この記事の要約はこちら
・20代のうちに終身保険に加入しておいた方がよい理由はある。
・20代といっても、独身の人、既婚の人、子どもがいる人など、属性ごとに終身保険の必要性が異なる。
・終身保険にはメリットとデメリットがある。
・20代で終身保険に入れば、安い保険料で一生涯の保障が手に入るが、ライフステージの変化には対応しづらくなる。
・健康なうちに加入するという点では20代で入ることはメリットだが、実際に必要になるのが50年以上先になる可能性が高いことを考えると、他の保険とも比較検討が必要。
終身保険とは一生涯保障が続く保険です。
満期がなく、被保険者が死亡したとき、あるいは高度障害状態になったときに保険金が支払われます。
20代は死亡のリスクがまだそれほど高くないため、このような保険に入る必要はないと考えている人も少なくないでしょう。
そこで、この記事では、20代で生命保険加入を検討した方がよい理由と、20代で終身保険に入るメリットや注意点について解説します。
この記事の目次
20代の終身保険の加入率
2025年1月に生命保険文化センターが公表した2024(令和6)年度生命保険に関する全国実態調査 によると、世帯主が29歳未満の世帯では、民間保険の世帯加入率は62.9%です。
30代以降はいずれの年代も8割前後の加入率であることを考えると、20代の加入率はまだまだ少ないようです。
ただし、同調査では世帯主年齢別に直近加入の契約についても調べられており、そちらでは、世帯主が29歳未満でも、加入目的が「万一のときの家族の生活保障のため」という世帯が67.6%でした。
実際に保険契約している世帯では、万が一の備えを重視している様子がうかがえます。
さらに、同調査では、「生活保障の準備状況」や「今後増やしたい生活保障準備項目」も世帯主年齢別に調査が行われています。
世帯主が29歳未満の世帯では、「世帯主が万が一の時の資金準備」を済ませている割合が40%、今後増やしたいと考えている割合が39%という結果でした。
もちろん、これらの調査結果だけでは、加入済みの保険や検討中の保障が終身保険かどうかはわかりません。
しかし、まだ生命保険の加入率がまだ高くない20代でも、死亡保障の必要性を感じている人が少なくないことはわかるでしょう。
参考:2024(令和6)年度生命保険に関する全国実態調査
〈図表Ⅰ-4〉生命保険・個人年金保険の世帯加入率(民保)(世帯主年齢別)
〈図表Ⅰ-140〉直近加入契約(民保)の加入目的(世帯主年齢別)(複数回答)
〈図表Ⅱ-8〉生活保障の準備状況(世帯主年齢別)(複数回答)
〈図表Ⅱ-11〉今後増やしたい生活保障準備項目(世帯主年齢別)(複数回答)
20代が終身保険を検討すべき4つの理由
「20代だからまだ保険は必要ない」と思っているとしたら、それは間違いです。
20代から保障を確保しておくことにはそれなりの意味があります。
主な理由は以下に挙げる4つです。
それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
・収入が途絶えると影響が大きいから
・人によっては万が一の備えが必要だから
・女性は妊娠や出産の可能性があるから
入院するリスクは20代でもあるから
20代は、30代以降と比べると、確かに病気になるリスクや死亡するリスクは低いかもしれません。
しかし、リスクが低いだけで、決してリスクがないわけではありません。
特に、ケガをするリスクや事故に遭うリスクは、他の年代とさほど大きな違いはないでしょう。
むしろ、アクティブに活動する人ほどリスクは高いとも言えます。
入院するのは病気のときだけではありません。
20代からリスクに対する備えをしておくことは無駄ではないのです。
終身保険には特約で入院や通院の保障をプラスできるものもあるので、万が一の保障と入院等への備えを一度に準備できます。
収入が途絶えると影響が大きいから
20代は、働き始めてからの期間が短いいため、必然的に他の年代よりも収入の低い人が多くなります。
収入に余裕がなければ、十分な貯蓄をすることはできません。
余裕資金を貯蓄に回せている人でも、貯蓄を始めてからの期間が短いため、それほど高額にはなっていないでしょう。
その状態で死亡すれば、残された家族は生活に困ります。
死亡しなくても、病気やケガで入院すれば、一時的に働くことができません。
