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・ネット保険は申し込みから契約成立までインターネット上で完結し保険料が割安
・ネット保険は自分で保障内容を選択し加入後も自己管理していかなくてはならない
・ネット保険はいつでもどこでも申し込みができるため忙しい人にとってメリットとなる
・ネット保険は保障内容や保障範囲を理解しておかないと危険
ネット保険は、2008年に日本で初めて登場し、現在では保険商品の種類も大幅に増加しました。
安くて手軽に契約ができるネット保険について、興味がある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、普通の保険との違いやメリット・デメリットについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
ネット保険とは?普通の保険との違い
ネット保険とは、資料請求から申し込み、そして加入に至るまで、全ての手続きをインターネット上で完結できる保険商品の総称です。
時間や場所に縛られずに手続きができる点や、シンプルな商品設計が特徴です。
ネット保険と一般的な対面販売型の保険との違いは、加入までの手続きの流れとコストにあります。
ネット保険では、すべての手続きをインターネット上で行うため、人件費や店舗運営費などのコストを削減でき、その結果、手頃な保険料の商品が多く見られます。
一方、対面販売型の保険は、保険代理店や保険会社の窓口、または保険会社の担当者による直接の説明を通じて加入します。
対面販売型の保険は、担当者と直接相談したり質問したりすることができ、契約する商品についてより深く理解できる点がメリットです。
ただし、ネット保険と比べると、営業職員の人件費がかかるため、保険料が高くなりやすい傾向があります。
ネット保険と対面販売型の保険の両方に対応した商品もあるため、自分のニーズに合わせて選ぶことが大切です。
ネット保険5つのデメリット
・取り扱っている保険商品や特約の種類が限られる
・適切な保障が受けられない可能性がある
・加入する際は自分で情報を集めなければならない
・プロからのアドバイスを受けられない
・加入後の手続きもすべて自分で行う必要がある
取り扱っている保険商品や特約の種類が限られる
ネット保険は対面型に比べて、取り扱っている保険商品や特約の種類が限られている場合があります。
このため、利用者が特定の保険商品や特約などを希望する際に、ネット保険では満足のいく選択肢を見つけられない可能性があります。
とくに、終身保険や個人年金保険などの貯蓄型保険に関しては、取り扱っていないネット保険がほとんどです。
また、外貨建て保険のような投資性の高い商品も、対面で丁寧な説明や契約者の適合性確認を行う必要があるため、基本的にネットからの申し込みはできません。
ネット保険で加入できるのは、多くの場合、医療保険やがん保険、定期保険のような掛け捨て型の商品になるでしょう。
利用者が自分のニーズやライフスタイルに合った保険を選ぶためには、幅広い選択肢があることが重要です。
ニーズに合う保険を探している場合、ネット保険にこだわらず、対面型の相談や複数の保険会社を比較検討することをおすすめします。
適切な保障が受けられない可能性がある
ネット保険は手軽さと低コストが魅力ですが、自分で保障内容を選ぶ必要があるため、十分な保障が得られないリスクもあります。
例えば、安い保険料に惹かれて加入したものの、実際に入院やケガをした際に必要な保障が不足してしまうこともあるでしょう。
また、逆に、保障を手厚くしすぎると保険料が高くなり、家計に負担をかける可能性もあります。
適切な保障が必要な時に受けれないとなると保険選びに失敗をしたと思うかもしれません。
その他、保険選びで失敗しないために、入ってはいけない保険について解説した記事もチェックしておきましょう。
関連記事:その保険加入、ちょっと待った!入ってはいけない保険ランキングとは!?
