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  • 公開日:2025.6.6
  • 更新日:2025.10.9

銀行口座は複数持つのが常識?口座を使い分けるメリットや目的別におすすめの銀行を紹介

銀行口座は複数持つのが常識?口座を使い分けるメリットや目的別におすすめの銀行を紹介

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銀行口座を複数持つメリット・デメリットを解説。資産管理やリスク対策に役立つ活用法を紹介します。

この記事の要約はこちら

・同一の金融機関では普通預金口座は1名義につき1つまで開設可能。
・複数の銀行口座を持てば、用途別にお金を管理できる。
・ペイオフ対策として、資産を分散させるメリットがある。
・口座が増えると管理が煩雑になり、家計管理が難しくなる可能性も。
・使用していない口座は見直し・解約も視野に入れるとよい。

家計管理や資産運用の効率化を目指して「複数の銀行口座」を活用する人が増えてきているようです。

しかし「そもそも何個まで持てるの?」「デメリットはないの?」といった疑問を持つ人もいるでしょう。

この記事では、銀行口座を開設する際の基本的なルールや、複数口座を保有するメリット・デメリット、使い分けのコツなどをわかりやすく解説します。

銀行口座は複数持てる?

そもそも、銀行口座は一人でいくつも持つことができるのでしょうか。

基本的なルールを確認しておきましょう。

違う銀行なら複数口座を持てる

結論から言うと、金融機関が異なれば、個人は何行でも口座を開設することが可能です。

例えば、A銀行に口座を持っている人が、新たにB銀行やC信用金庫で口座を作ることに制限はありません。

ネット銀行とメガバンク、地方銀行など、それぞれの特徴を持つ銀行の口座を複数持つことができます。

同じ銀行の口座は原則として複数持てない

一方、同じ銀行の同じ支店で、同一名義の普通預金口座を複数開設することは、原則としてできません。

これは、一つの口座で個人の取引は十分に管理できると考えられるほか、マネーロンダリング(資金洗浄)や振り込め詐欺といった金融犯罪に口座が悪用されるのを防ぐ目的があります。

ただし、個人事業主の方が事業用とプライベート用で明確に資金を分けたい場合など、正当な理由があれば、例外的に同一銀行内での複数口座開設が認められるケースもあります。

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銀行口座を複数持つメリット

では、なぜ銀行口座を複数持つことが推奨されるのでしょうか。

それには、家計管理やリスク対策の観点から大きなメリットがあるからです。

銀行口座を複数持つメリット
・用途に応じて使い分けられる
・銀行の破綻やシステムトラブルなどのリスクを軽減できる
・それぞれの銀行独自のサービスを受けられる

 

用途に応じて使い分けられる

複数の口座を持つ最大のメリットは、お金の流れを「見える化」し、家計管理を格段にしやすくできる点です。

すべての入出金を一つの口座で管理していると、何にいくら使ったのかが分かりにくく、つい使いすぎてしまう原因になります。

そこで、以下のように目的別に口座を使い分けるのが効果的です。

生活費用口座:給与の振込や公共料金、クレジットカードの引落しなど
・貯蓄用口座:将来のための貯金や、すぐに使わないお金の保管
・投資用口座:資産運用(NISAなど)のための資金移動

 

お金に「目的」という住所を与えることで、無駄遣いを自然と防ぎ、「気づいたらお金が貯まっていた」という理想的な状態を作りやすくなります。

銀行の破綻やシステムトラブルなどのリスクを軽減できる

複数の銀行に口座を分けておくことは、重要なリスク分散になります。

一つは「ペイオフ」への対策です。

万が一金融機関が経営破綻した場合、預金保険制度によって保護されるのは、1金融機関につき預金者1人あたり元本1,000万円までとその利息です。

1,000万円を超える預金は、複数の銀行に分散させることで、このリスクから大切な資産を守ることができます。

もう一つは「システムトラブル」への対策です。

特定の銀行でシステム障害が発生し、ATMやスマホアプリが一時的に使えなくなる事態は稀に起こります。

そんな時でも、別の銀行に口座があれば、生活費の引き出しや支払いが滞る心配がありません。

それぞれの銀行独自のサービスを受けられる

銀行によって、金利の高さ、手数料の無料回数、ポイントプログラム、提携する証券会社などは様々です。

複数の銀行口座を使い分けることで、それぞれの銀行が提供する魅力的なサービスを「おいしいところ取り」できるメリットがあります。

例えば、「A銀行は振込手数料が無料だから『使う口座』に」「B銀行は定期預金の金利が高いから『貯める口座』に」「C銀行は証券連携が強いから『増やす口座』に」といった戦略的な使い分けが可能です。

