この記事の要約はこちら
・NISAと変額保険のどちらを選ぶべきかは、目的や目標とする資産額などによっても異なる
・資産形成の効率だけを追求するならNISAがおすすめ
・保障が必要なら変額保険がおすすめ
資産形成の手段として比較されることが多いNISAと変額保険。
コツコツ積立ができる点や投資信託で運用ができる点など似通った部分も多いため、どちらを選べば良いのか迷っている方も多いでしょう。
実際、両者には大きな違いがあるため、目的に応じて使い分ける必要があります。
この記事では、NISAと変額保険のメリット・デメリットを比較しながら、自分にぴったりの手段を選ぶコツを解説します。
この記事の目次
NISAと変額保険の違いとは?5つの視点から徹底比較
NISAは「少額投資非課税制度」のことで、個人の資産形成を後押しするための国の税制優遇制度です。
2024年に制度が刷新され、より長期的な資産形成に適した制度になりました。
一方、変額保険は生命保険の一種であり、万が一の保障を確保しつつ、保険料の一部を投資信託などで運用して資産形成を目指す金融商品を指します。
NISAと変額保険の主な違いは以下の通りです。
| NISA(新NISA) | 変額保険 | |
| 目的 | 資産形成 | 保障 + 資産形成 |
| 手数料(コスト) | 金融商品の運用にかかる手数料、 証券会社に支払う手数料など |
金融商品の運用にかかる手数料、 保険関係費用など |
| 税制優遇 | 運用益が非課税 | 生命保険料控除 (所得控除) |
| 保障機能 | なし | あり (死亡・高度障害保障など) |
| 資金の流動性 | 高い (いつでも引き出し可能) |
低い (解約には解約控除がかかる場合も) |
視点1:資産形成か、保障か
NISAと変額保険では、制度の根本的な目的が異なります。
NISAは、資産形成に特化した税制優遇制度です。
例えば、「30代から始めて65歳までに老後資金として2,000万円準備する」「15年後に子どもの大学進学費用として500万円を用意する」といった、将来のライフイベントに向けた資金作りを効率的に進めるために設計されています。
一方、変額保険の主な目的は「保障」です。
被保険者(保障の対象となる人)に万が一のことがあった場合に、遺された家族へ死亡保険金などを支払うことが第一の役割となります。
資産形成は、あくまで保障に付帯する機能という位置付けです。
視点2:手数料の仕組みと水準
手数料(コスト)の構造は、将来の資産額に影響を与える要素の一つです。
NISAで投資信託などを運用する場合、手数料の中心は、商品を保有している間継続してかかる「信託報酬」です。
金融機関によっては、購入時の取引手数料や口座管理手数料がかかる場合もありますが、ネット証券を利用すれば無料になるケースが多くなっています。
一方、変額保険では運用にかかる費用に加えて、以下のように保障を維持するための費用が差し引かれます。
解約控除:契約から一定期間内に解約した際にかかる手数料
NISAでシンプルに投資信託を運用する場合に比べると、変額保険は手数料が高くなる傾向があります。
つまり、仮に全く同じパフォーマンスを示す金融商品(投資信託)で運用した場合、手数料の差によって、変額保険よりもNISAのほうが大きなリターンを期待できる可能性があります。
視点3:税金の優遇措置
NISAと変額保険は、受けられる税制優遇の種類が異なります。
NISAのメリットは、投資で得た利益が非課税になる点です。
通常、株式や投資信託の売却益や配当金には、約20%(20.315%)の税金がかかります。
例えば、投資で100万円の利益が出た場合、通常の課税口座では約20万円が税金として引かれますが、NISA口座であれば100万円をそのまま受け取れます。
一方、変額保険では解約返戻金や満期保険金を受け取った際、その金額が払込保険料の総額を上回った場合の利益は「一時所得」として課税対象になる可能性があります。
利益(受取総額 – 払込保険料総額)から特別控除額(最高50万円)を差し引き、その残額をさらに2分の1にした額が課税対象の金額です。
その代わり、変額保険では「生命保険料控除」の適用を受けられます。
これは、年間に支払った保険料の金額に応じて、所得から一定額が差し引かれ、所得税や住民税の負担が軽減される仕組みです。
控除額には所得税4万円、住民税2.8万円の上限(一般生命保険料控除の場合)があります。