加入する際は自分で情報を集めなければならない
ネット保険は、保険商品の選定から保険料の計算、保障内容の確認に至るまで、すべての情報収集と判断を自分自身で行う必要があります。
保険に関する専門用語や細かな保障内容を理解するには、ある程度の保険知識が必要です。
とくに保険に詳しくない人は「どの保障に入ればよいのか」や「保障金額がどれくらい必要なのか」を判断することが難しい場合があります。
また、最適な保険選びのためには複数の保険会社の商品を比較検討する必要がありますが、これも時間と労力がかかる作業といえるでしょう。
プロからのアドバイスを受けられない
ネット保険は、プロからの直接的なアドバイスを受ける機会がありません。
保険代理店や生命保険会社の担当者から対面でのアドバイスが得られないため、すべて自身で決める必要があります。
個人のライフスタイルや経済状況に応じて、何が本当に必要な保険なのか、また不要な保険は何かを見極めるのは、専門知識がなければ難しいことが多いです。
その結果、保障内容が不十分であったり、必要以上に保険に加入してしまうリスクがあります。
適切な保障を確保しつつ、無駄な保険料を支払わないためにも、保険のプロからのアドバイスが不可欠ですが、ネット保険ではその機会が限られているのが現状です。
加入後の手続きもすべて自分で行う必要がある
ネット保険では、加入後の手続きも自分で管理する必要があります。
対面型の保険では、担当者が定期的に連絡を取り、保障の見直しや給付金の案内をしてくれることがありますが、ネット保険ではすべて自分で調べ、対応しなくてはなりません。
例えば、給付金の請求手続きや住所変更、保障内容の見直しも自分で行う必要があります。これらの手続きを自己管理する負担を考慮して、ネット保険を選ぶかどうかを検討することが重要です。
保険のプロに相談をしながら最適な保険を検討したいという方は、保険相談サービスを活用しましょう。
ネット保険5つのメリット
・対面販売よりも保険料が手ごろ
・自分の判断・ペースで申し込める
・契約成立までの工程が少ない
・いつでもどこでも申込みが可能
・商品の仕組みがシンプルで分かりやすい
対面販売よりも保険料が手ごろ
ネット保険は、従来の対面営業や実店舗を必要としない運営により、人件費や店舗の家賃などの固定費を大幅に削減できます。
ネット保険のコスト削減は、直接的に保険料の低減に反映されるため、利用者はより手頃な保険料での保険加入が可能です。
さらにネット保険では、利用者が自分自身で保障内容のカスタマイズができるため、自分にとって本当に必要な保障のみを選択し、不要な保障に対する費用を支払う必要がありません。
この柔軟性も保険料を低く抑える要因の1つとなっています。
自分の判断・ペースで申し込める
ネット保険は、自分の判断とペースで保険に申し込めます。
対面型の保険加入では、しつこく勧誘を受けた場合などに、本来必要ではない保険に加入してしまう可能性があります。しかし、ネット保険であれば、自分のペースで加入手続きを進められるので、このような心配がありません。
そのため対面での営業に抵抗を感じる人にとって大きな安心につながるといえるでしょう。
利用者は自分自身で必要な情報を収集し、自分のライフスタイルや将来設計に基づいて、最適な保険商品を選択できます。
ネット保険は、自分でしっかりと考え、納得した上で保険を選びたい人におすすめです。
契約成立までの工程が少ない
ネット保険は、契約成立までの工程がシンプルでスムーズです。
対面での保険加入の場合、利用者は以下の工程で手続きを進め、契約成立に至ります。
【対面で加入の場合】
1. 意向確認
2. 提案受け
3. 決定
4. 説明
5. 申込み
6. 審査
7. 契約成立
対してネット保険では、以下のように契約成立までの工程が少ないです。
【ネット保険で加入の場合】
1. 自分で検討する
2. オンラインで申し込み
3. 引受審査
4. 契約成立
ネット保険であれば、思い立った時にすぐ保険に加入できます。
加入手続きをしている最中に健康状態が悪化して、生命保険に加入できなくなってしまう可能性もゼロではありません。
手続きにかかる時間が短い点は、大きなメリットといえるでしょう。
いつでもどこでも申込みが可能
ネット保険は、インターネットを通じて24時間365日、いつでもどこでも申し込みが可能です。
従来の保険加入では、保険会社や代理店の窓口に直接訪問するか、保険の担当者に依頼する必要があり、そのための時間の確保が難しい場合もありました。