そうなれば、収入は減少、最悪の場合はなくなってしまう可能性もあります。
貯蓄が十分にない状況で収入が減ってしまうと、入院費や治療費を支払うのも困難になるでしょう。
入院費、治療費は支払えても、退院後の生活費が足りなくなるかもしれません。
終身保険に医療特約を付けておけば、生活費を削らずに済みます。
人によっては万が一の備えが必要だから
20代の人の中には、既に結婚している人もいるでしょう。
家計を支える立場であれば、自分に万が一のことがあったら家族がどうなるかも考えなければなりません。
死亡したら、残された家族が生活できなくなる可能性があります。
子どもがいれば、将来の進路にもかかわってくる問題です。
死亡しなくても、入院して収入が減少すれば、その影響は計り知れません。
万が一に対する備えはしておかなければならないでしょう。
人口動態調査人口動態統計によると、20代の死亡率は、20~24歳が0.0376%、25~29歳が0.0394%です。
ただし、男性のみにすると、20~24歳が0.0462%、25~29歳が0.0515%と上がります。
決して高くはない数字ですが、備えが不要とは言えません。
参考:人口動態調査人口動態統計 確定数 死亡死因(死因年次推移分類)別にみた性・年齢(5歳階級)・年次別死亡数及び死亡率(人口10万対) 2023年
女性は妊娠や出産の可能性があるから
20代の女性は、結婚していれば妊娠や出産について考えることもあるでしょう。
現時点では結婚していない人でも、将来は結婚して子どもを産む可能性があります。
妊娠や出産時にトラブルが発生することは少なくありません。
そのようなトラブルへ備えを考えるのは、妊娠がわかってからでは遅いのです。
帝王切開で1人目を出産したら、その後の出産も帝王切開になる可能性が高まります。
帝王切開で出産した後は、加入条件が厳しくなるケースもあります。
健康で入りやすいうちに加入を検討しておくべきです。
20代で終身保険に入るメリット
早いうちに終身保険を検討すべきだと言われても、死亡率がそれほど高くないのに、20代で入る必要はないと思う人もいるでしょう。
しかし、明確なメリットがあるとしたらどうでしょうか。
20代が終身保険に入ることには次のようなメリットがあります。
・若いほど保険料が安い
・健康なうちに加入できる
・将来の資金形成になる
若いほど保険料が安い
終身保険に限らず、生命保険は、加入時の年齢が若いほど保険料は安くなるように設定されています。
それは死亡率が低いからです。
つまり、同じ保険なら、30代以降で加入するよりも20代で入っておいた方が、保険料が割安になります。
特に、終身保険の場合は、入ったときの保険料がそのまま維持されるのが特徴です。
更新によって保険料が上がることなく、20代の安い保険料をずっと払い続けられるため、トータルの保険料も安くなる可能性が高くなります。
健康なうちに加入できる
終身保険に限らず、生命保険の加入時には健康状態の告知義務があります。
告知義務とは、現在の健康状態だけでなく、過去の傷病歴や職業などを正確に申告する義務のことです。
告知義務は、公平な保険制度を維持するために必要なもので、告知の内容が事実と異なる場合は、告知義務違反となり、保険金の支払いを断られたり、契約が解除されたりする可能性もあります。
年齢が進むと健康状態が悪化する可能性が高く、入りたいと思った時には入れなくなっているかもしれません。
健康な若いうちに入っておくということは、それだけでメリットになるわけです。
特に、終身保険には更新がないため、一度入ったら一生涯の保障を確保できます。
将来の資金形成になる
終身保険は、保障と貯蓄を兼ね備えている貯蓄型の保険です。
被保険者が死亡した時に、あらかじめ指定されている人が保険金を受け取れるというだけでなく、資金が必要になったときに解約して解約返戻金を受け取るということもできます。
受け取った解約返戻金は、あらかじめ決めていた目的以外に使うことも可能です。
保険料を払い続けることが、転用可能な資産を形成することにつながります。
20代のうちに入るかどうかで、長期的な負担や使い勝手は大きく変わるから、一度保険相談で『自分に合う終身保険かどうか』を確認しておくと判断しやすいです。
20代で終身保険に入る際に注意する点