所得が高い人ほど、生命保険料控除による節税効果は高くなります。
出典:生命保険文化センター「税金の負担が軽くなる「生命保険料控除」」
視点4:万が一への備え
NISAには、生命保険のような保障機能は一切ありません。
あくまで資産形成するための制度であり、病気や死亡に備えるためには、別途で医療保険や生命保険に加入する必要があります。
それに対して、変額保険では契約者が死亡または所定の高度障害状態になった際に保険金を受け取れます。
運用実績にかかわらず、契約時に定めた基本保険金額が最低保証される商品が一般的です。
視点5:必要なときにお金を引き出せるか
資金の流動性、つまり「お金の引き出しやすさ」にも違いがあります。
NISAは資金の流動性が高い点が特徴です。保有している株式や投資信託は、原則としていつでも売却して現金化できます。
NISAで運用をすれば「子どもの急な教育費が必要になった」「自宅のリフォーム費用を捻出したい」といった、予期せぬ出費にも対応しやすいでしょう。
一方、変額保険を途中解約すると「解約返戻金」が支払われますが、早期に解約した場合、支払った保険料の総額を大きく下回る可能性があります。
契約自体はいつでも解約可能ですが、実質的に短期間での解約は難しく、資金を長期間固定できることが前提になっているといえるでしょう。
一方で変額保険は保障がついて、万が一に備えられるうえに生命保険料控除まで使えるから、節税にもつながるんですね。
どちらを優先すべきか迷ったら、FPに相談して具体的にシミュレーションしてもらうと安心だよ!
資産形成におけるNISAのメリット
資産形成という側面に絞って考えると、変額保険と比較してNISAには大きな利点があります。
・運用益が非課税になる
・豊富な商品ラインナップから選択できる
・少額からスタートできる
ここでは、NISAが資産形成において有利な点を3つのポイントに分けて解説します。
運用益が非課税になる
NISAの大きなメリットは、運用で得た利益がすべて非課税になる点です。
通常、投資で得た利益(売却益や配当金など)には約20%の税金がかかりますが、NISA口座内での取引であれば、その税金がかかりません。
手元に残るお金が多くなるため、その分を再投資に回すことで、資産が資産を生む「複利効果」をより大きく期待できます。
2024年から始まった新NISAは、この非課税の恩恵を大きく活用できる制度になっています。
| 制度の概要 | 詳細 |
| 年間投資枠 | つみたて投資枠で120万円、成長投資枠で240万円、 合計で最大年間360万円まで投資できます。 |
| 生涯非課税限度額 | 生涯にわたって非課税で保有できる上限額として、 1,800万円が設定されています。 |
| 投資枠の再利用 | NISA口座内の商品を売却した場合、 その商品の簿価(取得価額)分の非課税枠が翌年以降に復活し、 再利用できます。 |
非課税のメリットを最大限に受けながら、柔軟な資産形成を進めることが可能です。
関連記事
【初心者必見】新NISAに節税効果はある?iDeCoとどっちがお得なのか徹底検証
豊富な商品ラインナップから選択できる
NISAでは、幅広い金融商品の中から自分で投資先を選べます。
金融機関によって品揃えは異なりますが、国内外の株式や投資信託など、数多くの選択肢があります。
その中には、運用にかかる手数料(信託報酬)が低い商品も含まれています。
例えば、信託報酬が年率0.1%程度の低コストなインデックスファンドを選ぶことも可能です。
前述の通り、変額保険は保障のための費用などが含まれるため、同じような対象に投資する商品でも、NISAで直接投資信託を購入する方が手数料を抑えられる傾向にあります。
手数料は運用リターンを押し下げる要因になるため、低コストな商品を選べることは、効率的な資産形成において大きな利点と言えるでしょう。
少額からスタートできる
NISAは、変額保険に比べて月々の積立額をより柔軟に設定できます。
金融機関によっては月々100円や1,000円といった少額から積立投資を始めることが可能です。
「まずは少しずつ投資に慣れていきたい」という方でも、無理なくスタートできます。
また、家計の状況に合わせて、積立額を増やしたり、減らしたり、あるいは一時的に停止したりすることも可能です。
変額保険は一度契約すると保険料を大きく変更することが難しい場合が多いため、この柔軟性の高さはNISAのメリットといえます。
少額から柔軟に始められるから資産形成にはとても有利だね!
