談ができるサービスです。
もちろんオンラインでの相談も可能で、申込から日程調整までLINEで完結するなど便利点も好評です。
保険見直しラボ

出典:保険見直しラボ
保険見直しラボは数々の保険相談ランキングで1位を獲得している人気の保険相談サービスです。
平均業界経験12.1年のアドバイザーの中から、担当者の紹介を行っています。
各アドバイザーは相談者のアンケート結果を基に点数評価されているため、質が高く、お客さま満足度も97.3%と高評価です。
対面・オンラインどちらの相談でも対応可能であり、面談をしてみて担当者との相性が悪かったり、無理な勧誘をされたりした場合でも、担当者を変更できる「イエローカード制度」があって安心して相談ができます。
みんなの生命保険アドバイザー

みんなの生命保険アドバイザーは、提携をしている2500名以上の保険専門家であるFPの中から希望に沿った人を担当者として紹介してくれるマッチングサービスです。
これまでの相談実績は25万件以上あり、相談に対する満足度も96%あります。
相談は何度でも無料で利用でき、納得できるまで提案を受けられ、オンラインでのご相談も対応可能です。
担当者の変更や中断を希望する場合、WEBサイトから連絡できる「ストップコール制度」を用意しています。
万一担当者の対応に不満があるときや、相性がよくないときも気軽に変更が可能です。
また同性のFPを希望(※1)できますので、同性同士話しやすい雰囲気の中、安心してご相談いただくことが可能です。
(※1):申込み後の相談内容回答の際に希望可能。希望が承れない場合もあり。
マネモのおすすめ保険相談サービスはこちら!