銀行口座を複数持つデメリット

メリットがある一方で、口座を増やすことによるデメリットも存在します。

対策とあわせて理解しておきましょう。

銀行口座を複数持つデメリット
・口座間の移動に手数料がかかる
・管理に手間がかかる
・使っていない口座は手数料が発生することもある

 

口座間の移動に手数料がかかる

「使う口座」から「貯める口座」へ資金を移す際など、口座間でのお金の移動に他行宛の振込手数料がかかる場合があります。

せっかく貯めたお金が手数料で減ってしまうのは避けたいところです。

ただし、多くのネット銀行では月数回の振込手数料無料の特典があります。

また、指定した金額を毎月自動で他行から引き落としてくれる「定額自動入金サービス」を活用すれば、手数料無料で資金を移動できるため、このデメリットは十分にカバーできます。

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管理に手間がかかる

口座の数が増えれば、その分キャッシュカードやスマホアプリ、WebサイトのID・パスワードも増えるため、管理が煩雑になりがちです。

また、資産が複数の場所に分散することで、自分の総資産がいくらあるのか把握しにくくなる可能性もあります。

対策としては、ID・パスワードを安全な方法で一元管理することや、複数の銀行口座やクレジットカードを一括で管理できる家計簿アプリを活用するのがおすすめです。

家計簿についてはこちら
家計簿は手書きとアプリどっちを選ぶべき?メリット・デメリット徹底比較|マネーメディア

使っていない口座は手数料が発生することもある

長期間入出金のない「休眠口座」に対して、口座維持手数料を徴収する銀行が増えています。

また、紙の通帳を発行する場合に手数料がかかるケースも出てきました。

使わない口座をそのまま放置しておくと、知らないうちに手数料が引かれ、残高が目減りしてしまう恐れがあります。

定期的に口座を見直し、不要なものは解約する習慣をつけましょう。

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銀行口座を使い分けるポイント

実際に複数の口座を使い分けるには、いくつかのコツがあります。ここでは、効果的な使い分けのポイントを解説します。

「使う」「貯める」「増やす」で3つの口座を使い分ける

まずは、お金の役割を大きく3つに分けて、それぞれに専用の口座を用意するのが基本です。

口座の種類 役割 活用法 銀行選びのポイント
生活費用口座 使う 給与振込、家賃や公共料金の引落し、
日常の決済
ATM・振込手数料の無料回数が多く、
利便性が高いこと
貯蓄用口座 貯める 生活防衛資金、数年以内に
使う予定のお金(教育・住宅など)
金利が高いこと、簡単には引き出せないこと
投資用口座 増やす 長期的な資産形成のための資金 証券口座との連携がスムーズで、
入出金手数料が安いこと

この3つの口座間で、毎月決まった日に定額自動入金・振込サービスを使ってお金を自動で移動させる仕組みを作れば、手間なく計画的な資産管理が実現します。

銀行の特徴を理解して使い分ける

3つの目的に合わせて、どの種類の銀行を選ぶかも重要です。

ネット銀行

ネット銀行は、手数料が安く金利が高い傾向にあり、スマホアプリの操作性も高いため、「使う」「貯める」「増やす」すべての目的で中心的な役割を担えます。

多くのサービスのハブとして、最低一つは開設しておきたい口座です。

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メガバンク

メガバンクは、全国に支店・ATM網を持ち、社会的信用力が非常に高いのが特徴です。

住宅ローンなどの大きな取引や、対面での相談が必要な場面で強みを発揮します。

「使う」口座や、信用力を重視する場合の「貯める」口座として活用できます。

地方銀行/ゆうちょ銀行

地方銀行/ゆうちょ銀行は、地域に密着したサービスや、全国津々浦々にATMがある利便性が魅力です。

特定の地域での優遇や、高齢の家族への仕送りなど、特定のニーズに合わせて活用すると便利です。

まとめ

銀行口座を複数持つことは、一見面倒に思えるかもしれませんが、家計管理の精度を上げ、将来のリスクから資産を守るために有効な手段です。

大切なのは、「使う」「貯める」「増やす」という3つの目的を明確にし、それぞれの目的に合った銀行を選ぶこと。そして、定額自動入金などを活用して、お金が自動的に目的の場所に振り分けられる「仕組み」を作ってしまうことです。

まずは家計の状況を整理し、この記事で紹介したポイントを参考に、口座の使い分けを始めてみましょう。

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