NISAのデメリット
NISAは資産形成を進める上で多くの利点がありますが、以下のようなデメリットもあります。
・自分自身で一定の投資判断が必要
・損益通算ができない
元本割れするリスクがある
NISAは投資を通じて資産を増やすことを目指す制度であり、預金とは異なり元本は保証されていません。
購入した金融商品の価格は、経済の状況などに応じて日々変動します。
そのため、運用がうまくいけば資産は増えますが、市場が下落した場合には購入した金額を下回り、資産が減ってしまう「元本割れ」の可能性があります。
例えば、子どもの大学進学に合わせて18年間で500万円の準備を目標に積立投資をしていたとします。
しかし、資金が必要になる直前に大きな市場の下落が起きた場合、目標額に届かない、あるいは元本割れの状態でお金を引き出さなくてはならない状況も考えられるでしょう。
関連記事
積立中の新NISAがマイナスになってる?マイナス時の対処法を徹底解説!
自分自身で一定の投資判断が必要
NISAを利用する場合、どの金融商品に投資するのか、いつ売買するのかといった判断は、すべて自分自身で下す必要があります。
もちろん、多くの人が利用する投資信託であれば、専門家が複数の株式などに分散して運用してくれるため、個別の企業を細かく分析する必要はありません。
しかし、「どの投資信託を選ぶか」という最初の選択は不可欠です。
手数料の安さや、どのような地域・資産に投資する商品なのかといった特徴を自分で確認し、選ぶ必要があります。
損益通算ができない
NISA口座での取引については「損益通算」ができません。
損益通算とは、同じ年の利益と損失を合算して、税金の負担を軽くする仕組みのことを指します。
例えば、NISAとは別の課税口座(特定口座など)で10万円の利益が出て、NISA口座で10万円の損失が出たとします。
もしNISA口座でなければ、利益と損失を合算して「利益ゼロ」として税金がかかりません。
しかし、NISA口座の損失は税制上ないものとして扱われるため、課税口座で出た10万円の利益に対して、そのまま約2万円の税金がかかります。
もしものことがあると積立を継続できなくなる
NISAでの資産形成は、継続的な資金の投入が前提です。
万が一、病気やケガ、あるいは失業などで収入が減ったり途絶えたりした場合、運用を続けるのは難しくなります。
また万が一のことがあった場合に得られるのは、それまでに積み立てて運用した成果のみです。
つまり、運用を始めてからすぐに万が一のことがあった場合は、資産形成の目標を達成できない可能性が高くなります。
NISAのメリット・デメリットは以下の記事でも解説しています。
新NISAはデメリットしかないって本当?新NISAの基本的な仕組みやメリットなどを詳しく解説!
