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  • 公開日:2025.12.9
  • 更新日:2026.1.8

夫婦共通口座は必要?おすすめの銀行と活用のコツ

夫婦共通口座は必要?おすすめの銀行と活用のコツ

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本記事では、夫婦共通口座の基本的な運用方法をはじめ、メリット・デメリット、口座選びのポイントまで徹底解説します。家計管理を効率化したい方はぜひご覧ください。

この記事の要約はこちら

・夫婦共通口座は家計管理の手段のひとつで、夫婦の生活費や共同支出をまとめて管理できる
・メリットは、家計の透明性が上がり管理がシンプルになること、資産形成の話し合いがスムーズに進みやすくなることなど
・デメリットは、口座管理のルール不足の場合トラブルになりやすいこと、お金や家計管理への価値観の違いが出やすいことなど
・夫婦共通口座を開設する銀行は手数料や自動入金機能、ポイント還元や金利などを比較して選ぶことが重要

夫婦での家計管理は、「どちらが何を支払うか」「貯金はどう分けるか」といった課題がつきものです。

そんな悩みを解決する方法のひとつに夫婦共通口座があります。

夫婦共通口座を設ければ、生活費や固定費を一元管理でき、支出の透明性を高めることが可能です。

本記事では、夫婦共通口座の基本的な運用方法やメリット・デメリットに加え、注意点を詳しく解説します。

夫婦共通口座を選ぶポイントや検討したい銀行の比較にも触れていますので、ぜひ参考にしてください。

夫婦共通口座とは?基本の運用方法

夫婦共通口座は、夫婦が生活費や共同の支出、貯蓄などを一元的に管理するための口座です。

連名の口座は作れないため、実際にはどちらか一方の名義で口座を開設します。

毎月決まったタイミングでお互いが一定額を口座に入金し、家計をやりくりしていきます。

夫婦共通口座で家計を管理することで、毎月の支出を一覧で確認できるため家計の透明性が高まり、無駄なコストの発見につながります。

一度仕組みを作ってしまえば、家計管理にかかる時間と手間も大幅に削減できるでしょう。

ただし、いきなり共通口座ですべてを管理すると戸惑うこともあるため、最初は生活必需品や光熱費など最低限の支出からスタートするのがおすすめです。

慣れてきたら貯蓄分や将来の投資資金を共通口座で管理するなど、段階的に運用範囲を広げていくといいでしょう。

夫婦共通口座を導入するメリット

夫婦共通口座を導入するメリットは主に3つです。

詳細を見ていきましょう。

夫婦共通口座を導入するメリット
・家計管理がシンプルになりやすい
・負担額や分担が明確になる
・将来の資産形成を一緒に考えやすい

 

家計管理がシンプルになりやすい

夫婦共通口座を導入することで、二人の支出項目が整理され、確認も一度にできるため、家計管理がシンプルになります。

個別口座でのやり取りを減らせば、食費や日用品、光熱費など、毎月かかる項目の支出が明確になり、予算も立てやすくなります。

また、お互いが口座をいつでも確認できる状態にすることで家計の透明性が上がり、使途不明金や「勝手に大きな買い物をした」といった問題を防ぐことが可能です。

家計の透明性を高め、金銭的な不安をなくす仕組みを作っておけば、安心して日常を過ごせます。

負担額や分担が明確になる

夫婦共通口座はお互いが一定額を入金するため、負担額や分担が明確になります。

例えば、あらかじめ「収入に応じて〇パーセントを共通口座に入れる」といったルールを決めておくと、どちらがいくら負担しているか一目で分かり、公平感が保たれやすくなります。

明確に分担をすることで、お金のことで気まずくなる機会が減り、夫婦が共通の家計管理の方向性を理解しやすくなる点が大きなメリットです。

将来の資産形成を一緒に考えやすい

夫婦共通口座でお金の流れを把握していると、夫婦間の信頼強化につながり、貯蓄や投資を含めた長期的な資産形成の話し合いをスムーズに行えます。

現状の貯蓄額や支出パターンを共有しているため、将来の目標設定やライフプランづくりに一体感が生まれることもメリットです。

夫婦で同じ視点を持つことで、資産運用や生活の質向上に向けた計画を立てやすくなり、長期的な家計管理をしっかりとサポートできるでしょう。

夫婦共通口座を導入するデメリット

夫婦共通講座は家計管理がスムーズになる一方で、デメリットも存在します。

事前に3つのデメリットを確認しておきましょう。

夫婦共通口座を導入するデメリット
・口座管理のルールを決めないとトラブルになりやすい
・お金の使い方の価値観の違いが表面化する
・自由に使えるお金が減る可能性

 

