この記事の要約はこちら
・30代の独身女性で貯金なしの人は約9.5%
・30代独身女性は80%以上が100万円以上貯蓄をしている
・貯金なしのままだと、もしものことが起こった場合に対応できない可能性が高いため、貯蓄習慣を身につけていこう
30代独身女性で貯金がないと、将来に対する不安が募るものです。実際、貯金なしの状況はどれほど「やばい」のでしょうか?
この記事では最新の統計データを基に、30代独身女性の現状を分析し、今から始められる効果的なお金の貯め方をご紹介します。
無理なく貯金を増やし、将来への不安を減らす方法を見つけたい人は必見です。
この記事の目次
30代独身女性で「貯金なし」の割合は?
厚生労働省の「令和4年国民生活基礎調査」によれば、30代独身女性のうち全く貯蓄がない人の割合は約9.5%でした。
以下のように、他の年代と比べて「貯蓄なし」の割合は最も低くなっています。
| 年代 | 貯蓄なしの割合 |
| 20代 | 13.8% |
| 30代 | 9.5% |
| 40代 | 13.4% |
| 50代 | 14.7% |
| 60代 | 16.5% |
| 70代 | 16.6% |
| 80代 | 13.5% |
これには20代と比べて収入が安定し始める、いわば「働き盛り」であることなどが関係していると考えられます。
参考:厚生労働省 令和4年国民生活基礎調査
30代独身女性は80%以上が100万円以上貯蓄をしている
30代独身女性の90%以上が、何らかの形で貯蓄をしています。
以下の表は30代独身女性がどのくらい貯蓄をしているか、割合を示したものです。
| 年代 | 貯蓄なしの割合 |
| 50万円未満 | 11.6% |
| 50〜100万円未満 | 6.3% |
| 100〜200万円未満 | 6.3% |
| 200〜300万円未満 | 6.3% |
| 300〜400万円未満 | 11.6% |
| 400〜500万円未満 | 8.4% |
| 500〜700万円未満 | 16.8% |
| 700〜1,000万円未満 | 11.6% |
| 1,000万円以上 | 22.1% |
出典:厚生労働省 令和4年国民生活基礎調査
全体の80%以上が100万円以上の貯蓄をしています。さらに、1,000万円以上の貯蓄がある人も2割以上存在します。
30代は貯蓄のある人・ない人の差が広がりやすい年代といえるでしょう。
「貯金なし」の30代独身女性が抱える経済的リスク
30代独身女性にとって、貯金がないことは大きな不安要素になりえます。
ここでは、具体的にどのようなリスクがあり、どう対策すべきかを見ていきましょう。
・病気やケガをすると治療費が払えない
・働けなくなることで収入が減少する
・ライフイベントの費用が不足する
・急な出費に対応できない
病気やケガをすると治療費が払えない
突然の病気やケガは誰にでも起こりうるものです。特に重篤な病気の場合、治療費は数百万円に達することも珍しくありません。
たとえば、乳がんや子宮がんなどは30代から罹患率が徐々に高まっていく傾向があります。
がん治療では放射線治療や抗がん剤治療、手術などさまざまな治療を併用しながら、長期にわたって寛解(症状が落ち着くこと)を目指していくのが一般的です。
医療費については高額療養費制度を利用できるため、それほど負担が重くならない可能性もありますが、健康保険の自己負担分だけでも30万円から50万円ほどかかることもあります。
また、公的保険でカバーされない差額ベッド代や食事代、先進医療、自由診療などの費用も侮れません。
| 項目 | 自己負担費用 |
| 食事代 | 1食あたり490円 |
| 入院費用 | 1日あたり2.1万円 |
| 先進医療 | 約314万円(重粒子線治療) |
病気やケガで入院することになると、予想外に高額の支出が発生する可能性があります。
こうした事態に備え、治療費をカバーする医療保険やがん保険への加入、そして少なくとも50万円から100万円を医療費に備えて貯蓄しておくことが望ましいでしょう。
出典:厚生労働省 「健康保険及び国民健康保険の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額及び後期高齢者医療の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額の一部を改正する告示」の公布について
出典:厚生労働省 令和5年6月30日時点で実施されていた先進医療の実績報告について
出典:生命保険文化センター 2022(令和4)年度 生活保障に関する調査
働けなくなることで収入が減少する
病気やケガ、失業などで働けなくなれば、当然収入も途絶えます。特に注意したいのが、ストレスや過労などによる精神疾患です。
一般的に、精神疾患と診断された場合は、休職期間は3ヶ月〜6ヶ月に及びます。
失業手当や傷病手当金などの公的支援はあるものの、給与の全額が保障されるわけではないので、それだけで生活を維持するのは難しい場合もあるでしょう。
このようなリスクに備えるためには、半年程度無収入になっても過ごせるだけの貯金、つまり生活費が20万円なら120万円貯金しておくことが大切です。
また、働けなくなった時に収入の不足分をカバーできる所得補償保険や就業不能保険への加入を検討してみてもよいでしょう。
就業不能保険については、こちらの記事で解説をしています。
就業不能保険はいらないといわれる4つの理由|必要な人の特徴は?
