この記事の要約はこちら
・子どもの誕生を機に、家族構成の変化に合わせて必要な死亡保障や医療保障がどれくらいか見直すことが重要。
・育児には様々な出費が伴うため、親の収入減など子育て期特有のリスクに備えるための保険活用を検討しましょう。
・子どもの教育費は数百万円単位でかかるため、学資保険や積立投資などを利用して、早めに計画的な資金準備を始めることが大切。
・日本の公的保障制度だけではカバーしきれない費用があるため、民間保険を上手に活用して総合的なリスク対策を講じることが必要。
・保険は一度加入したら終わりではなく、子どもの成長やライフイベントに合わせて定期的に見直しを行い、最適な状態に保つことが重要。
子どもの誕生は、新しい命の喜びとともに、「もしも自分に何かあったら、この子の将来はどうなるんだろう」という不安ももたらしますよね。
これまで自分ひとりのためだった保険も、家族が増えた今、本当にこれで大丈夫なのかと心配になるのは当然のことです。
この記事では、子どもが生まれたばかりの今だからこそ知っておきたい保険の知識をまとめました。
どんな保障が必要で、どうやって教育資金を準備していくのか、分かりやすく解説していきます。
あなたの不安を安心に変えるヒントを見つけてください。
この記事の目次
子どもが生まれたら保険を見直すべき5つの理由
子育て期になると、医療費や教育資金といった家族の負担が増加します。
ここでは、子どもが生まれると、なぜ保険の見直しが重要なのかを5つのポイントに絞って紹介します。
・出産・育児で医療費や生活費の負担が増える
・子どもの教育資金を準備する必要がある
・病気やケガで働けなくなる可能性がある
・公的保障だけではカバーしきれないケースもある
家族構成の変化で必要な保障額が変わる
単身のときと比べ、結婚や出産によって家族が増えると、万が一の死亡保障の必要性は格段に高まります。
一般的には、子どもの人数や住まいの状況などを考慮して、1,500万円から3,000万円程度の保障額を目安に検討するケースが多いです。
また、子どもの年齢や配偶者の働き方などによっても必要な保障額は変動するため、ライフステージの変化に伴い、保障の適切な見直しが求められます。
出産・育児で医療費や生活費の負担が増える
妊娠や出産には健康保険の適用にならない費用がかかることがあり、育児が始まるとおむつ代やベビー用品など、想像以上に出費が増加します。
そんななか、育児休業などにより、世帯収入が一時的に減少する可能性もあるため、夫婦の医療保険や収入保障の充実度を再確認し、保険を通じて生活面の安定を確保しておくと、安心できるでしょう。
子どもの教育資金を準備する必要がある
子どもの成長に合わせて必要になる教育費は、幼稚園から大学まで累計で数百万円から数千万円に及ぶことがあります。
実際に文部科学省と文部科学省所管の調査によると、教育機関の種類(公立・私立)によって大きな差があることがわかっています。
たとえば、【令和5年度子供の学習費調査】によると、1年間にかかる学習費総額は以下の通りです。
【各学校種別「学習費総額」】
| 学校種別 | 公立 | 私立 |
| 幼稚園 | 184,646円 | 347,338円 |
| 小学校 | 336,265円 | 1,828,112円 |
| 中学校 | 542,475円 | 1,560,359円 |
| 高校(全日制) | 597,752円 | 1,030,283円 |
さらに、大学進学時にも大きな費用が発生します。
【文部科学省の調査】によれば、4年間でかかる学費は以下の通りです。
| 国立大学 (標準額) |
公立大学 (97大学平均値) |
私立大学 (600大学平均値) |
|
| 入学費 | 282,000円 | 地域内:225,674円 地域外:388,206円 |
240,806円 |
| 授業料(年間) | 535,800円 | 536,191円 | 959,205円 |
| 施設設備費(年間) | – | ― | 165,271円 |
| 大学4年制の学費総額 | 2,425,200円 | 2,370,438円~2,532,970円 | 4,738,710円 |
参考:文部科学省「国公私立大学の授業料等の推移」
参考:文部科学省「 2023年度 学生納付金調査結果(大学昼間部)」
参考:文部科学省「私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」
※2024年6月28日現在
