この記事の要約はこちら
・安い生命保険は掛け捨て型やネット保険が中心でシンプルな設計と低コストが特徴
・安い生命保険のメリットは、月々の保険料を節約できること、最低限の保障でシンプルに管理できること、オンライン手続きで加入が簡単なこと、見直しがしやすいこと
・安い生命保険のデメリットは、保障額や特約が限定的なこと、貯蓄性が低いこと、対面サポートが少ないこと、更新時に保険料が上がること
・安い生命保険の場合、ライフステージの変化(結婚・出産・転職など)や契約更新前には保障内容の見直しが重要
・安い生命保険は、保険料と保障内容のバランスを見極め、無駄な特約を省いて必要な保障を確保することが大切
生命保険は「万一のときの安心」を得るために欠かせない存在ですが、毎月の保険料が家計に重くのしかかることもあります。
そんな中で注目されているのが、保険料を抑えられる「安い生命保険」です。
ただし、安いからといって必ずしもお得とは限らず、保障内容やサポート体制には注意が必要なことをご存じでしょうか?
この記事では、安い生命保険の基本からメリット・デメリット、選び方や見直しのポイントまで、わかりやすく解説します。
この記事の目次
保険料が安い生命保険の特徴は?
保険料が安い生命保険には、いくつか共通した特徴があります。
・掛け捨て型が中心
・保障期間は限定的
・保障額が少ない
・販売コストが低い
・健康状態に応じた割引制度がある
掛け捨て型が中心
満期時にお金が戻ってくる「貯蓄型」ではなく、純粋に保障だけを受けられる「掛け捨て型」が多いのが特徴です。
積立部分がないため、保険料を安く抑えることができます。
保障期間は限定的
定期保険のように「10年」「60歳まで」など、期間を区切って保障するタイプが中心です。
特に若いうちは保険料が安く設定されており、コスパよく加入できます。
保障額が少ない
高額な死亡保障や多くの特約を付けることは難しく、基本的に必要最低限の保障内容になっています。
その分、保険料が抑えられる一方で、手厚い保障を求める場合は別の保険を組み合わせるのがおすすめです。
なお、民間の生命保険と比べて非営利の共済(都道府県民共済やこくみん共済など)は掛け金(保険料)が割安な傾向があります。
共済と民間保険の違いについては、県民共済とこくみん共済の違いも参考にしてみてください。
関連記事:県民共済とこくみん共済はどっちがいいの?それぞれの特徴や保険との違いを徹底比較!
販売コストが低い
ネットで手続きできる保険は、営業担当者を介さない分コストがかかりません。
そのため、同じ保障内容でも保険料が割安になる傾向があります。
なお、民間の生命保険と比べて非営利の共済(都道府県民共済やこくみん共済など)は掛け金(保険料)が割安な傾向があります。
共済と民間保険の違いについては、県民共済とこくみん共済の違いも参考にしてみてください。
関連記事:県民共済とこくみん共済はどっちがいいの?それぞれの特徴や保険との違いを徹底比較!
健康状態に応じた割引制度がある
タバコを吸わない人や、血圧・BMIが一定の基準を満たす人は、保険料が割引される「優良体割引」などの制度がある商品もあります。
同じ内容でも、健康状態によってさらにお得に加入できるケースがあります。
このように、安い生命保険は「必要な保障だけを効率よく確保したい人」に向いている商品といえるでしょう。
保険料が安い代表的な生命保険
共済商品
共済は、特定の地域や職業の組合員がお互いにお金(掛金)を出し合い、万一の際に助け合う「相互扶助」の精神で運営されている保障制度です。
営利を目的としない非営利団体(都道府県民共済、こくみん共済 coop、JA共済など)が運営しています。
共済の掛金が割安なのは、営利を目的としていないためです。
事業運営に必要な経費を差し引いて余剰金が出た場合は、「割戻金」として組合員に還元される仕組みがあり、実質的な負担をさらに抑えられる可能性があります。
| メリット | デメリット |
| ・年齢や性別にかかわらず、掛金が一律のプランが多い ・決算で余剰金が出れば「割戻金」としてお金が戻ってくることがある |