20代で終身保険に入ることには、先に述べたようなメリットがありますが、注意の必要な点もあります。
加入後に「こんなはずではなかった」と後悔しないように、どのような注意点があるか把握しておきましょう。
・独身の必要性は高くない
・保険料負担がいつまで続くのかを考える
・途中で合わなくなる可能性がある
独身の必要性は高くない
20代はライフステージが変化しやすい年代です。
近い将来に結婚や転職、出産など、何らかの変化があることも想定しておきましょう。
一生涯の保障を確保するよりも、現状で必要性の高い別の保険を選んだり、将来見直しやすい保険を選んだりする方がよい場合もあります。
また、独身で扶養している家族がいないのであれば、保障額の大きな保険は不要です。
終身保険を選ぶ場合も、保険金額を大きくしすぎないように注意しましょう。
保険料負担がいつまで続くのかを考える
20代は収入がまだ不安定だったり、少なかったりする場合が多いので、保険料の設定が高額になり、家計を圧迫するようなことにならないように注意しなければなりません。
終身保険の中には、保険料を一生涯払い続けるタイプもあります。
何歳まで保険料を払い続けることになるのかをしっかりチェックすることが大切です。
せっかく一生涯の保障を得られても、支払いを続けられず途中で解約することになっては意味がありません。
解約の時期によっては大損することになりますから、保険料の負担感について考えることはとても重要です。
途中で合わなくなる可能性がある
20代で終身保険に入った場合、実際にその保険が使われるのは、50年以上先かもしれません。
年月が経つうちに金銭価値が大きく変われば、設定した保険金額が目的とは合わなくなる可能性もあります。
終身保険は更新がないため、つい入ったらそのまま放置してしまいがちですが、定期的に見直すことがとても重要です。
20代での終身保険加入が向いている人・向いていない人
20代で終身保険加入が大きなメリットになる人がいる一方で、あまりメリットにはならない人がいるのは確かです。
あまりメリットにはらなないのであれば、無理して終身保険を選ぶよりも、他の保険を検討した方がよいかもしれません。
20代での終身保険加入が向いている人と向いていない人を分けると、それぞれ以下のようになります。
20代での終身保険加入が向いている人
20代で終身保険に加入するのが向いているのは主に以下のような人です。
・計画的な資産形成をしたい人
・払った保険料は確実に活かしたい人
・一生涯の死亡保障を確保しておきたい人
・相続対策をしたい人
・自分の葬儀代を残しておきたい人
配偶者や子ども、親などを扶養している場合、万が一自分が亡くなった時には、残された家族が生活に困ります。
何らかの形で死亡保障を準備しておかなければなりません。
終身保険には貯蓄性もあるため、万が一に備えながら資産形成もできます。
健康状態に問題がない若いうちにベースの死亡保障として加入するなら終身保険がぴったりです。
将来の変化に応じて保障額を増やすなら、定期保険と組み合わせることもできます。
掛け捨ては保険料がもったいない、払った保険料は必ず活かしたいと考える人にとっても、一生涯にわたって死亡保障を確保できる終身保険は向いているでしょう。
また、20代では少数派と言えますが、資産が多く相続人が複数いる場合は、終身保険を利用して相続対策もできます。
独身や共働きで子どももいない人が、自分の葬式代くらい準備しておきたいというときにも、少額の終身保険に入っておけば安心です。
20代での終身保険加入が向いていない人
20代で終身保険に加入するのが向いていないのは主に以下のような人です。
・専業主婦
・高い保険料を払い続けられない人
独身で扶養家族がいない場合、万が一のことがあっても遺族が生活に困ることはないので、基本的に大きな死亡保障は不要です。
すぐに使ってしまうクセがなければ、保険料分を貯蓄に回した方が良いかもしれません。
専業主婦の場合も、生活を支える側ではないため、保険料が割高の終身保険は不向きです。
また、終身保険は払込期間中ずっと保険料を払い続けなければなりませんから、高い保険料を払い続けられない人は、もっと保険料負担の小さい他の保険を検討した方がよいでしょう。
20代が終身保険を選ぶポイント
多くの保険の中から、自分に合う保険を選ぶのは簡単なことではありません。