このように、私立に進学するケースではトータルで1,000万円を超えることも珍しくありません。
こうした将来の支出に備えるためには、学資保険や積立投資などを活用して早めに計画的な準備を進めておくことが重要です。
小さな積み立てでも、時間を味方につけることで大きな教育費を無理なく準備できる可能性が高まります。
親として、子どもの夢を後押しできるような資金計画を立てておきましょう。
病気やケガで働けなくなる可能性がある
働き手が長期的に病気やケガで休職または退職を余儀なくされた場合、収入が大幅に減少し家計が苦しくなります。
特に子育て中は医療費や生活費などの固定費が多いため、就業不能保険などで万が一のリスクに備えることが大切です。
自分たちのライフスタイルに合った、適切な保障内容を設定することで、将来の不確実性を大きく軽減できます。
公的保障だけではカバーしきれないケースもある
日本には健康保険や公的年金、児童手当など各種の社会保障制度がありますが、それらだけではカバーしきれない費用も多く発生します。
例えば、高額な医療費が必要な治療や、将来的な大学進学費用などは、民間保険や貯蓄で備えておかないと、金銭的に不足してしまう可能性が高いでしょう。
公的保障に加え、民間保険の上手な活用によって、多様なリスクを総合的に補うことが求められます。
子どもが生まれたら加入を検討したい保険
家族を守るためには、死亡保障や医療保障など様々な保険を検討する必要があるため、ここでは、子どもが生まれたタイミングで、特に検討しておきたい保険の種類を詳しく見ていきます。
・死亡リスクへの備え
・病気やケガで働けなくなるリスクへの備え
・子どもの教育資金への備え
死亡リスクへの備え
一家の大黒柱が万が一亡くなった場合、遺された家族の生活費・住居費・教育費がまかなわれるよう備える必要があります。
特に子どもがいる家庭では、子どもの生活費や教育費をカバーする死亡保障の重要性が飛躍的に高まります。
2024年度の「生命保険に関する全国実態調査」によると、子どもの年齢によって世帯主に求められる死亡保険金の平均額は以下のように変化します。
【普通死亡保険金額(全生保)】
| 世帯主 | 配偶者 | |
| 末子乳児 | 1,742万円 | 843万円 |
| 末子保育園児・幼稚園児 | 1,784万円 | 945万円 |
| 末子小中学生 | 1,668万円 | 773万円 |
| 末子高校・短大・大学生 | 1,613万円 | 793万円 |
※参考:2024(令和6)年度 生命保険に関する全国実態調査
このデータからもわかるように、子どもが小さいほど、進学や成長にともなう生活支出を長期間カバーする必要があるため、必要な死亡保障額が高くなっていることが分かります。
たとえば、子どもが乳幼児のうちは手厚い保障を持ち、成長とともに保障額を徐々に減らしていくような保険設計が現実的です。
こうしたニーズに応える商品として、一定期間に限定して高額な保障を持てる「定期保険」や、子どもの成長に伴って年々保障額が減少する「収入保障保険」が広く活用されています。
定期保険
定期保険は一定期間だけ高額な死亡保障を確保でき、保険料が割安な点が大きな特徴です。
たとえば、子どもの教育費がかかる時期だけ保障を厚くしたいという場合に適しています。
また、「逓減定期保険」や「収入保障保険」のように、時間の経過とともに保障額が減少するタイプを選べば、過剰な保障を避けつつ、必要な時期に必要な分だけカバーすることが可能です。
効率的に保障を準備したい人にとって、定期保険は現実的な選択肢といえるでしょう。
定期保険については、こちらの記事で解説をしています。
定期保険に向いている人の特徴とは?メリット・デメリットを解説!
収入保障保険
収入保障保険は、被保険者が亡くなった場合に、毎月一定額の死亡保険金を年金のように受け取れる保険です。
たとえば、子どもの教育費や生活費を毎月カバーしたいという場合に適しており、残された家族の生活を安定的に支える仕組みになっています。
また、保険期間の経過とともに受取総額が減っていくため、定期保険よりも保険料を抑えられる点が大きな特徴です。
「一括で大きな保障はいらないが、一定期間の生活費は確保したい」という家庭に向いており、必要な保障を効率よく準備できる選択肢といえるでしょう。
収入保障保険については、こちらの記事で解説をしています。
収入保障保険と生命保険(定期保険)はどっちが安心?違いや選び方のコツを徹底解説!