自分で投資判断が必要で、損益通算もできないから注意が必要だね。
万が一に備えながら資産形成できる変額保険のメリット
変額保険ならではのメリットを解説します。
・保険会社に運用を任せられる
・生命保険料控除が適用される
・保障と資産形成を一本化して管理できる
万が一の際に備えられる
変額保険は生命保険の一種であるため、契約者に万が一のことがあった際には死亡保険金が支払われます。
運用実績がマイナスになった場合でも、契約時に定めた基本保険金額は原則として保証されるため「遺された家族の生活を守るという」生命保険本来の目的を達成することが可能です。
保険金をライフイベントの費用に充当するという使い方もできます。
また、病気やケガで所定の状態になった場合に、それ以降の保険料の支払いが免除される「保険料払込免除特約」をセットできる商品もあります。
この特約があれば、万が一のことが起きて収入が途絶えたとしても資産形成を継続することが可能です。
保険会社に運用を任せられる
変額保険では、保険会社が用意した複数(10種類前後が一般的)の運用先(特別勘定)の中から投資先を選ぶだけで、実際の運用は専門家に任せられます。
NISAのように、数千種類以上ある投資信託の中から商品を選ぶ必要はありません。
あらかじめ選択肢が絞られている点は、投資の知識に自信がない方や、商品選びに時間をかけたくない方にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
生命保険料控除が適用される
変額保険の保険料を支払っていると、年末調整や確定申告で「生命保険料控除」を適用できます。
具体的にどのくらいの節税効果があるのか、シミュレーションしてみましょう。
【シミュレーションの条件】
・年間支払保険料:12万円(月々1万円)
・課税所得金額:350万円(所得税率20%)
・住民税率:10%
【年間の節税額】
・所得税:所得控除額4万円 × 税率20% = 8,000円
・住民税:所得控除額2.8万円 × 税率10% = 2,800円
・合計:10,800円
このシミュレーションでは、年間で10,800円の税負担が軽減されます。
契約期間が長く、課税所得が高いほど節税のメリットは大きくなるでしょう。
保障と資産形成を一本化して管理できる
変額保険は、死亡などに備える「保障」と、将来に向けた「資産形成」を一つの商品で準備できます。
「保障は保険会社Aの掛け捨て保険で、資産形成は証券会社BのNISA口座で」というように金融機関を分けて管理する場合、以下のような手間が増える可能性があります。
住所や氏名が変わった際に、それぞれの会社で手続きをしなくてはならない
保障内容と資産状況を別々のサイトや書類で確認する必要がある
変額保険であれば、保障内容の確認、積立金の運用状況のチェック、各種手続きなどをすべて一社で完結させることが可能です。
変額保険のメリットは以下も参考にして下さい。
変額保険とは?メリット・デメリットや積立NISAとの違いをわかりやすく解説!
生命保険料控除も受けられて管理も一本化できるのがメリットだね!
変額保険は「やめたほうがいい」と言われる理由
「変額保険はやめたほうがいい」と言われる理由は、主に以下の2点に集約されます。
・元本割れのリスクがある
変額保険では、支払う保険料の全額が投資信託などで運用されるわけではありません。
保険料から保険契約を維持・管理するための費用や、保険会社の経費などを差し引いた金額が運用に回されます。
例えば、月々3万円の保険料を支払っていても、実際に運用へ回るのは2万円台前半といったケースも少なくありません。
このように運用に回る前の段階で各種費用が差し引かれるため、運用効率はその分低くなる可能性があります。
元本割れのリスクがある
変額保険は投資信託などで運用するため、運用実績が悪化すると資産が減るリスクがあります。
解約時に受け取る「解約返戻金」や、満期時に受け取る「満期保険金」は支払った保険料の総額を下回る「元本割れ」のリスクがあります。
変額保険は投資性の高い商品であることを理解しておきましょう。
変額保険のデメリットについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
変額保険はやめたほうがいいって本当?デメリットや向いている人の特徴も紹介!
元本割れのリスクもあるから「やめたほうがいい」って言われるんだね。
NISAのように運用益が非課税で流動性も高い制度と比べると特徴が大きく違うから、自分の目的に合った選び方をすることが大切だよ。
迷ったらFPに相談して、NISAと保険のどちらが合うか一緒に検討すると安心だよ!
【目的別】NISAと変額保険どっちがおすすめ?