さまざまな点を比較しながら、自分にとってベストなものを選ぶ必要があります。
20代の人が終身保険を検討する際に押さえておきたいポイントは次に挙げる6つです。
・終身保険に入る目的は何か
・どれくらいの保障額が必要か
・ライフプランに合う保険内容か
・保険料が家計を圧迫しないか
・保険料の払い込み期間をどうするか
・保険料の払い方をどうするか
終身保険に入る目的は何か
せっかく保険に入るのですから、目的に合う保険を選ぶことが重要ですが、保険にはさまざまな種類があるうえに、終身保険にもいくつかの種類があります。
多くの中から1つを選ぶのですから、何のために入るのか、目的が漠然としていたのでは最適な商品を選べません。
万が一の死亡に備えたいのか、子どもの教育資金を貯めたいのか、将来のために貯蓄を兼ねたいのかなど、まずは自分が終身保険に入る目的を明確にすることが重要です。
どれくらいの保障額が必要か
終身保険は、被保険者の収入や年齢、加入の目的などによって必要な保障額が変わってきます。
遺族が何人いるのか、遺族年金の支給があるか、遺族が仕事をしているかなどの条件によっても変化するので、保障額は多ければよいというわけではありません。
保障額をあまり高額に設定すると、保険料が高くなり、支払いが家計を圧迫してしまいます。
過不足ない保障額を設定することが重要です。
ライフプランに合う保険内容か
ライフプランとは、自分の現在と将来を見える化した人生の設計図のことです。
家族構成の変化や子どもの進学、住宅購入、老後など、人生の節目ごとに発生する出来事や、将来やりたいこと、実現したい夢などを明確にして設計する必要があります。
ライフプランに合う保険を選ばなければ、備えとして不十分なものになりかねません。
ライフイベントを洗い出し、将来の収支をシミュレーションすることで、万が一のとき、どのような備えが必要で、どれくらいの保障額が必要かをはっきりさせましょう。
保険料が家計を圧迫しないか
将来困らないように準備することは大切ですが、保険料の支払いが家計を圧迫し、現在の生活が困窮するのであれば本末転倒です。
保険はあくまでも万が一の備えで、現在の生活があってこその将来ですから、現在の生活に支障が出るほど高い保険料を払ってまで将来の備えをする必要はありません。
家計を圧迫しない範囲でできる備えを考えましょう。
保険料の払い込み期間をどうするか
終身保険は、契約時に「終身払い」や「有期払い」といった払い込み期間を選ばなければなりません。
有期払いは、60歳までや65歳までといった特定の年齢までか、10年、20年といった特定の期間までで保険料の支払いが完了し、その後は払い込みの必要が不要となります。
一方、終身払いは、一生涯にわたって保険料を払い続ける必要がありますが、毎月の保険料は有期払いより割安です。
保険料の払い方をどうするか
保険料の払い方は月払だけではありません。
一括払いや半年払い、年払い、全期前納などの払い方もあり、経路別の払い方としては、口座振替、クレジットカード、振込(振込票払い)、団体扱い(給料天引き)などがあります。
ただし、保険会社や保険商品によって、利用できる払い方が異なるので、どのような払い方ができるか、事前確認が必要です。
まとめて保険料を支払う方が割安ですが、一時的に支払いが高額になるので、自分のライフスタイルに合う方法を選ぶようにしましょう。
20代のうちに一度、ライフプラン全体を踏まえて保険相談で整理しておくと、後悔のない選び方ができます。
終身保険の種類
終身保険とひとまとめにされがちですが、終身保険にも種類があり、それぞれ特徴があります。
自分に合うものを選べるように、どのような特徴を持つ保険なのかをしっかり確認しておきましょう。
・定額終身保険
・変額終身保険
・低解約返戻金型終身保険
・外貨建て終身保険
定額終身保険
定額終身保険は、基本となる終身保険です。
固定利率で運用され、保障額も一生涯変わりません。
利率や保険料、保障額が途中で変わることがないため、保障内容が分かりやすいのですが、契約時の金利が低い場合は、一生涯その低い利率が固定されることになるため注意が必要です。
変額終身保険
変額終身保険とは、運用実績に応じて死亡保険金や解約返戻金が増減するタイプの終身保険です。
運用成績がよければ死亡保険金や解約返戻金が増える可能性があります。