口座管理のルールを決めないとトラブルになりやすい

夫婦共通口座からどの支出を賄うか、またどちらが管理を担当するかといったルールを明確に決めておかないと、後々トラブルになりやすいことがデメリットです。

支出内容が丸見えになるため、細かい買い物まで「何に使ったの?」と確認されるシーンが増え、「この支出は共通口座から出すべきものじゃない」などの意見の相違が起こりやすくなります。

家計管理に対する考え方は夫婦でも異なる場合が多いため、事前の話し合いとルールの整備が不可欠です。

お金の使い方の価値観の違いが表面化する

共通口座を導入すると、娯楽費や嗜好品など個人的な部分までお金の移動が可視化されるため、価値観や優先順位の違いが明らかになりやすくなります。

日頃の小さなストレスが積み重なると、家計以外の問題も引き起こしかねません

まずはお互いの価値観を共有し、共通口座と個別口座の使い道を柔軟に区別する対策が重要です。

自由に使えるお金が減る可能性

夫婦共通口座に一定額を振り込む仕組みは家計管理を簡素化する一方、「個人で使える自由なお金が減った」と感じる可能性があることもデメリットのひとつです。

これは特に収入額にゆとりのない家庭で発生しやすい問題といえます。

自由なお金が少ないと、心理的な抵抗やストレスが蓄積しやすくなるため、夫婦それぞれが自分のために使える予算を確保する工夫も必要です。

家計管理がシンプルになり、支出がひとつにまとまるから見える化しやすく、負担額も公平に分けやすいね。
二人で資産形成の話もしやすくなるね。
マネモちゃん
マネモちゃん
マネモ先生
マネモ先生
ただし、ルールを決めずに始めると揉めやすいし、お金の使い方の価値観の違いが浮き彫りになることも。
共通口座に入れる額が増えすぎると、自分の自由なお金が減ったと感じる人もいるから、夫婦ごとにバランスを取ることが大切です。

夫婦共通口座を作る際の注意点

実際に口座を開設する前に、夫婦がお互いに理解しておくべきルールや制度面での注意点が2つあります。

夫婦共通口座を作る際の注意点
・夫婦連盟の名義口座は作れない
・収入割合に応じた入金ルールを決める

 

夫婦連名の名義口座はつくれない

日本の銀行制度では、夫婦連名での口座開設は基本的に認められていません。

そのため、事実上どちらか一方の名義の口座を夫婦共通口座として運用する形が一般的になります。

この際、キャッシュカードも名義人本人しか持てないケースが多いので、口座を開設する金融機関のルールを細かく確認しておきましょう。

収入割合に応じた入金ルールを決める

夫婦共通口座にいくら入金するかは夫婦の収入差や生活費の規模によって異なります。

例えば、収入額の比率で決める方法や、必要経費を話し合ったうえで固定額を設定する方法があります。

大切なのは、負担が一方に偏りすぎて不満を生まないようにすることです。

将来のライフプランも見据えて、現実的で納得感のあるルールを整えるとスムーズに運用しやすくなります。

夫婦共通口座を選ぶポイント

金融機関は数多くあり、手数料や金利などがそれぞれ異なります。

夫婦共通口座を選ぶ際には、銀行や口座の特徴をしっかり比較し、より家計にとって使いやすくお得なものを検討することが大切です。

ここでは選ぶポイントを4つ解説します。

夫婦共通口座を選ぶポイント
・入出金や振込手数料を比較する
・自動入金・自動送金があるか比較する
・金利やポイント還元も考慮する
・付帯サービスを比較する

 