病気やケガで働けなくなるリスクへの備え
大黒柱が病気やケガで長期的に働けなくなると、収入が途絶える一方で生活費や住宅ローン、治療費といった支出は続きます。
こうしたリスクに備えるには、入院・手術に対応する医療保険に加え、働けない期間の生活を支える就業不能保険の活用が有効です。
就業不能保険では、所定の条件を満たすことで毎月の収入に近い形で給付金を受け取れるため、家計の安定を図ることができます。
家族の生活を守るための「生活保障の柱」となる保険として、早めに検討しておくと安心です。
医療保険・がん保険
医療保険やがん保険は、入院や手術、通院などにかかる医療費をカバーできる保険で、突然の病気やケガに備える基本的な保障です。
医療保険は、入院日額や手術給付金が設定されており、高額療養費制度の対象外となる差額ベッド代や先進医療費の備えとしても有効です。
また、妊娠や出産に関するトラブルは保険適用外となる場合もあるため、健康なうちに加入しておくことで将来のリスクに備えることができます。
さらに、がんの診断・通院・再発治療などに重点的に備えたい場合は、がん保険の特約や専用プランを加えることで、より手厚い保障が可能になります。
長期療養や仕事との両立が必要なケースに備え、医療費の不安を軽減するための備えとして検討したい保険です。
関連記事
女性保険は結婚前に入る必要はない?女性保険加入のメリット・デメリットも解説!
がん保険は本当にいらない?後悔しないための判断基準をプロが徹底解説
就業不能保険
就業不能保険は、病気やケガで長期間働けなくなったときに、収入の代わりとなる給付金を受け取れる保険です。
入院や療養などで仕事を休まざるを得ない場合でも、生活費や住宅ローン、教育費などの固定支出は続きます。
就業不能保険に加入しておくことで、収入がゼロになるリスクを軽減し、家計の安定を図ることができます。
会社員であれば公的制度である傷病手当金の補完として、自営業やフリーランスであれば公的保障が薄い部分をカバーする手段として有効です。
保障開始の条件(就業不能の定義)や給付期間、給付金額は商品ごとに異なるため、自身の働き方や収支バランスに合った内容をシミュレーションしたうえで選択することが重要です。
就業不能保険については、こちらの記事で解説をしています。
就業不能保険はいらないといわれる5つの理由|必要な人・不要な人の特徴は?
子どもの教育資金への備え
子どもが成長するにつれ、幼稚園から大学まで段階的に教育費が必要になります。
たとえば文部科学省の調査によると、幼稚園から高校までの学習費総額は、公立で約166万円程度、私立では約477万円程度と幅広くなっています。
さらに大学進学後は、国立大学でも4年間で約240万円程度、私立大学では約470万円近くの学費が必要になるケースもあります。
こうした将来の大きな支出に備える手段として、学資保険や低解約返戻金型終身保険、外貨建て保険などを活用した資金準備が有効です。
これらは計画的に積立てることで、入学金や授業料などのタイミングに合わせた受け取りが可能な点が魅力です。
保険商品によって返戻率やリスクの性質が異なるため、ご自身のライフプランやリスク許容度に応じた選択を心がけましょう。
必要に応じてファイナンシャルプランナーに相談するのもおすすめです。
参考:令和5年度子供の学習費調査の結果について
参考:私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果について:文部科学省
参考:国公私立大学の授業料等の推移
学資保険
学資保険は、子どもの進学時期に合わせて給付金(満期金)を受け取れる保険で、教育資金を計画的に準備したい家庭に人気があります。
子どもの進学が公立・私立の別でかかる教育費は異なりますが、小・中・高校、大学と進学のたびにまとまった支出が発生します。
学資保険なら、これらの進学タイミングに合わせて給付金を受け取れるよう設計でき、貯金だけでは不安という方にも心強いサポートとなります。
