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・40代の約半数ががん保険に加入している
・40代でがん保険を検討すべき理由として「40代でがんになる確率が一気に上がること」「40代の死因の第1位はがん」「女性特有のがんのリスクが高まる」「男女ともに消化器系のがんになるリスクが高まる」といったものが挙げられる
・高額療養費制度だけでは治療費を賄えず、傷病手当金だけでは生活費が不足するためがん保険が必要
・40代の人ががん保険選びで重視すべきポイントとして「収入保障」「通院保障」「再発時の保障」などが挙げられる
40代になると身の回りでがんになる人が多くなってきます。
そのため、自分ががんになったらどうしようと考える人も増えるでしょう。
そもそも日本人の2人に1人は一生のうちに一度はがんと診断されるという統計データもあります。
この記事では、がん保険を検討している40代の人に向けて、同世代のがん保険の加入状況やがん保険を検討すべき理由について解説します。
40代に人気のあるがん保険の選び方やポイントなども紹介するため、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
40代のがん保険の加入状況
公益財団法人 生命保険文化センターの「令和元年度 生活保障に関する調査」では、世代・性別ごとのがん保険・がん特約の加入率が公表されています。
これによると、40代男性のがん保険・がん特約の加入率は、生命保険全体で52.8%、民間の生命保険で48.3%です。
一方、40代女性の加入率は、生命保険全体で49.2%、民間の生命保険で43.0%となっています。
この結果を踏まえると、40代になれば男女ともに約半数の人ががん保険やがん特約付きの医療保険に加入しているとわかります。
ほかの世代と比較しても、がん保険・がん特約の加入率が最も高いのは40代です。データからも、40代になるとがんへの備えを意識する人が多いと考えられます。
参考:公益財団法人 生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査」
40代のうちにがん保険を検討すべき理由
40代になったら、がん保険の加入をよく検討する必要性が高まるのは、なぜなのでしょうか。
ここでは、40代でがん保険を検討すべき理由について、具体的に説明します。
・40代でがんになる確率が一気に上がるから
・40代の死因の第1位はがんだから
・女性特有のがんのリスクが高まるから
・男女ともに消化器系のがんになるリスクが高まるから
・50代になると保険料が高くなるから
40代でがんになる確率が一気に上がるから
40代になると、それまでよりもがんになる確率が一気に高くなります。
国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)を基に、40~49歳の男女のがん罹患率を20代や30代と比較すると、非常に高い水準であることがわかります。
特に消化器系のがんや女性特有のがんに罹患する人が多いのが特徴です。
実際にがんになる人が多くいるため、40代になったら自分ががんになる可能性について真剣に考えておくことが大切です。
万が一がんにかかってしまった場合、これまでと同じような生活はできなくなる可能性が高いでしょう。
一家の大黒柱となる人ががんになってしまった場合、家計に与えるダメージは計り知れません。
がん保険に加入していれば、万が一がんになっても治療費の負担を軽減できます。
さらに治療に専念するために働けない期間ができても、その間に必要な生活費も確保できるのです。
40代の死因の第1位はがんだから
40代以降になると、がんで死亡する人が圧倒的に多くなります。
年代別の死因の第1位を比較すると、20~30代の第1位は自殺であるのに対し、40~80代までの第1位はがんとなっています。
40代以降になればがんで死亡する可能性が高くなるため、万が一の場合を見据えて備えておくことが大切です。
そのための方法のひとつとしてがん保険への加入を検討する人が多くなっています。
がんに限った話ではありませんが、家計を支える人がなくなった場合、残された家族の生活は厳しくなる可能性があるでしょう。
小さい子供がいる場合はなおさらです。
がん保険は、一般的な医療保険よりもがんに対する保障が手厚いのが特徴。
がんになるリスクを考えると、がん保険に加入して備えておいたほうが安心できるでしょう。
女性特有のがんのリスクが高まるから
がんのなかには、女性特有のがんもあります。
女性特有のがんは若いうちから発症するリスクがあるため、特に注意が必要です。
男女ともに発症する可能性のある肺がんや大腸がんなどは、50代になると罹患者が急増します。
しかし、女性特有の子宮がんや乳がんなどは、30代から罹患者が多くなっています。
このような状況を踏まえると、40代の女性は自分が子宮がんや乳がんなどになる可能性をしっかり考えておかなければなりません。
女性特有のがんに対する保障が充実している保険もあるため、万が一の場合に備えて加入を検討しましょう。
がん特約で女性特有のがんに対する保障を手厚くする方法もあります。
男女ともに消化器系のがんになるリスクが高まるから
40代になると、男女問わず消化器系のがんを発症する確率が高まります。
そのため、女性特有のがんを発症しやすい女性だけでなく、男性も注意が必要です。
40代は胃がんや大腸がんを発症する人が増え始める時期であり、発症のリスクは年々高まっていきます。
40代以降は男女ともにがんになるリスクが高まるため、すべての人ががんになった場合に備える必要があります。
がんの発症は決して他人事ではありません。
40代になったら早いうちにがん保険への加入を検討し、自分に合う保険を選んで加入することが大切です。
がん保険に加入していれば、万が一がんになっても自分だけでなく家族も安心できるでしょう。
50代になると保険料が高くなるから
50代に突入すると保険料が高くなる可能性があるため、がん保険は40代のうちに加入を検討しておくのがおすすめです。
がんは年齢を重ねるにつれて罹患リスクが高まりますが、それに伴いがん保険の保険料も年々高くなっていく傾向があります。
とくに40〜50代は20〜30代と比べて発症リスクが格段に高まる年代となっているため、ひとつ歳を重ねるだけで毎月数百円の違いが出てくるケースも少なくありません。
なるべく毎月の保険料負担を減らし、家計に無理のない範囲でがん保険に加入したい人は早めに検討しておいた方がよいでしょう。
そもそもがん保険に加入する必要があるのはなぜ?