死亡保険金は最低保証額が定められている場合が多く、その場合は運用成績が悪くてもそれ以下の金額になることはありません。
ただし、解約する場合は、タイミングによって解約返戻金が支払った保険料の総額を下回るリスクもあります。
インフレ対策としては有効ですが、運用のための諸費用を負担する必要がある点には注意画必要です。
変額保険については、こちらの記事で解説をしています。
変額保険は本当に儲かる?メリットやリスク・NISAとの違いについて解説
低解約返戻金型終身保険
低解約返戻金型終身保険は、契約から一定期間に解約した場合の解約返戻金が通常よりも低く抑えられている代わりに、保険料が割安に設定されている終身保険です。
保険料を振り込んでいる期間を一定期間としているケースが多く、保険料振込期間中に解約してしまうと、戻ってくる額が払い込んだ保険料総額を大幅に下回ります。
通常の終身保険よりも保険料が低く設定されているため、解約せずに長期的に継続する予定であればメリットが大きい保険です。
将来的に解約する予定でも、目的が老後資金の形成など、保険料の払い込み期間が終了してから解約することが明確な場合はメリットがあります。
低解約返戻金型終身保険については、こちらの記事で解説をしています。
【FPが解説】低解約返戻金型終身保険とはどんな保険?メリット・デメリットや他の保険との違いを詳しく解説
積立利率変動型終身保険
積立利率変動型終身保険は、市場金利の動向に連動して貯蓄部分の積立利率が変動する終身保険です。
適用される利率は一定期間ごとに見直され、市場金利が上がれば積立利率も上がり、それに伴って解約返戻金が増加、将来の保険料負担が軽減されます。
逆に、市場金利が下がれば積立利率も下がるというのが特徴です。
最低保証利率が設定されていればそれを下回ることはありません。
しかし、状況によっては期待通りには解約返戻金が増加しないこともあり得ます。
積立利率変動型終身保険については、こちらの記事で解説をしています。
積立利率変動型終身保険のデメリットや返戻率を高めるコツは?保険のプロがわかりやすく解説!
外貨建て終身保険
外貨建て終身保険は、運用や保険金の支払いが、原則外貨で行われる終身保険です。
日本の金利よりも金利が高い海外で運用されれば、保険金額が同じ円建ての保険に比べて保険料が割安になります。
デメリットは、為替変動の影響を受ける点です。
保険料が月払の場合、払い込む金額が毎月変わり、受け取る保険金や解約返戻金を円換算すると払込保険料総額を下回る場合もあります。
為替手数料など、外貨建て保険には国内の保険ではかからない費用がかかる点にも注意が必要です。
外貨建て終身保険については、こちらの記事で解説をしています。
一時払い終身保険(外貨建て)の選び方をランキング形式で徹底解説
【状況別】終身保険以外に20代が検討すべき生命保険
20代と一口に言っても、置かれた状況は人によってさまざまです。
必要な保障は、置かれた状況によって変わってくるので、終身保険以外が向く場合もあります。
状況別に20代が終身保険を選ぶならどのような保険がよいかということについても解説しておきましょう。
独身の場合
独身の場合、生活を支えなければならない家族がいるケースはあまり多くありません。
親や兄弟の面倒を見ているのであれば、既婚者同様、遺族の生活を守る保障が必要ですが、そうでなければ、最低限の保障を確保しておけばよいでしょう。
病気や死亡のリスクは低いものの、ケガや事故に遭うリスクに備える必要があります。
医療保険を準備するのがおすすめです。
死亡保険を考えるのであれば、万が一のときに事後の処理をしてくれる人が困らないように少額の保障を準備しておきましょう。
将来、ライフイベントの変化によって、保険の見直しが必要になることを想定して、保険料が割安な掛け捨て型を中心に検討します。
フリーランスや個人事業主の場合、会社員のように社会保険の傷病手当金の給付を受けられません。
長期間働けなくなった場合の保障として、就業不能保険の検討も有効です。
うつ病などの精神疾患に対応したものもあるため、会社員の場合も検討する価値はあるでしょう。
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就業不能保険はいらないといわれる5つの理由|必要な人・不要な人の特徴は?