しかしネット保険を利用すれば、自宅や外出先、仕事の合間など、自分の都合のよい時間と場所で手続きを進められます。
いつでもどこでも申し込めるネット保険のスタイルは、日々の仕事やプライベートで忙しい人にとって大きなメリットといえるでしょう。
商品の仕組みがシンプルで分かりやすい
ネット保険はわかりやすくシンプルな仕組みの商品が多い点が特徴です。
パンフレットやホームページの説明を読めば、多くの人が理解できるような設計になっています。
初心者が加入する際も、比較的迷いにくくなっているといえるでしょう。
ネット保険の口コミ
- 信頼できる保険代理店との付き合いがある人は、ネット保険が多少割安でも、簡単に切り替えないことをおすすめします。
保険は事故にあったときに相手方や保険会社との調整が大変で、そこで頼れる代理店の人がいるというのは、その分お金を払う価値があると考えられる。 - 最近は若い営業さんばかりで毎年辞めてしまう。質問しても知らないことばかりで、ネット保険が流行るのも仕方ない
- 生命保険はネット保険に変え、携帯料金も大手キャリアから格安simに変えれば支出が少なくなる
出典:X
ネット保険に関する口コミでは、コスト面でのメリットが評価されています。
一方で、信頼できる保険代理店との長期的な関係は、事故発生時のサポートなどで大きな価値があるという意見がありました。
また、対面型保険のサービス品質に対する不満がネット保険への移行を後押ししている側面もあります。
ほかにも生活コストを抑える観点から、ネット保険や格安SIMへの変更が経済的な節約策として効果的であるという意見も見られます。
このようにネット保険が多様な消費者ニーズに対応し、選択肢の1つとして検討されているといえるでしょう。
ネット保険はどんな人におすすめ?
ネット保険はどのような人に合っている保険なのでしょうか。以下で詳しくみていきましょう。
ネット保険がおすすめな人
・営業されるのが苦手な人
・手頃な保険料で加入したい人
・保険に関して最低限の知識がある人
・ニーズに合わせて保障をカスタマイズしたい人
・自分の好きなタイミングで保険を検討したい人
ネット保険は保険料が安いため、保険料をできるだけ抑えたいと考えている人にとって、魅力的な選択肢となります。
また、自分のペースでじっくりと保険を検討したい人や、個々のニーズに合わせて保障内容をカスタマイズしたい人にとっても、おすすめです。
ネット保険に加入する際は、自分自身で保障内容を決める必要があります。そのため、生命保険に関する基本的な仕組みや、どんなリスクに備えるべきかなど、基本的な知識を理解している人に特におすすめです。
営業されることに抵抗がある人も、ネット保険であれば無理な勧誘に悩まされることなく、自分で情報を収集し、判断できます。
さらに対面での保険加入は時間的な制約が必要となりますが、ネット保険ならいつでもどこでも申し込みが可能です。
これらの理由から、ネット保険は割安な保険を求め、自分のタイミングで慎重に選びたいと考える人におすすめな選択肢といえるでしょう。
ネット保険をおすすめしない人
・スマートフォンやパソコンが苦手な人
・プロに相談しながら保険を検討したい人
ネット保険は便利で柔軟な選択肢ですが、すべての人にとって最適な選択肢とは限りません。
とくに、スマートフォンやパソコンの操作に不慣れな人には、ネット保険の利用は難しく感じられるかもしれません。
ネット保険の申込みや管理はすべてインターネット上で行われるため、スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスの基本的な操作が前提となります。
また保険に関する重要な決定をする際に、プロのアドバイスを直接受けたいと考える人も、ネット保険ではそのニーズを満たすことが難しいです。
保険の選択や管理において対面での相談やサポートを重視する人は、対面型の保険加入方法を選ぶことで、より満足のいく結果につながるでしょう。
このように、デジタルツールの使用に不安がある人や、保険のプロとの直接的なやり取りを重視する人には、ネット保険はおすすめできません。
保険のプロであるFPに相談しながら検討ができる保険相談サービスの活用をおすすめします。
ネット保険の選び方のコツ
ネット保険を選ぶ際は、理解できていない保険商品には無理に加入しないようにしましょう。
自分が何に加入しているのか、どのような保障を受けられるのかをしっかり理解することが重要です。
また保険を比較する際には、契約条件をできるだけ揃えて比較することで、より公平な評価が可能になります。
さらに、保険選びは個人の判断だけでなく、家族や知人に相談することも大切です。