がんになるリスクに備えるために、なぜがん保険へ加入したほうがいいのかという疑問をもっている人もいるかもしれません。
40代の人ががん保険に加入すべきなのは、家族の生活を支える大黒柱として働いている人が多いからです。
ここでは、がん保険への加入の必要性について説明します。
高額療養費制度だけでは治療費を賄えないから
高額療養費制度とは、医療費の自己負担額が一定以上になった場合に金銭的な負担を軽減するための制度です。
年収をもとに自己負担限度額が計算され、限度額を超えた分について払い戻しを請求できます。
そのため、がんをはじめとする病気になって医療費の自己負担額が高額になっても、その負担を軽減できます。
ただし、高額療養費制度の対象にならないものもあるため注意が必要です。
たとえば、入院時に発生する可能性のある差額ベッド代は、高額療養費制度の対象になりません。
先進医療を受けた場合も、その分の費用は高額療養費制度の対象外となっています。
さらに、高額療養費制度の対象となる費用は月単位で計算されるルールになっており、月をまたいで治療を受けた場合は費用を合算できません。
そのため、実際にかかった医療費の総額が高額でも、1ヶ月当たりの限度額を超えなければ、高額療養費制度の対象にならず、払い戻しを受けることができないため注意が必要です。
このように、高額療養費制度があるからといって、入院や通院治療にほとんどお金がかからなくなるわけではありません。
お金がないから希望する治療を受けられないといった事態に陥らないよう、十分な備えが必要なのです。
傷病手当金だけでは生活費が不足するから
がんで入院が必要になった場合、前述の入院や通院にかかる費用に加えて、家族の生活費も必要になります。
会社員として働いている人が病気になって働けなくなった場合、会社が加入している健康保険から傷病手当金が支払われます。
働けなくなれば給料も受け取れなくなりますが、傷病手当金を受給できれば家族の生活費の足しにできるでしょう。
ただし、傷病手当金の受給額の目安は、給料の3分の2程度です。
それまでの給料と同じ金額を受け取れるわけではないため、家庭の状況によっては傷病手当金だけでは生活できない可能性があります。
また、傷病手当金を受け取れるのは、基本的に会社員や公務員のみです。
国民健康保険に加入している自営業者やフリーランスが病気になって働けなくなっても、傷病手当金は受け取れません。
これらを考慮すれば、がんになって働けなくなった場合、傷病手当金だけを頼りにしていると家族の生活が立ち行かなくなるリスクがあります。
しかし、がんになった場合の生活に備えられるがん保険に加入しておけば、万が一のときでも経済的な問題を回避しやすくなります。
がんになったらどの程度の費用が不足するのかイメージしておき、どのくらいの保障を受けられれば安心なのかシミュレーションしておきましょう。
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40代の人ががん保険選びで重視すべきポイントとは?