急な出費に対応できない
災害や冠婚葬祭、引越しや自動車の修理など、突然の出費に見舞われることは誰にでもあります。
貯金がなければ、キャッシングやカードローンなどの借金に頼らざるを得ない場面も出てくるかもしれません。
借入額が増えれば増えるほど、利息も増えるので、返済の負担は重くのしかかります。
こうした事態を避けるためには、数十万円〜100万円程度の貯蓄をしておくことが大切です。
カードローンについてより詳しく知りたい方は、カードローンSELECTIONの記事を参考にしてみてください。
低金利のおすすめカードローンはどこ?金利と利息の抑え方・選び方のコツなどを解説!
ライフイベントの費用が不足する
結婚や住宅購入、老後の生活など、人生の節目には大きな資金が必要となります。
リクルートブライダル総研の「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023」の調べによれば、結納・婚約~新婚旅行までにかかった費用の全国平均は415.7万円です。
住宅金融支援機構の「2022年度フラット35利用者調査」調査によれば、物件購入価格に対して1〜2割程度を頭金(自己資金)として用意している人が多いことがわかります。
たとえば5,000万円のマンションを購入する場合、住宅ローンを組む場合でも500〜1,000万円程度の自己資金が必要になるということです。
また、老後の生活資金は一般的に2,000万円程度とされていますが、インフレや平均寿命が伸長していくことを考えると3,000万円以上必要になるかもしれません。
これらの大きなイベントに備えるためには、計画的な貯蓄と投資が欠かせません。
まずは毎月の収入から一定額を積立貯金に回し、少しずつでも資産を増やしていくことが重要です。
出典:リクルートブライダル総研 ゼクシィ 結婚トレンド調査2023
出典:住宅金融支援機構 2022年度フラット35利用者調査
【今すぐできる】30代の独身女性が「貯金なし」から抜け出すための方法
貯金を始めるのは簡単ではありません。特に、今まで貯められなかった人にとっては大きな挑戦になるでしょう。
しかし、諦める必要はありません。大切なのは、自分に合った無理のない方法を見つけることです。
ここでは、30代の独身女性が「貯金なし」の状態から抜け出すための具体的な方法をご紹介します。
貯金の目標を決める
貯金を始める際には、まず具体的な目標を設定することが重要です。
例えば、「1年後に50万円貯める」といった具合に、具体的な金額と期間を決めます。
目標があると、毎月の貯金額や進捗状況を確認することで達成感が得られ、貯金を継続する意欲が高まるでしょう。
また、目標を小分けにして段階的に設定することも効果的です。
たとえば、まずは3ヶ月で10万円、その次に半年で30万円といった具合に、小さな目標をクリアしていくことで、小さな成功体験を積み重ねられます。
固定費を見直す
貯金を増やすためには、まず固定費の見直しを行うことが効果的です。
固定費とは、毎月必ず支出する家賃や光熱費、通信費、保険料などを指します。
これらの支出を見直すことで、無理なく貯金に回せるお金を増やせるでしょう。
例えば、通信費を見直し、格安スマホプランに変更することで、月々数千円の節約が可能です。
また、不要なサブスクリプションサービスを解約することでも、無駄な支出を減らすことができます。
家賃についても、引っ越しを検討することで節約が可能です。
例えば、同じエリアでも少し離れた場所に引っ越すことで家賃を抑えられるでしょう。
光熱費については、契約プランの見直しや省エネ家電の導入、節電意識の向上を図ることで、月々の支出を減らすことができます。
また、生命保険に加入している場合は、不要な保障内容を減らしたり、他社の商品に乗り換えたりすることで、必要な保障を維持しつつも保険料を抑えることが可能です。