・保障内容があらかじめ決まっているパッケージ型が多く、自由なカスタマイズはしにくい ・民間保険に比べて、保障額の上限が低め(もしくは高齢になると保障額が減る)の場合がある |
ネット保険
ネット保険(オンライン保険)は、申し込みから契約手続きまで、すべてをインターネット上で完結できる保険のことです。対面でのやり取りをなくし、デジタル化を進めることでコストを削減しています。
ネット保険の保険料が安いのは、販売にかかるコストを大幅に削減しているためです。店舗や営業職員を持たないことで、人件費や物件費などの経費を抑え、その分を保険料に反映させています。
| メリット | デメリット |
| ・24時間いつでも自分の好きなタイミングで申し込み手続きができる。 ・商品設計がシンプルで、保障内容が分かりやすい |
・営業担当者と対面で相談できないため、自分で保障内容を理解し判断する必要がある ・保障や特約の選択肢が少なく、手厚い保障や細かいカスタマイズには不向き |
少額短期保険
少額短期保険は、その名の通り「保険金額が少額」で「保険期間が1年〜2年と短期」の保障に特化した保険です。「ミニ保険」とも呼ばれます。
死亡保険や医療保険のほか、ペット保険、弁護士費用保険、チケットキャンセル保険など、特定のニッチなリスクに備えるユニークな商品が多いのが特徴です。
保障額を少額(死亡保険で300万円以下など)に限定し、保険期間も短く設定することで、手頃な保険料を実現しています。必要な保障を必要な期間だけ、ピンポイントで確保したい場合に適しています。
| メリット | デメリット |
| ・持病がある人でも加入しやすい商品も比較的多い ・ユニークな商品が多く、大手保険会社の商品ではカバーできないリスクに備えられる |
・保障される金額が少ないため、高額な治療費や遺族の生活費をすべてカバーするのは難しいことがある ・保険期間が短く、更新のたびに保険料が上がる可能性がある |
無駄がない分、コスパ重視の人には向いています。
ただし、特約が少なかったり更新で保険料が上がる点には注意。
どこまで保障が必要か迷ったら、お金のプロであるFPに相談して自分に合ったバランスを見つけよう!
安い生命保険のメリットと活用ポイント
安い生命保険は月々の負担を抑えつつ必要な保障を確保でき、家計にやさしいのが特徴です。
ここでは安い生命保険のメリットと活用ポイントを解説します。
・必要最低限の保障でシンプルに管理できる
・オンライン手続きで加入が簡単
・見直しがしやすい
月々の保険料を大幅に節約できる
安い生命保険は、一般的な保険と比べて保険料が低く設定されていることが特徴です。
基本的に掛け捨て型で、特約も絞ったプランが多く、余計なコストを抑えられます。
これにより、保険料を低く抑えつつ、必要な保障を確保できる設計になっているのです。
家計への負担を軽くできるため、教育費・住宅ローン・老後資金など他の出費に資金を回しやすくなるでしょう。
安い生命保険を選ぶことで、複数の保障を組み合わせて必要な保障総額を確保することも可能です。
具体的な保険料はプランや年齢、性別、健康状態によって異なりますので、契約前には公式サイトのシミュレーションで確認しましょう。
関連記事
生命保険には複数加入しても問題ない?複数加入のメリット・デメリットを解説
必要最低限の保障でシンプルに管理できる
安い生命保険は、特約やオプションが最低限に絞られるため、契約内容が明確になります。
さらに、保障内容がシンプルなため、将来の見直しや追加契約などの管理もスムーズです。
例としては、死亡保障のみのプランにすることで、保険料を抑えつつ、家族が最低限の生活資金を確保できるように設計できます。
複雑な特約がない分、契約後にも保障の内容を確認しやすくなるでしょう。
オンライン手続きで加入が簡単
安い生命保険の多くは、オンラインでの申し込みに対応しているため、手続きの簡単さが大きなメリットです。
パソコンやスマートフォンから、24時間いつでも申し込みが可能。
郵送や対面でのやり取りが不要で、契約までの時間を短縮できます。
画面上で必要事項を入力し、数ステップで申し込みが完了する場合も多いです。