ただし、途中解約すると返戻率が大きく下がる可能性があるため、無理のない保険料設定で長期継続できるプランを選ぶことが大切です。
加入前には、受取時期・金額・返戻率をシミュレーションし、他の教育資金準備手段(つみたてNISAやiDeCo)もあわせて検討するとよいでしょう。
学資保険については、こちらの記事で解説をしています。
教育資金の準備はどうする?学資保険と終身保険の違いやメリットを徹底解説
外貨建て保険
外貨建て保険は、米ドルや豪ドルといった外貨で運用される保険商品です。
教育資金を効率的に準備したい方にとって、円建ての学資保険よりも高い返戻率や利回りに期待できる点が特徴です。
外貨建ての商品は、日本よりも金利の高い国の通貨で運用できるため、円建てよりも多くの積立利息がつきやすい傾向にあり、うまく為替を味方につけられれば、より多くの教育資金を準備できる可能性があります。
ただ、為替レートの変動リスク(円高・円安)があり、特に受取時に円高が進行していると、円換算した際の受取額が目減りする可能性もあります。
さらに、為替手数料や途中解約のデメリットも考慮する必要もあるでしょう。
そのため、外貨建て保険を活用する際は、
・為替の仕組みやリスクを理解しているか
・途中解約せず満期まで継続できるか
といった点を確認した上で、慎重に判断することが大切です。
特に大学進学など資金の使い道が明確なタイミングに向けて計画的に備えたい方は、円建て保険や積立投資との組み合わせも検討するとよいでしょう。
関連記事
外貨建て保険で儲かった人はいる?口コミや注意点を詳しく解説
低解約返戻金型終身保険
低解約返戻金型終身保険は、保険料を抑えながらも貯蓄性と死亡保障の両方を確保できる点が特徴です。
契約から一定期間は中途解約した場合の返戻金が少なく設定されており、その分、同じ保障内容でも一般の終身保険より保険料が割安になっています。
しかし、長期的に継続することで返戻率は徐々に上昇し、満期や高齢期には支払った保険料を上回る返戻金を受け取れる可能性もあります。
そのため、「教育資金の積立」と「万が一の備え(死亡保障)」の両立を考える方に適した選択肢です。
たとえば、子どもの大学入学時に満期が来るよう設計すれば、教育資金の受け取りと死亡保障を同時に準備できる保険として活用できます。
ただし、中途解約による元本割れリスクがあるため、途中で資金が必要になりそうな家庭には向いていません。
長期契約を前提とした資金計画が立てられるかどうかをよく検討して活用するようにしましょう。
低解約返戻金型終身保険については、こちらの記事で解説をしています。
学資保険代わりに低解約返戻金型終身保険はおすすめ?どっちいいのか特徴を徹底比較!
・家族の生活を守る死亡保障
・働けなくなるリスクへの備え
・未来の教育資金
の順番で整えていくとムダなく準備できそうだよ!
保険の必要性に迷ったときの判断ポイント
保険料や生活費、将来的な資産形成とのバランスをどのように取るかは、家庭によって異なります。
単に保険に加入すれば安心というわけではなく、必要以上に保険料が高くなると家計を圧迫することもあるため、保険の必要性に迷ったときにチェックしたいポイントを解説します。
・貯金と保険、どちらを優先すべき?
・加入するか迷ったら無料保険相談の活用を
ライフスタイルに合った保険加入を検討する
保険は家庭状況や働き方が大きく影響する商品です。
子どもが小さいうちは手厚い死亡保障や医療保障が必要でも、将来子どもが独立すれば必要な保障範囲は狭くなることもあるでしょう。
夫婦共働きの場合も、それぞれが収入を得ていることでリスクを分散できる反面、どちらかが休職したり亡くなったりすると生活水準が大きく変化する可能性があります。
家計とライフスタイルの動きを考慮しながら、その時々に応じて適切な保険を選ぶようにするとよいでしょう。
貯金と保険、どちらを優先すべき?