このように、無理なく続けられる範囲で固定費を削減することで、貯金の習慣を定着させやすくなるでしょう。
節電については、こちらのサイトもおすすめ
ソーラーパネル|Jackery(ジャクリ)
先取り貯金をする
貯金を確実に行うためには、給与が振り込まれたらすぐに一定額を貯金口座に移す先取り貯金が有効です。
先取り貯金をすれば、毎月の支出に貯蓄額が左右されることなく、確実に貯金を増やせるでしょう。
具体的には、給与日に一定額を自動的に貯金口座に振り替える設定をします。
例えば、毎月の給与の10%を先取り貯金に回すように設定すれば、年に12回の貯金が自動的に行われます。
この方法の良いところは、ほとんど手間がかからない点です。
先取り貯金をすれば、貯金が習慣化し、将来のための資金を着実に積み上げられるようになるでしょう。
30代独身女性が1,000万円貯めるためにやるべきことは?
貯金ゼロの状態から抜け出した後は、将来のライフイベントに向けて効率良く資産を増やしていきましょう。
30代は、時間を味方につけて資産運用をすることをおすすめします。もし運用に失敗しても挽回するチャンスが多いからです。
また、毎月コツコツ積立をすれば、たとえ1回あたりの投資額が少額であっても、複利効果によって、大きく資産形成できる可能性があります。
複利効果とは、投資で得た利益を再投資することで、資産が雪だるま式に膨れ上がっていく効果のことです。
たとえば、毎月3万円を20年間預貯金で運用した場合、元本は720万円です。利息はほとんどつかないものとすると、1,000万円を貯めるのは難しくなります。
一方、毎月3万円を20年間、4%の利回りに期待できる投資商品で運用すれば、最終的な資産額は1,100万円になります。
ここでは30代の独身女性が、資産を大きく増やす場合におすすめの運用方法を2つ紹介します。
NISAでの積立投資
NISAとは、投資で得た利益が非課税になる制度です。税金が引かれない分手元に残る金額が多くなるので、効率良く資産を増やせる可能性があります。
NISAにはつみたて投資枠と成長投資枠の2つの非課税枠があり、それぞれ年間で投資できる上限額や、対象商品が異なります。
初心者にお勧めなのはつみたて投資枠を活用して「積立投資」をすることです。
積立投資には以下のようなメリットがあるため、初心者でも取り組みやすいとされています。
- 大きな元手が必要ない
- 自動引き落としで先取り貯蓄ができる
- 商品の価格が高い時には少なく、安い時には多く買うので、購入価格が平準化される
- 相場を見ながら購入のタイミングを測る必要がない
- クレジットカードで積立をするとポイントが貯まる
iDeCo(個人型確定拠出年金)
iDeCoとは、豊かな老後を過ごすために設けられた私的年金制度です。
毎月掛金を拠出し、投資信託や保険商品などで運用をします。
60歳まで資金を自由に引き出すことはできませんが、毎月支払う掛金は社会保険料控除の対象になるため、高い節税効果を得られる点がメリットです。
iDeCoについては以下の記事でも詳しく解説しています。
30代独身女性で貯金なしの人は少数派
30代の独身女性で貯金なしの人はゼロではありません。
しかし、100万円以上の貯蓄をしている人が8割程度いることを考えると少数派といえます。
もしものことが起こった場合に経済的なリスクが高くなってしまうため、貯金ゼロの人は今からでも貯蓄習慣を身につけていったほうがよいでしょう。
具体的な貯金術や節約術をもっと知りたい!という人は、お金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談してみましょう。
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