加入手続きのみならず、契約後もマイページなどから内容確認や更新手続きが行える商品もあります。
そのため、忙しい人や店舗が近くにない人でもスムーズに加入できます。
ただし、対面での相談機会が少ない分、契約前に自分で内容をしっかり確認し、不明点は問い合わせ窓口で解消することが重要です。
見直しがしやすい
安い生命保険は、シンプルな設計のためライフステージの変化に応じた見直しがしやすい点もメリットです。
結婚・出産・子どもの独立など、生活環境の変化に合わせて保障内容を調整できます。
契約更新時には保険料や保障内容を再確認し、必要に応じてプラン変更をしやすいでしょう。
複雑な手続きや書類が少なく、見直しのハードルが低いです。
たとえば、子どもが独立して教育費の負担が減った場合、保障額を見直すことで保険料をさらに抑えられます。
逆に、住宅ローンの返済が増えるタイミングでは、保障額を増やすことも可能です。
安い生命保険は家計にやさしいだけでなく、生活の変化に応じた調整もしやすいことを理解しておきましょう。
特約が少なくシンプルで、内容を把握しやすくて見直しもしやすく、ネットで簡単に申し込める商品も多いよ。
迷ったらFPに相談して、無理なく安心できるプランを見つけよう。
安い生命保険のデメリットと注意点
安い生命保険は、家計の負担を抑えながら保障を確保できる反面、いくつかの注意点があります。
保障内容が限定されていたり、相談体制が十分でなかったりと、加入後に思っていたものと違ったと感じるケースも少なくありません。
ここでは、安い生命保険を選ぶ際に理解しておきたい代表的なデメリットを整理してみましょう。
・貯蓄性が高い
・対面サポートが少ない
・更新時に保険料が上がる
保障額や特約が限定的
安い生命保険は、保障内容をシンプルにして保険料を低く抑えるため、保障額や選べる特約が制限されやすいです。
高額な死亡保障はほとんどなく、医療保障や就業不能保障などを併せ持つ商品は少ないと言えます。
子育て世帯や住宅ローンを抱える家庭では必要保障額が不足するリスクもあります。
必要な保障が不足するリスクを避けるには、医療保険や就業不能保険など別の保険との組み合わせも検討すると安心です。
貯蓄性が低い
安い生命保険は掛け捨て型が中心で、解約返戻金や貯蓄性はほとんど期待できません。
払い込んだ保険料は基本的に戻らないため、教育資金や老後資金の準備には不向きです。
資産形成は積立型保険や投資信託で補う必要があります。
保険料を資産形成としても活用したい場合は、資産形成と保障の役割を分け、「安い生命保険は保障専用」と割り切るのがポイントになります。
貯蓄型の保険については、こちらの記事で解説をしています。
掛け捨て型の保険に入るのはもったいない?貯蓄型との違いやメリット・デメリットを解説
対面サポートが少ない
安い生命保険はネット完結型や通販型が多く、対面での相談機会が限られます。
契約や相談はオンラインや電話が中心です。
専任担当者による提案を受けにくく、保険に詳しくない人は判断に迷いやすいでしょう。
オンライン中心の保険は利便性が高い一方、保険知識が少ない人にとっては不安が大きくなりがちです。
保障内容の理解や特約の選択は自己判断が求められます。
対策として、疑問点は必ずコールセンターやチャットで確認し、複数の保険商品を比較して判断する方法があります。
更新時に保険料が上がる
更新型の安い生命保険は、契約当初は安くても更新のたびに保険料が上がります。
定期型保険は短期間の保障を低価格で提供する仕組みですが、更新時には年齢に応じて保険料が上がります。
子育て期間だけの保障であれば定期型で十分ですが、一生涯の保障を希望する場合は、更新型より初めから終身型や長期契約型を選ぶほうが総支払額を抑えられるケースもあります。
契約前に更新後の保険料シミュレーションを確認することが重要です。
更新型の定期保険は契約のたびに保険料が上昇します。
その他にも保険選びで失敗しないために、入ってはいけない保険について解説した記事もチェックしておきましょう。
関連記事:その保険加入、ちょっと待った!入ってはいけない保険ランキングとは!?