入出金や振込手数料を比較する

夫婦共通口座は引き落としや振り込みなどで頻繁にお金が動くため、手数料の高い銀行を選ぶと無駄なコストが増えるリスクがあります。

入出金や振込の手数料が無料の回数の多い銀行や、特定条件下で手数料優遇がある銀行を優先して検討するとよいでしょう。

月々の生活費だけでなく、予期せぬ出費にも対応しやすい口座を選ぶことで、長く使い続けられる仕組みを作れます。

自動入金・自動送金があるか比較する

自動入金や自動送金機能がある銀行を選べば、毎月決まった日に生活費を共通口座へ移す手間を削減できます。

個々の給与口座から共通口座へ自動的に資金移動できる環境を整えると、家計管理が大幅に楽になるでしょう。

特に忙しい共働き夫婦には、こうした自動化の仕組みがストレスを減らし、家事や仕事との両立もしやすくなるメリットがあります。

金利やポイント還元率も考慮する

預金金利の差は小さいように見えて、長期的に見るとまとまった差になります。

将来の資産形成を視野に入れるなら、定期預金やポイント還元率の優遇などをしっかり検討するといいでしょう。

特に、家計管理と同時に貯蓄目標を設定している場合は、微々たる金利でも利用意義があり、よりお得に資産を増やせる可能性があります。

付帯サービスを比較する

銀行はキャッシュレス決済やポイントバックなど、日常的に役立つ付帯サービスを提供している場合があります。

例えばデビットカード付帯など、キャッシュレス決済に対応していれば、利用明細が家計簿代わりとなります。

また、電気代や水道代を引き落とすとポイントが貯まるサービスのように、生活費との相性がよいものは積極的に活用しやすいです。

このように付帯サービスによっては日常的な家計節約にも効果が期待できます。

夫婦共通口座で検討をしたい銀行

夫婦共通口座におすすめの銀行は次の4つです。

項目 三井住友銀行
(Olive)
SBI新生銀行 楽天銀行 住信SBIネット銀行
入出金手数料 無料~330円
Oliveアカウント契約により
無料特典あり
無料~110円
無料特典あり
無料~275円
無料特典あり
・アプリでATM:何度でも無料
・165円~330円(無料特典あり)
振込手数料
(他行宛)
月3回まで無料~220円
※SMBCダイレクトかつ
Oliveアカウントの場合
無料~~214円
無料特典あり
無料~145円
無料特典あり
無料~77円
無料特典あり
自動送金/送金
・一人あたり3契約まで
×
・99件まで

・10件まで
金利(税引前) ・円普通預金:
0.20%
・円定期預金:
0.25%~0.50%
・円普通預金:
0.21%~0.40%
・円定期預金:
0.26%~1.20%
・円普通預金:
年0.20%
・円定期預金:
0.225%~0.50%
・円普通預金:
0.20%~0.210%
・円定期預金:
0.225%~0.800%
ポイント還元率 ・Vポイント
・還元率は対象サービスの利用状況により異なる
・ポイントプログラムなし ・楽天ポイント
・会員ステージに応じて優遇
・スマプロポイント
・デビットカードやスマプロ特典などの利用状況に応じて優遇
付帯サービス

※参考:三井住友銀行|OliveSBI新生銀行楽天銀行住信SBIネット銀行

※2026年1月現在の情報です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

それぞれ特徴が異なるため、夫婦それぞれの収入状況や生活スタイルに合わせて、使いやすくてお得度の高い口座を選ぶと、家計管理の効率化だけでなく日常出費の削減効果も期待できます。

三井住友銀行|Olive

「Olive」は三井住友銀行のスマホの口座です。

口座開設時にOliveアカウントを契約することで、入出金や振込手数料の優遇などが受けられます。

付帯サービスとして、キャッシュカードだけでなく、デビットカードやクレジットカード、ポイント払いなどの機能が一体化した便利なカードが付いてきます。

さらにアプリで入出金や振込・送金などの明細を見ることができるため、家計管理がしやすいでしょう。

三井住友銀行(Olive)
入手金手数料 ・三井住友銀行本支店ATM:無料
・その他ATM:~330円
※Oliveアカウント契約により無料特典あり
振込手数料 ・三井住友銀行:無料(SMBCダイレクト)
・他行:月3回無料(SMBCダイレクトかつOliveアカウントの場合)
※Oliveアカウント契約により無料特典あり
自動送金/送金 ・あり、一人あたり3契約まで
金利(税引前) ・円普通預金:0.200%
・円定期預金:0.25%~0.500%
ポイント還元率 ・Vポイント
・還元率は対象サービスの利用状況により異なる
付帯サービス ・Oliveフレキシブルペイ(5つの機能が1つになったカード)
・Vポイントアッププログラム など

※参考:三井住友銀行|Olive
※2026年1月現在

SBI新生銀行

SBI新生銀行は他行と比べて、振込手数料無料回数やATM手数料を優遇しているのが特徴です。

出金手数料は提携コンビニATMなら月5回無料、振込手数料はネット振込なら最低月1回無料で、会員ステージに応じてさらに優遇されます。

円普通預金や円定期預金の金利も他行と比べて高い傾向にあります。

入出金や振込が多い夫婦や、余計なコストを抑えながら家計管理を進めたい夫婦におすすめです。

SBI新生銀行
入手金手数料 ・入金:無料
・出金:無料~110円
※会員ステージに応じて月最大何度でも無料
振込手数料 ・SBI新生銀行:無料~920円
・他行:無料~214円
※会員ステージや振込方法(ネットまたは窓口)によって異なる
自動送金/送金 なし
金利(税引前) ・円普通預金:0.21%~0.40%
・円定期預金:0.26%~1.20%
ポイント還元率 ・ポイントプログラムなし
付帯サービス ・ステップアッププログラム
・キャッシュプレゼントプログラム
・デビットカード など