既婚の場合
20代で夫婦のみの生活をしている場合は、夫婦の働き方によって選ぶべき保険が異なります。
共働きの場合は、どちらか一方が入院して働けなくなるリスクに備えましょう。
最低限の医療保険や就業不能保険を検討するのがおすすめです。
一方が専業主婦(夫)の場合は、家計を支えている側に何かあった場合に備えることを優先します。
まずは働き手の医療保険と就業不能保険を確保するようにしましょう。
家計を支える側に万が一のことがあった時、残される側が生活に困らない程度の死亡保険も検討が必要です。
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就業不能保険は支払条件が厳しいってホント?加入時の審査や商品の選び方も解説
子どもがいる場合
20代の場合、子どもが産まれたばかりという人も多いでしょう。
子どもが小さいほど、万が一の備えとして死亡保障が必要です。
保障額も子どもが小さいほど高額に設定しなければなりません。
身近に家族のサポートをしてくれる人がいるかどうかによっても、設定すべき保障額が変わってきます。
外部委託するための費用を確保するためです。
子どもが産まれる前から死亡保険に入っていた場合は、死亡保険額の見直しが必要ですが、死亡保険だけで必要な保険金額を準備すると保険料が高額になります。
収入保障保険などと組み合わせることも検討しましょう。
20代では、死亡のリスクよりも、病気やケガによって働けなくなるリスクの方が高いので、就業不能保険も有効です。
子どもの教育資金を確保するのであれば、子どもが小さいうちしか加入することができない学資保険も検討しましょう。
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教育資金の準備はどうする?学資保険と終身保険の違いやメリットを徹底解説
シングルマザー・シングルファザーの場合
シングルマザー・シングルファザーは、1人で家族の生活を支えている状態です。
もし病気やケガで働けなくなると、収入が途絶えてしまう可能性が高いので、入院費や治療費の備えとして医療保険を確保しておきましょう。
民間の医療保険は現金給付なので、生活費にも使えます。
自分に万が一のことがあっても、子どもが生活できるように、終身保険や収入保障保険なども検討しておく必要があります。
収入減少に備えて、就業不能保険を検討するのも有効です。
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女性の場合
女性ならではの病気は、女性ホルモンの働きが活発な若いうちから発症するリスクがあります。
増加のピークを迎えるのも、30代、40代と早いのが特徴です。
特に子宮頸がんの発症は20代から増え、増加のピークは30代後半、乳がんも30代から発症が増える傾向にあります。
女性特有のがんに対する備えは20代でも必要です。
また、20代女性は、将来的に妊娠・出産の可能性が高いので、妊娠時や出産時のトラブルに備えるのであれば、早めに医療保険も検討しておいた方がよいでしょう。
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20代はライフプランに合わせて生命保険を選ぼう
20代は、まだ働き始めたばかりの人や、独身の人も多く、今後大きくライフステージが変化することも予想されます。
20代の人が生命保険を検討するのであれば、まずは自分のライフプランをしっかり設計するところから始めしましょう。
そのうえで、ライフプランに合う生命保険を選ぶことが大切です。
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