どのタイプが合うかは、FPに相談して見極めましょう。
自分に合った安い生命保険の選び方
安い生命保険を選ぶ際は、単に保険料の安さだけで判断せず、ライフステージ・必要な保障・保険会社の信頼性なども考慮することが大切です。
ここでは、自分に合った安い生命保険の選び方を解説します。
ライフステージに応じた保障設計を行う
ライフステージの変化に合わせた保険を選ぶことで、必要な保障を過不足なく確保できます。
たとえば、結婚や出産を機に家族が増えると、死亡保障や医療保障の必要性が高まります。
住宅購入時には、住宅ローンの返済に備えた保障が重要です。
ライフステージに沿った保障内容を意識すれば、無駄な保険料の支払いを避けつつ、最適な保険を選べます。
保険料と保障内容のバランスを考える
安い生命保険は、保険料と保障内容のバランスを考慮し、過不足なく保障を確保することが重要です。
安い生命保険は保険料が抑えられる一方で、保障内容が限定されることがあります。
「ただ単に保険料が安ければよい」と考えるのではなく、保障内容を踏まえて総合的に判断することが、安い生命保険を選ぶ際のポイントです。
保険会社の信頼性・サポート体制を確認する
安い生命保険を選ぶときには、保険会社の信頼性やサポート体制を確認することで、安心して契約ができます。
具体的には以下のポイントを確認すると良いでしょう。
・顧客満足度や口コミ
・契約後のサポート体制の充実度
保険会社の信頼性やサポート体制は、長期的な安心につながる重要な要素です。
財務状況や支払い実績を確認することで、保険金の支払い能力を把握できるでしょう。
顧客満足度や口コミは、実際のサービスの質の理解につながります。
さらに契約後のサポート体制が充実していれば、万が一の際にも安心です。
安い生命保険を見直すタイミングとポイント
「生命保険は一度契約すれば安心」と思われがちですが、実は定期的な見直しが欠かせません。
特に保険料の安さを重視して選んだ保険は、ライフステージの変化や契約更新のタイミングによって、保障内容や保険料が自分に合わなくなることがあります。
無駄な支出を防ぎ、必要な保障を確保するためにも、見直しのタイミングとポイントを押さえておきましょう。
・ライフステージの変化ごとに見直す
・契約更新前に見直す
ライフステージの変化ごとに見直す
結婚・出産・住宅購入・転職などのライフイベントの変化があると、保険の必要額や種類が大きく変化します。
ライフステージの変化によって必要な保障の内容も変わるため、保険の見直しは重要です。
独身時代は最低限の死亡保障で十分だったとしても、子どもが生まれた後は教育資金や生活費をカバーする保障が求められます。
また、転職によって福利厚生が変わる場合も、保険の役割を再確認する必要があるでしょう。
節目ごとに、現在の保険が自分の生活にフィットしているかを見直すことで、過不足のない保障を維持できます。
契約更新前に見直す
掛け捨て型の定期保険は、契約期間が終了すると更新が必要になりますが、その際に保険料が大幅に上がるケースが少なくありません。
特に年齢が上がるほど保険料の負担が重くなるため、更新前のタイミングで見直すことが賢明です。
自分にとって本当に必要な保障は何かを整理し、優先順位をつけることで、不要な特約や過剰な保障を削減できます。
見直しによって、家計の負担を軽減しつつ、安心感を維持することが可能になるでしょう。
安い生命保険に関するよくある疑問(Q&A)
安い生命保険に関するよくある疑問をまとめました。回答をぜひ参考にしてください。
Q1. 安い生命保険は本当に損しない?
保険料が安い生命保険は、家計に優しく、必要最低限の保障を得られるという点で魅力的です。
特に掛け捨て型の定期保険は、短期間の保障を目的とする場合に適しています。
一方で、満期時の返戻金がない、更新時に保険料が上がるなどのデメリットもあります。
一般的な終身保険や貯蓄型保険と比べると、長期的な資産形成や保障の継続性には不向きな面もあるため、目的に応じた選択が重要です。
Q2. 保険料が安い生命保険は保障が足りなくなる?
安い保険はシンプルな保障設計が多く、必要最低限のカバーにとどまる傾向があります。
そのため、結婚や出産、住宅購入などのライフイベントがあると、保障が不足する可能性があります。
また、インフレによって将来的な生活費や医療費が上昇するリスクも考慮すべきです。
保障内容が固定されている保険では、物価の変動に対応できないこともあるため、定期的な見直しが欠かせません。
Q3. ネット保険だけで大丈夫?
ネット保険は手続きが簡単で保険料も割安なため、忙しい人や保険にある程度の知識がある人には便利な選択肢です。
ただし、保障内容の選定や特約の理解をすべて自分で行う必要があり、誤解や見落としが生じるリスクもあります。
特にライフスタイルや将来設計に合わせた細かな調整が必要な場合は、ファイナンシャルプランナー(FP)など専門家への相談が有効です。
過不足のない保障を確保するには、第三者の視点を取り入れることが安心につながるでしょう。
まとめ
安い生命保険は、メリット・デメリットを理解していれば、非常に有用な保険です。
しかし、ある程度保険の制度や内容を理解できていない場合、「こんなはずじゃなかった」というギャップが生じる可能性が考えられます。
「保険を見直したい」「安い生命保険に加入したいけど自分では保険のことがよくわからない…」という人には、
「みんなの生命保険アドバイザー」は、2,000名以上のFPの中から、あなたに合った担当者を紹介してもらえるサービスです。
これまでの相談実績は40万件以上。2004年のサービス開始から20年近くが経ちますが、相談に対する満足度は95%と高い評価を受けています。
万一担当者の対応に不満があるときや、相性がよくないときは、WEBサイトから担当者の変更や中断を連絡できる「ストップコール制度」も用意しています。無理に保険加入を勧められることはありませんので、安心です。
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