NISAと変額保険、どちらがより適しているかは「何のためにお金を準備したいか」という目的によって大きく異なります。
ここでは代表的な3つの目的「老後資金」「教育資金」「万が一への備え」を例に、それぞれどちらが向いているかを考察します。
ケース1:老後資金を長期で着実に準備したい
20年、30年と運用期間を長く確保できる老後資金を準備するなら、NISAを活用するのがおすすめです。
運用期間が長いため、手数料の低さと運用益が非課税になるNISAの利点を十分に活かせます。
新NISAの生涯非課税限度額である1,800万円の枠を活用することで、効率的な資産形成が期待できるでしょう。
万が一の保障については、別途、保険料が割安な掛け捨ての死亡保険(定期保険や収入保障保険)で備えるのが合理的です。
関連記事
収入保障保険と生命保険(定期保険)はどっちが安心?違いや選び方のコツを徹底解説!
ケース2:10〜15年後の子どもの教育資金を準備したい
10年〜15年後の教育資金を準備する場合、NISAでの運用を基本としつつも、変額保険も選択肢に入れると良いでしょう。
教育資金は使う時期が決まっているため、元本割れのリスクはできるだけ抑えたい所です。NISAで、比較的価格の変動が緩やかなバランス型ファンドや債券型のファンドなどを選ぶことでリスクを抑えた資産形成を目指せるでしょう。
一方で、契約者である親に万が一のことがあった後も資金準備を続けられる点を重視するなら、変額保険も有効です。変額保険に付帯できる「保険料払込免除特約」があれば、親にもしものことがあっても積立が継続されるため、当初予定していた通りの保険金を受け取れます。
関連記事
教育資金の準備にNISAを活用するのはあり?メリットやデメリットを解説!
ケース3:資産形成より万が一の保障を優先したい
資産形成よりも万が一の保障を優先するなら、変額保険がおすすめです。
扶養する家族がいて、ご自身の死亡による収入減少が心配な方は、資産を増やすことよりも、まず保障を確保する必要があります。
ただし、より少ない保険料で大きな保障を準備したい場合は、掛け捨て型の保険に加入し、余った資金でNISAを始める方法もあります。
変額保険の種類
変額保険は、保障が続く期間や保険金の受け取り方によって、主に以下の3種類に分けられます。
・有期タイプ
・終身タイプ
・年金タイプ
有期タイプ
有期タイプは、保障される期間(保険期間)があらかじめ決まっている変額保険です。
「10年間」「20年間」や「60歳まで」のように期間を設定し、その期間内に死亡・高度障害状態になった場合に保険金が支払われます。
保険期間が満了した際には、運用実績に応じた満期保険金を受け取れるのが特徴です。
有期タイプは「18歳の子どもの大学進学費用」や「15年後の住宅購入の頭金」といった、お金が必要になる時期が明確なライフイベントに備える目的で活用されるケースが多くなっています。
終身タイプ
終身タイプは、その名の通り保障が一生涯続く変額保険です。
保険料の払込みは、一定期間で終えるプランと、生涯にわたって払い続けるプランがあります。
満期保険金はありませんが、途中で解約した際には、その時点での運用実績に応じた解約返戻金を受け取れます。
この解約返戻金を、将来の生活資金などに活用することも可能です。
一生涯の死亡保障を備えながら、同時に長期的な資産形成を進められるため、遺族にのこす資金(相続対策)やご自身の介護費用などを準備する目的で活用されることが多くなっています。
年金タイプ
年金タイプは、将来の老後資金を準備することに特化した変額保険です。
60歳や65歳といったあらかじめ定めた年齢まで保険料を積み立て、運用します。
その後、積み立てた資産(年金原資)を、分割して年金形式で受け取る仕組みです。
年金原資の金額は、積立期間中の運用実績によって変動します。
老後資金を年金形式で受け取ったりできるんだね!
NISAのように流動性が高い制度とは違って長期的な設計が前提になるから、自分に合ったタイプを選ぶには保険のプロに相談してみよう!