ある程度の貯蓄があれば、小さな出費や急な医療費に対応できる場合もあります。
しかし、子どもが生まれたばかりで貯蓄が十分でないときや、高額な治療に備えたいときには、保険でリスクを補うことは有効です。
保険と貯金の両立は悩ましいポイントですが、どちらが不足しても家族への負担がかかるため、バランスを考慮した設計が重要です。
加入するか迷ったら無料保険相談の活用を
保険ショップやファイナンシャルプランナー(FP)の無料相談を活用すると、客観的な視点から保険の必要性を判断できます。
商品選びだけではなく、公的保障や家族構成なども加味した総合的なライフプランを踏まえたアドバイスが受けられるため、安心感は高いといえるでしょう。
自分たちだけでは判断に迷う場合は、専門家の意見を積極的に取り入れるのがおすすめです。
保険選びのポイントと見直しのタイミング
保険は一度入れば終わりではなく、日々の生活や将来設計に合わせてタイミングよく見直すことが大切です。
保険は長期間にわたって支払いを続けるケースが多いため、定期的に家計と照らし合わせて本当に適正な内容になっているかを確認するようにしましょう。
子どもの成長に合わせて支出項目が変わるため、必要な保障内容や保険料負担も変化していきます。
契約当初は適切でも、数年後にはライフスタイルや家計が大きく変わっている可能性もあるでしょう。
見直しを行う主なタイミングとしては、子どもの誕生、進学、就職、住宅購入、転職などが挙げられます。
保険金額の変更や特約の追加・削除など、柔軟に対応できるプランを選んでおくと、ライフステージに応じた調整がしやすくなるでしょう。
・家計に合った保険料負担になっているか
・子どもの成長や家計の変化に応じて見直し
家計に合った保険料負担になっているか
保険料は毎月発生する家計の固定費であり、無理のない金額設定が欠かせません。
保障を手厚くしすぎると、日々の生活費や貯蓄に影響を及ぼし、生活の質を下げてしまう可能性があります。
一方で、保険料を安く抑えすぎると、いざという時に十分な保障が受けられず後悔するリスクもあります。
重要なのは、自分たちの収入と支出のバランスをしっかり把握し、生活を圧迫しない範囲で保険料を設定することです。
特に、子育て期や住宅ローン返済中など出費が多い時期は慎重なプランニングが求められます。
長期的に無理なく継続できる保険設計が、家計にも精神的にも余裕をもたらしてくれるでしょう。
子どもの成長や家計の変化に応じて見直し
子どもが成長するにつれて、教育費や生活費などの必要経費は段階的に増減していきます。
たとえば、進学先の選択や習い事の追加によって、想定以上の出費が発生するケースも少なくありません。
また、親の転職・昇進・育休復帰といったキャリアの変化や、収入・支出のバランスの変動も、保険の見直しが必要となるタイミングです。
こうしたライフイベントごとに保険の内容を見直すことで、必要な保障を過不足なく確保でき、家族の安心感を継続的に支えることができます。
保険は一度入って終わりではなく、「定期的な見直しが前提」と考えるのが重要です。
教育資金はNISAで準備するのもあり?
近年、投資による資産形成が注目されており、学資保険の代替や補完としてNISAを活用するケースが増えています。
NISAを活用するメリット・デメリットを確認していきましょう。
NISAとは
NISA(少額投資非課税制度)は、一定額までの投資によって得られる配当や譲渡益が非課税になる制度です。
金融庁が推進している制度で、投資初心者でも始めやすい点が特徴です。
株式や投資信託など、さまざまな商品での運用が可能です。
教育資金をNISAで準備するメリット
・運用益が非課税
・少額から積み立てが可能
・長期運用による複利効果が期待できる
NISAを活用する最大のメリットは、運用益が非課税になる点です。
通常の課税口座では、投資で得た利益に約20%の税金がかかりますが、NISAなら得られたリターンをそのまま受け取れるため、より効率的に資産を増やすことができます。
また、少額からコツコツ積み立てられる仕組みなので、子どもが小さいうちから始めれば、長期運用による複利効果にも期待でき、教育資金を無理なく準備しやすくなります。
将来の進学に備えて、時間を味方につけた資産形成が可能になるのがNISAの大きな魅力となっています。
教育資金をNISAで準備するデメリット
・相場の変動リスクがある
・死亡保障がない
NISAを活用する際に注意したいのは、相場の変動リスクがあることです。
株価や為替が大きく動いた場合、元本割れする可能性もあるでしょう。
特に、子どもの入学時期と市場の低迷が重なると、十分な資金を確保できないリスクが生じます。
また、死亡保障が付いていないため、万が一親に何かあった場合に備えるには不十分です。
たとえば学資保険であれば、契約者に万が一のことがあった場合でも以後の保険料の払込が免除され、満期金が確実に受け取れる保障がついていることが一般的です。
その点で、NISAは資産運用には向いていますが、万一の際の備えという意味では弱い面があるといえるでしょう。
NISAについては、こちらの記事で解説をしています。
NISAを今から始めるのは遅い?2026年からでも間に合う理由や年代別の始め方を解説
学資保険で準備するのが合っている人
学資保険は保険会社が提供する、教育資金準備に特化した安心感の強い商品です。
途中解約すると返戻金が減るものの、基本的には満期まで続けることで一定の金額を受け取ることができます。
投資に比べてリスクが低い代わりに、高い運用益にはそれほど期待できませんが、安全重視で教育資金を積み立てたい人には向いているでしょう。
NISAで準備するのが合っている人
リスクとリターンを天秤にかけながら、より大きな資産形成を狙いたい人に向いています。
株式や投資信託での運用に抵抗がなく、ある程度の相場変動リスクを受け入れられるのであれば、将来子どもの教育費だけでなく資産拡大にも役立てることが可能です。
資産運用に時間と手間をかけられる人は、NISAを活用して効率的に教育資金を準備する選択肢も検討してみましょう。
「学資保険で最低限の資金を確保しつつ、NISAで増やす」など組み合わせも可能ですよ。
迷う場合は、家計の状況に合わせて最適な方法を一緒に考えてくれるお金のプロに相談するのも安心です。
子どもに保険は必要?