他の人の意見を聞くことで、新たな視点を得られることがあります。
自分で調べることに手を抜かず、不明点があればコールセンターに電話して質問するなど、積極的に情報を収集しましょう。
疑問点や重要な点はメモしておき、あとで確認できるようにしておくことも効果的です。
これらのステップを踏むことで、自分と家族に最適なネット保険を見極められるでしょう。
どの保険種類に入ればいいのかわからないと思う人は下記の記事も参考にしてください。
【生命保険の種類は大きく3つに分類!】特徴や選び方について解説
ネット保険に申し込むときの注意点
ネット保険の注意点は、以下の3つです。
注意点を理解しておかないと保険加入してから「こんなはずではなかった」と後悔してしまう可能性があります。
それぞれ詳しく解説します。
・保障内容を理解してから申込む
・保障範囲を確認する
入力ミスや記入漏れ
ネット保険は、入力ミスや記入漏れに注意が必要です。
インターネット経由での保険申込みは、すべての入力作業を利用者自身が行うため、対面での加入時にある保険担当者からの直接的な確認や指摘がありません。
このため、自己申告する告知情報に不備があると、告知義務違反とみなされ、将来保険金を請求する際に支払いを受けられないリスクが生じます。
また、提出が必要な書類がある場合には、その提出漏れや有効期限の確認も自分で管理する必要があります。
入力ミスや記入漏れを避けるためにも、申込み内容は最終確認を慎重に行い、必要書類もしっかりとチェックすることが重要です。
告知義務違反とは
告知義務違反とは保険契約時に加入者が故意、または重大な過失により、事実を告知しなかったり、事実と異なる内容を告知したりした場合に生じる違反行為です。
告知義務違反が発覚した場合、保険会社は契約を解除することがあるため、注意が必要です。
たとえばネオファースト生命の2023年上半期のデータでは、支払い件数6万7,976件のなかで、告知義務違反が150件発生していると報告されています。
この数字からも、告知義務違反が実際に一定数存在することが分かります。
告知義務違反が発覚すると、保険金の支払いが拒否されるだけでなく、契約自体が無効になることがあるため、正確かつ誠実な告知をすることが重要です。
参考:ネオファースト生命「保険金・給付金のお支払状況について」
保障内容を理解してから申込む
保険に加入する前には、保障内容をしっかりと理解することが重要です。
具体的には、どのような状況で給付金が支払われるのか、またどのようなケースが保障の対象外となるのかを自分自身で確認し理解する必要があります。
保障されると思っていた内容が実際にはカバーされていないこともあるため、加入後に後悔や誤解を避けるためにも、事前の確認は不可欠です。
もし保障内容について不明点や不安がある場合は、加入予定の保険会社に直接問い合わせて確認しましょう。
保障範囲を確認する
保険を選ぶ際には、保障範囲の詳細を確認しましょう。
保険料が安いと魅力を感じるかもしれません。
しかし保障範囲が狭い場合があるため、充分な注意が必要です。
とくに、免責期間や保障対象となる疾患の種類など、細かい条件で保障内容が異なることがあります。
たとえば「手術給付金」や「女性疾患給付金」など、特約名称が同じでも保険会社によって対象となる手術や疾患の種類が異なることが珍しくありません。
ネット保険を含むあらゆる保険商品において、保障の範囲を事前にしっかりと確認し、自分や家族にとって必要な保障が含まれているかを確かめることが重要です。
まとめ
ネット保険の保険料が安く提供されている理由は、実店舗の運営に伴う家賃や人件費などの固定費が不要となるからです。
そのため、保険料が低く設定されていても、品質が劣るわけではなく、安全に加入することが可能です。
しかし、ネット保険の場合は、すべての情報収集や契約内容の確認を自分自身で行う必要があります。
また必要な保障の種類や保障金額も自分自身で決めなくてはなりません。
人それぞれに必要な保障が異なるので、誰かにおすすめされた保険に加入したからといって、それが自分にとって最適とは限らないのです。
「保険料は安く抑えたいけどどの保険が必要なのかがわからない」
「万一病気やけがをした場合に保障額が足りなくなるかもしれないと思うと不安」
「複数の保険会社を比較するのが大変」と考える人も多いかもしれません。
そのようなときには生命保険の無料相談を活用しましょう。
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