※参考:SBI新生銀行
※2026年1月現在

SBI新生銀行については、こちらの記事で解説をしています。
SBI新生銀行の評判は?やばいと言われる理由やメリットを徹底解説

楽天銀行

楽天銀行には「ハッピープログラム」という会員優遇プログラムがあり、楽天ポイントとの連携が強みです。

会員ステージに応じて入出金・振込手数料が無料となり、貯まったポイントは振込手数料として活用できます。

楽天市場や楽天カードとの併用でよりメリットを感じやすく、ネットショッピングを頻繁に利用する夫婦におすすめです。

アプリやオンラインサービスの操作性も優れており、初心者でも使いやすいと評価されています。

楽天銀行
入手金手数料 ・入金:220円~275円(3万円未満)、無料(3万円以上)
・出金:220円~275円
※口座開設から2ヵ月目までは月3回無料
※会員ステージに応じて月最大7回無料
振込手数料 ・楽天銀行口座:無料
・他行:145円※
※会員ステージに応じて月最大3回無料
※給与や賞与、公的年金の受け取りがあれば翌月3回無料
自動送金/送金 ・あり、99件まで
金利(税引前) ・円普通預金:年0.20%
・円定期預金:0.225%~0.50%
ポイント還元率 ・楽天ポイント
・還元率は会員ステージに応じて異なる
付帯サービス ・ハッピープログラム
・楽天カード:クレジットカードとキャッシュカードの一体型 など

※参考:楽天銀行
※2026年1月現在

楽天銀行については、こちらの記事で解説をしています。
楽天銀行のメリット・デメリットは?特典や向いている人についても解説!

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行は、「アプリでATM」機能がついていることが大きな特徴です。

これはキャッシュカードがなくても、スマホアプリのQRコードを使用して入手金などが行える機能で、特定のコンビニATMでの入出金手数料が何度でも無料となります。

自動送金も10件まで登録できるため、生活費の振込や引き落としが多い家庭でも、お得かつ便利に利用できるでしょう。

住信SBIネット銀行
入手金手数料 ・アプリでATM:何度でも無料
・165円~330円※
※スマプロランクに応じて一定回数無料
振込手数料 ・住信SBIネット銀行:無料
・三井住友信託銀行:無料
・他行:無料回数以降77円※
※スマプロランクに応じて無料回数が決定
自動送金/送金 ・あり、10件まで
金利(税引前) ・円普通預金:0.20%~0.210%
・円定期預金:0.275%~0.40%
ポイント還元率 ・スマプロポイント(住信SBIネット銀行が発行するポイント)
・デビットカードやスマプロ特典などの利用状況により還元率優遇
付帯サービス ・デビットカード(3種類から選択)

※参考:住信SBIネット銀行
※2026年1月現在

よくある疑問

夫婦共通口座を作るにあたって生じやすい質問や懸念点をまとめました。

夫婦共通口座は必ず作るべきですか?

家計管理をするうえで、夫婦共通口座が必須というわけではありません。

夫婦それぞれが好む管理スタイルやライフスタイルが異なる場合は、無理に夫婦共通口座を運用する必要はないでしょう。

大切なのはお互いに納得できる形でのお金の管理体制を築くことです。

夫婦共通口座に入れるお金の割合はどう決めればいいですか?

具体的には、夫婦間で話し合い、収入や支出のバランスを考慮して決定するのが最善策です。

収入差が大きい場合は、比率に応じて入金額を変える、または最低限の固定額を決めて残りは自由に使うなど、さまざまな方法があります。

重要なのは、どちらか一方に過度な負担が偏らないように配慮し、毎月の生活費の予算や貯蓄目標を達成しやすいルールを作ることです。

離婚や別居になった場合、夫婦共通口座はどうなりますか?

基本的に共通口座の名義人が誰であっても、「結婚時から離婚または別居時までに夫婦で協力し合って貯めてきたもの」が財産分与の対象となります。

しかし、財産分与の段階になれば、どのようにお金を分割するかを法律的に整理する必要があるでしょう。

法的な問題に直面した場合は専門家に相談し、夫婦の共有財産としてどのように扱うかを慎重に決めることが大切です。

まとめ

夫婦共通口座は生活費や預貯金などを一括で管理できる利便性があり、二人の支出状況を透明化できます。

それにより、家計管理の効率化や信頼感向上につながり、将来の資産形成も一緒に考えやすくなります。

一方で、円滑な運用には、口座管理のルール設定やお互いの価値観の擦り合わせなど、事前の話し合いが必要不可欠です。

銀行の選び方や入金ルールの決め方にはさまざまな選択肢があるので、二人が心地よく続けられる方法を話し合い、実践してみてください。

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