子ども向けの医療保険や学資保険の必要性については議論が分かれます。
自治体の助成制度も踏まえ、必要性を検討することが大切です。
自治体によっては子どもの医療費を一部・全額助成している場合があるため、子どもの医療保険が必要ないと考える方もいます。
一方で、病気やケガによる入院や手術を伴う場面といった、不測の事態に備えておきたいという意見も少なくありません。
家計や保険の予算に余裕があるなら、子どもが小さいうちに医療保険に入ることで、保険料が安く済むというメリットもあります。
最終的には家族全体の保障バランスを見て、保険の必要性を判断すると良いでしょう。
よくある質問(Q&A)
ここからは、子育てしながら保険を検討する際に、多くの方が気にするポイントをQ&A形式でご紹介します。
悩みを解決するヒントとしてご活用ください。
子どもが小さいうちに入るべき保険は?
子どもが小さいときの医療保険の保険料は安めの傾向にあります。
ただし、自治体の医療助成が手厚い地域だと医療保険の必要性が下がるケースもあるため、居住地の制度や家計状況を考慮しながら加入を検討しましょう。
そのほか、学資保険のように早期から少しずつ貯蓄を進められる商品も魅力的です。
共働き世帯でも収入保障保険は必要?
共働き世帯は家計を夫婦で支えられる分、リスクが分散されているように見えます。
しかし、どちらかが病気やケガで長期間働けなくなったり、万が一亡くなってしまったりすると、世帯収入は大幅に減少します。
そうした状況に備えるためにも、収入保障保険をはじめとする死亡保障や就業不能保障を検討しておくのが安心です。
保険は親がまとめて入るべき?
夫婦それぞれに医療保険や死亡保険を加入するのか、まとめた契約で家族全員をカバーするのかは、ケースバイケースです。
カバー範囲が重複すると保険料が無駄になる一方、万が一の状況によっては別々に加入しておいたほうがカバー力が高まることもあります。
家族の年齢・健康状態や家計の状況を考慮しながら、最適なプランを選ぶことが肝心です。
育休中でも保険に加入できる?
育児休業中は収入面や勤務先との兼ね合いで不安を感じる方も多いと思いますが、健康状態が良好であれば加入できる保険商品は多数あります。
保険料のプランや特約の内容を見比べながら、出産後の生活に合った保障を確保するようにしましょう。
早めの加入であれば、保険料を抑えられるメリットもあるでしょう。
まとめ
子どもの誕生は大きなライフイベントです。
家庭に合った保険でしっかりリスクに備え、安心して子育てを楽しめるよう準備を進めましょう。
また、保険商品や公的制度、投資など多様な手段を組み合わせることで、リスクを最小限に抑え、家族が安心して暮らす環境を整えられるでしょう。
保障と資産形成のバランスを自分で見極めるのが難しい場合は、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談しながら、保障の確保と資産形成に取り組むのがおすすめです。
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オンラインでの相談も対応可能なので、仕事や育児で普段から忙しい人にもぴったりです。
万一担当者の対応に不満があるときや、相性がよくないときは、WEBサイトから担当者の変更や中断を連絡できる「ストップコール制度」も用意しています。無理に保険加入を勧められることはありませんので、安心です。
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