40代の人ががん保険を選ぶ場合、何を重視すればいいのでしょうか。
ここでは、先程紹介した40代におすすめのがん保険のランキングを踏まえて、40代の人が何を重視してがん保険を選ぶべきか解説します。
・一時金はどのくらいもらえるか
・女性特有のがんへ備えられるか
・通院時の保障はついているか
・再発時にも保障されるか
・保障期間はどのくらいか
・上皮内新生物に対してどのくらい保障されるか
・必要な特約が付加できるか
一時金はどのくらいもらえるか
がん保険を選ぶ際は一時金がどのくらいもらえるかが大切なポイントです。
一時金は特に使い道が決められていません。そのため、治療費以外に使うこともできます。
たとえば、収入を得て家計を支えている人ががんになると、治療のために一定期間働けなくなるケースは多いでしょう。
しかし、一時金が受け取れるがん保険や医療保険に加入していれば、働けない間にかかる生活費を確保することが可能です。
まだ子どもが小さかったり、支えている家族の人数が多かったりする場合は、一時金が受け取れるがん保険は特に頼りになるでしょう。
がんに備えるうえでは、治療にかかる費用だけでなく、家族の生活にかかる費用も含めてどのようにまかなうのか考えておかなければなりません。
女性特有のがんへ備えられるか
すでに解説したとおり、女性は女性特有のがんにも備えておく必要があります。
女性特有のがんは30代以降で発症しやすくなるため、40代の女性は特に注意しておく必要があります。
がん保険のなかには、女性特有のがんに備えるための特約がつけられるものもあります。
女性特有のがんに特化した保険もおすすめです。
女性特有のがんに対する保障が手厚い保険を選んで加入しておけば、万が一乳がんや子宮がんになった場合に手厚い保障を受けられます。
女性ならではのがんのリスクについても、しっかり備えておきましょう。
通院時の保障はついているか
がんになった場合、通院による治療にも備えておく必要があります。
医療技術の向上に伴って、がん治療にかかる入院日数は年々短くなり、がんの治療のために手術が必要になるケースでも、1週間から10日程度で退院できることは珍しくありません。
入院による治療よりも、通院治療に長い時間がかかり、より多くの費用がかかる可能性もあります。
そのため、がん保険を選ぶときは入院や手術に対する保障だけでなく、通院治療に対する保障についても重視する必要があると考えられます。
安心して治療を続けられる保障がついていれば、通院治療が長引いても、治療にも専念しやすくなり、スムーズな回復を目指せるでしょう。
がん保険のなかには、入院や手術に対する保障がメインになっているものもあります。
そのため、がん保険を選ぶときは、どのような治療が保障の対象になっているのかよく確認することが大切です。
通院特約をつけられる場合もあるため、さまざまな保険を比較しながら自分にとって最適なプランを選択しましょう。
再発時にも保障されるか
がん保険を選ぶときは、再発のリスクも考慮するとより安心です。
がんは再発する可能性のある病気ですが、過去にがんと診断された経験があると、新しい保険に加入するのが難しくなります。
そのため、あらかじめ再発のリスクに備えられる保険を選んでおく必要があります。
それぞれのがん保険によって、再発に対する保障は異なります。
条件をよく確認し、万が一の場合にも安心できる保障がついている保険を選びましょう。
そのためにも、自分に合いそうな保険を複数ピックアップして比べてみることが大切です。
保障期間はどのくらいか
40代の人ががん保険を選ぶなら、終身タイプがおすすめです。
がん保険には終身タイプだけでなく、掛け捨てタイプもあります。
掛け捨てタイプは保険料が安いところが魅力的です。
しかし、年齢が上がるほどがんになるリスクは高まるため、年々保険料が高くなったり、希望する保険への加入が難しくなったりします。
終身タイプのがん保険を選べば、加入後は一生涯がんに対する保障を受けられるため安心です。
40代以降にがんを発症する可能性に備えるためにも、長く安心して保障を受けられる保険を選びましょう。
終身タイプなら保険料が一定です。
また、短期払いを選択すれば、老後の支払いをなくすことも可能です。
上皮内新生物に対してどのくらい保障されるか
上皮内新生物に対しての保障金額や保障内容もチェックしておくべき重要なポイントです。
上皮内新生物とはいわゆる「初期状態のがん」のこと。早めに発見できれば再発や転移の恐れはないとされています。
従来のがん保険とは異なり、最近発売されている商品であれば上皮内新生物に対する保障が含まれているケースがほとんどです。
しかし、保障金額や保障される回数には商品によって違いがあります。なるべく一年に1回受け取れるものや、悪性新生物と同額が保障されるものを選ぶようにしましょう。
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必要な特約が付加できるか
自分にとって必要な特約が付加できるかも重要なポイントです。
万が一がんにかかった場合、治療の選択肢を増やしたいと考えているのであれば、先進医療や自由診療などにも対応できる特約をつけておくべきでしょう。
がんにかかった際の保険料負担が気になるのであれば、保険料払込免除特約を付加するのも良いかもしれません。
がん保険以外の医療保険や生命保険に加入している人にとっては、なるべく保障が重複しないよう、細かく特約を選べるタイプのがん保険を選択するとよいでしょう。
終身タイプかどうかや上皮内新生物の保障、必要な特約を付けられるかでも内容は大きく変わるんだ。
条件は保険ごとに違うから、比較が難しいときは保険のプロであるFPに相談しよう!
迷ったら相談しよう!おすすめの保険相談窓口3選
40代は、がんの罹患リスクが高まり始める年代であり、実際にがん保険やがん特約に加入している人も増えてきます。
がん保険を選ぶ際は、次のポイントを確認しておくことが大切です。
- 診断一時金の金額
- 通院や再発への保障があるか
- 女性特有のがんへの備えができるか
- 終身タイプかどうか
- 必要な特約を付加できるか
がん保険は商品ごとに保障内容や条件が大きく異なるため、自分ひとりで比較して選ぶのが難しいと感じる方も少なくありません。
どの保険が自分に合っているのか迷った場合は、保険のプロであるFPに相談しながら、現在の保障内容や必要な備えを整理してみるのがおすすめです。
無料相談を活用すれば、複数の保険を比較しながら、自分や家族の状況に合ったがん保険を無理なく選ぶことができます。
保険選びに迷ったら、険相談窓口への相談がおすすめです。
最後に保険相談を希望する人におすすめの相談窓口を3つ紹介します。
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画像出典:マネーキャリア
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