変額保険をうまく活用するコツ
変額保険の仕組みを理解して、資産形成に役立てましょう。
長期継続を前提に無理のない保険料を設定する
変額保険は、早期に解約すると手数料(解約控除など)がかかり、元本割れする可能性があります。
10年、20年といった長期間の継続を前提に、家計に負担をかけずに払い続けられる保険料を設定してください。
運用先(特別勘定)の特徴を理解して選ぶ
保険会社が用意する運用先(特別勘定)には、株式を中心に積極的なリターンを目指すものや、債券を中心に安定的な運用を目指すものなど、複数の選択肢があります。
ご自身の考え方に合った運用先を選び、時には複数の商品を組み合わせてリスクを分散させることも有効です。
定期的に運用状況を確認し、見直しを検討する
保険会社が公表している運用報告書やマイページなどで、資産の状況を定期的に確認しましょう。
ライフステージの変化や目標金額に応じて、積立金の移転(スイッチング)や、今後の保険料の投入先の変更(繰入比率の変更)を検討することも、運用の成果を高める上で役立ちます。
NISAをうまく活用するコツ
NISAで資産形成をする際は、非課税投資枠への理解を深めておくことや「長期・分散・積立」といった投資の基本を意識することが重要です。
長期・積立・分散で非課税メリットを活かす
NISAの非課税メリットは、長期的な運用で複利効果が高まるほど大きくなります。
毎月コツコツと一定額を積み立てる「積立投資」で、価格変動のリスクを抑えましょう。
さらに、投資先を特定の国や資産に偏らせず「分散投資」を心掛けることで、安定した資産成長を目指せます。
「つみたて投資枠」と「成長投資枠」を使い分ける
新NISAには2つの非課税投資枠があります。
まずは、長期の資産形成に適した低コストの投資信託が対象の「つみたて投資枠」を資産形成の土台として活用しましょう。
その上で、より大きなリターンを狙いたい場合に、株式などに投資できる「成長投資枠」を組み合わせるのがおすすめです。
相場の下落時に慌てて売却しない
投資を続けていると、市場全体が下落する局面は必ずと言っていいほど訪れます。
資産が目減りすると不安になりますが、ここで慌てて売却すると損失が確定してしまいます。
長期的な視点を持ち、積立投資を続けることで、価格が下がった時にはむしろ安く購入できるチャンスと捉え、冷静に対応しましょう。
非課税枠の再利用を計画的に活用する
NISA口座内の商品を売却した場合、その商品の元本分の非課税枠が翌年に復活し、再利用できます。
例えば、子どもの進学などで一度資金を引き出した後も、再びその枠を使って老後資金の準備を再開することが可能です。
ライフプランの変化に柔軟に対応できるこの仕組みを、計画的に活用してください。
まとめ
NISAと変額保険は全く異なる性質を持つ金融商品であり、どちらか一方が優れているというわけではありません。重要なのは、自身の目的や価値観を明確にし、それに合致した手段を選択することです。
資産形成の効率を優先するならNISA、万が一の保障を確保しながら計画的に積み立てたいなら変額保険を選ぶと良いでしょう。家計に余裕がある場合は、両方を併用するのも選択肢の一つです。
「変額保険について、具体的な商品を検討したい」「NISAの運用計画を相談したい」という場合はお金の専門家であるファイナンシャルプランナーに相談してみましょう。
みんなの生命保険アドバイザーは、提携をしている2500名以上の保険専門家であるFPの中から希望に沿った担当者を紹介してくれるマッチングサービスです。
これまでの相談実績は50万件以上あり、相談に対する満足度も97%あります。
相談は何度でも無料で利用でき、納得できるまで提案を受けられ、オンラインでのご相談も対応可能です。
担当者の変更や中断を希望する場合、WEBサイトから連絡できる「ストップコール制度」を用意しています。
万一担当者の対応に不満があるときや、相性がよくないときも気軽に変更が可能です。
また同性のFPを希望することも可能(※1)で、同性にしかわからない悩みや相談しにくいことも安心して相談することも可能です。
今なら面談と面談後に送られてくるアンケートに回答すると、ミスタードーナツ ギフトチケット(1500円)が貰えるキャンペーンもやっていますので、どの保険がいいか迷っている方は利用してみてはいかがでしょうか。
(※1):申込み後の相談内容回答の際に希望可能。希望が承れない場合もあり。
マネモのおすすめ保険相談サービスはこちら!
